俺「例の韓国のホラーゲームって続編あるそうだけど、ダウンロードするの?」
回答「ところがドッコイ、カートリッジ版購入なら1&2ともにプレイできるのだ!」
今回紹介するのは前回に引き続き、ヴァンブレイスを制作した韓国のゲーム会社ソフト「THE COMA2 VISIOUS SISTERS」です!
てか、アイキャッチ画像見て…
「え、ついに実写ゲーム化!?」
…というわけではなく、ゲーム特典として実写版ミナの背景画が見れます。
「え、ニンテンドーeショップの販売会社はコーラスワールドワイドって日本の会社みたいだけど?」
という疑問を感じた方は、前作記事をご確認いただければと…(後述リンク)
では、ゲーム内容の紹介です。
今作の主人公:ミナですが、前作にもチラホラ出演していました。
元々、前作の主人公:ヨンホの友達(ミナ曰く親友)で、前作では教室で倒れている際にヨンホに助けてもらったり、「ピザパン買ってこいイベント」をショートカットさせたり、エンディングで出てきたりしていました。
ちなみに、なぜ前作と今作は繋がるの?というと、今作の最初にチラッとは出ていますが、詳しくは前作の真ENDを見た方はわかるかと思います。
なお、前作をクリアしていなくても今作をお楽しみいただけるのですが、前作のエピソードなどを継承しているので、所々で「そうそう!」って感じにはなるかと思います。
例えば、妖のライター・ピザパン・保健室・開かずの物置・笛のマーク・テフンとか…
そんなこんなで本編の流れです。
前作の主人公:ヨンホが謎の病気により意識不明の状態が続いて大体3週間が経過しました。
(ゲーム中、2週間とも言われるので大体としましょう)
友人を見舞う主人公:ミナは、ヨンホが持っていた古いペンダントを預かります。
そんな学校と病院を行き来していた時期、成績が悪化してきたミナは狂犬(マ先生)の補講に参加します。
補講の休み時間、親友:ダヒョンからメールが届き、女子トイレで落ち合います。
相談内容は、不良兼野球馬鹿:ミョンギルがダヒョンを通じてミナに手紙を渡すよう五月蠅いということ…
煮え切らないミナの態度にダヒョンも困っている始末…(あれ、前作のミナと性格違う?)
そんなダヒョンのお詫びにカフェテリアでチョコを奢ることになるのですが、カフェテリアに向かうと、運悪くも面倒な張本人:ミョンギル、迷惑をこうむっている:ダヒョン、間の悪い登場:セホがやってきて…という、ちょっとしたゴタゴタに。
なお、ピザパンを要求するのを忘れない相変わらずのミョンギルだった…
次の補講時間が近い為、急いで自習室に向かったミナでしたが、次の授業は英語教師:ソング先生の授業です。
その日は、珍現象でスーパーブラッドムーンという赤い満月が夜空に上る日でした。
「今夜はちょっと早めに切り上げて、みんなでスーパーブラッドムーンを見ましょう!」
と、嬉しそうに微笑むソング先生…
ちっとも早く切り上げていないような気がします…
「え、韓国の進学校ってこんな時間まで授業するの?」
と、度肝抜かれる日本人であった…
学校から帰ろうとするミナでしたが、ふと奥の廊下を見てみると…
開かずの物置にある人が入っていくのを見かけます。
そうして、興味本位で開かずの物置に入ってみると…
という感じが今作のプロローグになります。
まあ、ぶっちゃけコーマ界に紛れ込むことになるわけですが、続きはゲーム本編に続く!
では、今作の感想として悪い点から行ってみましょう!
- 前作でもアイテム所持数6つと少なかったのに、今作は4つしか持てない。(後述)
- 開始早々から毒罠・出血・シャドウがいる!?
- 前作の殺人鬼なんて甘っちょろい!
- 今作もしっかり取り返しのつかないポイントがある。
- 絡め手がわかりにくい。
- セホ…( ;∀;)
- このゲームの一番の敵はリアルにいる!
悪い点①:今作は最初の状態でアイテム所持枠が4枠しかない!
これが最初に面食ったところです。
このゲーム、前作のアイテム所持枠6でもアイテムがかさ張るのに、更に少ない4枠から開始となります。
中盤以降のイベントで、多機能カバンをGetして初めて6枠にすることができます。
その代わり、どこかの主人公は所持金0ウォンから開始でしたが、今作のミナは1万ウォンから開始という富豪っぷり!
ちなみに、ヨンホの所持金が1万ウォンを超えるのは後半くらいです。
特に、あのたくさん入手できて、しかも使えない不遇のアイテムにも有効な使い道が出来たので、是非持ち歩きたかったのになぁ…
悪い点②:開始早々からシャドウ・毒罠・出血罠がゴロゴロいる
これも面喰いましたね…
てか、最初のドア開けた直ぐに罠とかどうなのよ…
※前作はドアを開けたら殺人鬼だったので、そう思えばまだ良かったと解すべきか?
前作の北館くらいの罠量から開始と考えて頂ければわかりやすいか?
悪い点③:前作の殺人鬼なんて甘っちょろい!
なんでしょう・・・即死が多いゲームです。
前作はまあ、体力とダメージがちゃんと機能していたのですが、今作は体力ゼロで死亡することは滅多にありません…
そのかわり、アレとソレに捕まったら即殺されますw
一応に罠には猶予時間、催涙スプレーがあれば反撃タイムがありますが、催涙スプレーの所持数MAXが1個!?と、本当に緊急回避程度でしかありません。
※なお、催涙スプレーは自販機で売ってます。(このせいで1万ウォンもってるのかも?)
催涙スプレーが切れたor後述の悪い点⑦により即死する事が多いゲームです…
あと、トイレとかロッカーに隠れても息をひそめる判定があります。(TRPGみたいな?)
失敗すると、もちろん…
悪い点④:今作もしっかり取り返しのつかないポイントあり。
ENDが変わるゲームにはあるあるな話ですが、今作は選択肢がどうとかではなく、ある場所に行って○○を手に入れたかどうかが一番の変わり目です。
特に私がハマったのは小鬼市場である物を取り忘れたという事です。
伏線は張られていたのですが、完全に忘れてました…
てか、そこに行かなければならない期限があるので、そこは要注意ですね!
(攻略記事を書くか書くまいか考え中…)
悪い点⑤:絡め手がわかりにくい
ゲームの中盤からの今作からの追加要素で、退霊マッチという便利アイテムを使用できるようになるのですが、コレが使用可能な状態になると、いつものようにアイテムを入手する機会がほぼ無くなります。
というのも、以降のほとんどのアイテムBOXは絡め手という鍵の様なモノでロックされ、開ける為には退霊マッチ(消耗品)を擦って開ける必要がでてきます。
なお、消耗品だからケチりたいところではあるのですが、厄介なことにマッチを擦った状態でないと調べるアイコンが出ないという不思議仕様の為、アイテムBOXがわかりにくいのが欠点となっています。
中盤以降、「あれ?アイテムなくない?」と感じる方はコレが原因です。
逆にこれに気づいたら、結構アイテム(特にコイン)が落ちていることに気づきます。
悪い点⑥:なにがあった、セホ?
…もう上の画像で察してください…
「さらば、少佐殿…」
悪い点⑦:このゲームの一番の敵はリアルにいる!
そう、このゲームの最大の敵はあなたのすぐそこ、手元にあります!
もうね、シャドウハーツで言う所のジャッジメントリングの目押しみたいに、誤作動されるとどうしようもない所が多いのです…
スティックの調子が悪いなぁと思ったら、コントローラーのバージョンUPや、スティック調整するようにね!
ちなみに、スティックの下の十字キーでプレイしてましたが、たまにスティックが誤作動して判定がぁ~!
次からは良い点いってみましょう!
- 最初からミナの衣装を変えることができるだと!?
- キャラクターは動き、アニメ調のシーンや一部に音声付き!
- 今回のイェソル様はアクションシーンもあるってよ!
- 色々登場人物が増えて各キャラの見せ場もあるぞ!
- 今作のENDは2種類のみ。頑張ったら初見1週でクリア可能!(注意あり!)
- やたらヴァンブレイスを推す。そして、今回もヴァンブレイスからあの人達が登場!
- 一番大きい仕様変更、それは日本式なホラーゲームなこと!
良い点①:最初からミナの衣装を変えることができる。
前作からの夏服もいいのですが、今作は最初からミナの衣装を変えることができます!
特にプレイには何の影響もありませんが、冬服とかメガネっ娘にしてプレイすることも可能です!
良い点②:キャラクターは動き、アニメ調のシーンや一部に音声付き!
ちなみに、Switchでの販売開始時期の順番は「ヴァンブレイス→ ザ・コーマ→ ザ・コーマ2」という販売の流れになりますが、そもそもの制作時期の順は「ザ・コーマ→ ヴァンブレイス→ ザ・コーマ2」の流れの様です。
その為、今作はヴァンブレイスの影響がよく見受けられ、一部ボイス有りやモーション&アニメーションがあったり、ダヒョンの回想シーンやイェソルの戦闘シーンはヴァンブレイスをプレイした方なら各シーンを思い出したのではないでしょうか?
良い点③:今回のイェソル様はアクションシーンもあるってよ!
前作では大活躍のイェソルですが、今作では登場から死にかけてます…
しかし、このゲーム:ザ・コーマは主人公&イェソルがダブル主演です!
というわけで、もちろん今作も大活躍するのですが、特に最終戦のイェソルの奮闘は必見です!(セホも戦うぞ)
あと、最後半にイェソルの謎について少し語られてます。
良い点④:色々登場人物が増えて各キャラの見せ場もあるぞ!
前作では登場人物が本当に少なかったのですが、今作ではしっかりとキャラが出てきます。
それぞれの見せ場もあるので、ぜひお楽しみに!
良い点⑤:今作のENDは2種類のみ。頑張ったら初見1週でクリア可能!(注意あり!)
というわけで、今作のENDは2種類です。
グッドエンドとバッドエンドと分かりやすいENDになっています。
また、今作でザ・コーマは完結とのことなので、終わりはしっかりしてほしいとこですね!
なお、初見1週でも両ENDいけそうな感じでもありますが、私は悪い点④で引っかかり、バッドエンドになってしまいました…
コレも良い点なのですが、各エリアの最後にイベントが仕込まれていて、達成状況でイベント内容が少し変わります。
その結果によって怪我をした場合、ダメージは次のエリアにも持ち越しされ、徐々にミナのグラフィックがボロボロになっていきます。
しかも、ダメージを負うと体力のMAXゲージも減らされてしまい、体力ゼロで死にやすくなるという特典(?)付きです!
ハードプレイがお好きならわざと失敗してみる?w
良い点⑥:やたらヴァンブレイスを推す。そして、今回もヴァンブレイスからあの人達が登場!
実は前作のザ・コーマでも、開始早々にヴァンブレイスの宣伝がちょっと乗ってたりするのですが、今作は激しく宣伝が入ってます。
ちょっと露骨すぎる感もありますが、コレ見て気にするのは、「きっとヴァンブレイスプレイヤーだから」でしょう…
そんなヴァンブレイスより、今回も参戦された方達が…
「ザッカード司令、衛士隊のお仕事は良いのですか?」
てか、司令は髪型を少しイメチェンされていらっしゃる…
この調子だとランヴィルも登場しそうですな…
ところで、やっぱりこの覚醒レイスさんも登場ですね!
前作から引き続きの登場ですね!
さり気にこの方、全作出演されていらっしゃるのでは・・・
前作では出会うまでが大変でした…
今作でも重要なアイテムを取りに行くのに助けてもらうことになるので、この人を見たらグッドエンドに近づいたという象徴なのかもしれません!
(ヴァンブレイスでは知らんw だが、出会わないとアイテム捨てることになるのでやっぱり会いたいw)
良い点⑦:一番大きい仕様変更、それは日本式なホラーゲームなこと!
これは前作の悪い点の改善が一番効いてますね!
前作はノンストップ制の為、アイテムでカバン開けてる間に殺人鬼に切り刻まれるという戦隊モノ&仮面ライダーもビックリ仕様だったのですが、今作ではちゃんとストップするようになりました!
そう、日本式のホラーモノ(戦隊モノ?)のようにちゃんとポテチ食べ終わるまで殺人鬼がジッと待ってくれるようになりました!(つまり、空気を読む)
…ん~、実際のところおかしいよな…
では、最後にまとめ行ってみましょう!
まとめ:
そんなこんなで、初回プレイ時間は7~8時間程度。
慣れたら全ページ集めての両ENDセーブで4時間くらいとなります。
そう考えると、MAPも増えた・アニメーション・一部声アリと色々仕様がアップグレードした作品ですね!
なお、今回購入したのはSwitchのカートリッジ版で、1&2両方プレイできる「ザ・コーマ:ダブルカット」でプレイしました。
コーラスワールドワイドさんがどの程度出荷したかわかりませんが、たぶんレアなソフトになると思いますので、一番探しやすいのはニンテンドーeショップでダウンロードするのが早いですね。
(特にセールの時に狙いたい)
さて、感想・評価としては以上ですが、ご興味持たれたら是非プレイしてはいかがでしょうか?
特に、ヴァンブレイスを楽しめた方はより楽しめるかと!
追伸:
地下鉄のプラットフォームでしばらく経つと日本語のアナウンスが流れます。
ゲーム中はずっと音声が韓国語なので、日本語がチラッと流れるとなんか嬉しくなりますね♪
コメント