俺「不思議の幻想郷?」
回答「トルネコとかシレンとかチョコボとか…やった事ないが」
というわけで、今回の記事はSteam版の東方系RPG:不思議の幻想郷FORESIGHTです!
今作攻略当時、RPG2作品+ARPG1作品と計3作品同時プレイしながら記事も書く「まさに不思議な状況」でプレイしてたのは秘密のお話…
では、開発関連確認していきましょう。
開発会社(サークル):AQUASTYLE、販売元:Phoenixx Inc(フィーニックス)。
コチラのサークルで開発された作品に不思議の幻想郷シリーズ(TOD RELOADED、ロータスラビリンスR、今作)があり、リズムゲームの東方ダンマクカグラの企画にも関係してる?
なお、Phoenixx Incさんを調べてみると日本の会社で主に東方系作品など扱われてますね。
特に気になったのは東方夜雀食堂(Switch版)の販売元みたいですね。
ではそんな感じで、私にとっての東方作品3作目行ってみよう!
では今回のお品書き↓
ゲーム紹介:
今作については物語のあらすじは抜き!(諸般理由により)
ゲーム紹介:
不思議の幻想郷はトルネコやシレンなどの不思議のダンジョン系作品です。
ちなみに私はこの手のゲーム初となるのですが、今作:FORESIGHTは作品群の中でも異質な系統。
大多数の作品がダンジョン進行開始時はLV1からスタートするのに対して、今作はLV&経験値を維持したままでダンジョンを突き進みます。
要は通常のRPGの仕様と考えればOK。
LV以外の成長要素としては

敵を倒して手に入れたLPを消費して、手に入れたキャラリンクからスキルを取得して霊夢&パートナーを強化してきます。
どのスキルにLPを振っていこうか?
悩んだらとりあえず好きなように割り振って、各ステージ敵と属性が合わないと感じたらスキルをリセットしてスキルを振り直していく感じです。

リセットするのにアイテム消費などのデメリットがないので気軽に割り振ってOK!
あと、今作の特徴としてパートナー制を採用しており、キャラ制限がされていない限り仲間になったキャラを連れ歩くことが出来ます。

誰を連れ回せるかはアイキャッチ画像をご確認いただければ…
なお、キャラが違えば特技やスペルも変わります。
どのキャラを連れ回すのが正解か?
大切なことですが、ココは幻想郷!
アナタの推しを連れ回すのが一番楽しいと思いますよ…(ノД`)・゜・。
では、恒例の悪い点から…
悪い点:3点
- 変態装備が作れない!
- 超個人的な理由!
- 不思議のダンジョン経験者ほど…?
悪い点①:変態装備が作れない!

今作の装備でカスタム可能な事は、強化上限までの攻撃力&防御力アップ、印の搭載、装備の外見をコピーするのみ!
購入前に前作の情報をフォロワーさんから頂いてたのですが、前作では武器合成が素晴らしかったらしく…
15回攻撃+全方位攻撃+長射程+デバフ付与+回復!
とかいう、ウォーズマン理論のような呪文を唱えられていたので、正直その凄さがまるで分っていなかったw
なんかカンスト装備を数百回掛け合わせるとかナントカ…
ヘビーユーザー過ぎやしやせんか?(;´Д`)
正直そこまで鍛えなくてもクリア可能なのですが、ヘビーユーザー程ドハマりする仕様なのはわかりました。
私はライトなプレイヤーなのでそこまで考えてませんが、それでも今作のカスタム要素は少々味気ないとは思ってます。
特に印についてはもう少し弄らせてほしかったかな?
例えば、特効や耐性などの〇・□印を重複可能としたり、複数積めるとか?(ゲーム性崩壊しそうではあるが)
逆にそこまでやらなくてもクリアできますよ?という意思の表れか?
悪い点②:超個人的な理由!

ご想像にお任せします…
悪い点③:不思議のダンジョン経験者ほど…?
私にとって今作が不思議のダンジョン初作品になるのですが、RPG作品としてとっつきやすい作品でした。
今作は本来の不思議のダンジョン系作品からすると結構な異端児で、装備合成の件は勿論、LV継続制についてもかなり賛否が分かれるようです。
開発陣が今作をどの様な位置づけで開発したかによって評価が変わる?
※↑上記補足:
コレを書いた後、物語の最佳境にて今作の物語のキモが語られます。
今作は物語プロットを重視した作品と感じており、LV継続性が妥当というかLV継続性でないとダメだと考えます。(良い点⑦)
少なくとも…(まとめへ)
では良い点へ!
良い点:10点
- セール利用でお得に購入可能!
- 原作を追体験(?)可能!
- 東方シリーズキャラ多数登場!
- 原作アレンジ曲BGM!
- 各ステージボスの必殺スペル演出!
- やっぱりカワイイキャラ&声優さん!
- 今作は物語重視作品!
- 私はパチュリー推しですが…
- レミリアお嬢様!?
- EDソングで癒されよう!
良い点①:セール利用でお得に購入可能!
2025年スプリングセールで衝動買いした作品!
私はこのセールで通常価格:4,400円→30%Offの3,080円で購入しました。
今作はSwitchでも販売中で、過去のセールでも30%Offの3,465円で販売されていたようです。(Switchの方が通常価格が高いあるある)
なお、私がラスボス撃破までにかかった時間は53時間、ダンジョン挑戦回数61回でした。
橙にどれだけやられたことかw
インディーゲームとしては少々高めな感じがしますが、クリアまでのプレイ時間が相応にあるのと未だクリアしていないダンジョンも多数あるのでやり込み勢であれば更に長時間遊べます。
私としては初めての不思議のダンジョン系作品であり、悪い点③の影響がなく、かつ良い点②⑥⑦が効いており、チートなボス達との攻防も楽しめたと思います。
良い点②:原作を追体験(?)可能!
私は二次創作作品:幻想のヴァルキューレから東方Projectの世界に入ったので原作など知ろうはずも…
ですが、今作は諸般の理由により主人公:博麗霊夢による原作の追体験(?)が可能な作品!

- なんで紅魔館の面々と知り合ったの?
- 妖夢の主、幽々子様って何者?
- あの漢字は何て読むの?(制服兎の件)
この辺を知ることが出来て良かったと思います。

とは言え、あくまでも追体験(?)ですけどねw(詳しくは書けません)
逆に原作を既に履修済みのファンからするとイマイチ感はあるのかも?(※良い点⑦も確認ください)
良い点③:東方シリーズキャラ多数登場!
今作をプレイして、私にとっての初登場キャラは計31人!?
- 作品不明(?):光の三妖精、魅須丸、翠華、霖乃助、美宵、たかね、小傘、エタニティラルバ、成美、山如、わかさぎ姫、董子、○○、??????
- 紅魔郷:プレイ作品で全員出てたw
- 妖々夢:アリス、レティ、橙、プリズムリバー三姉妹、リリーホワイト、幽々子様
- 永夜抄:慧音、リグル、ミスティア、優曇華、てゐ、永琳、輝夜
という感じに、訳ワカメ!ヽ(^o^)丿
もちろん、ただの敵キャラとして登場するだけのキャラもいるので、結局この子は何者?状態は続きますが…
基本、各ステージで原作登場キャラ+α(妖精さんとかモブキャラ)が敵として登場する感じですね。
とは言え、前作よりも登場キャラ数は少ないそうなのでそこは注意。
良い点④:原作アレンジ曲BGM!

↑という感じに私にとってはニコニコ動画時代にどこかで聴いた名曲が流れてきます。
そもそもこのシリーズは原作アレンジ曲BGMが凝ってるらしい(前作プレイヤー情報)。
なお、ダンジョンで曲が変わる毎に曲名紹介が入ったり、システム画面でBGMの確認ができます。
曲は良いのですが、クリア特典でBGM視聴モードは欲しかったなぁ…
良い点⑤:各ステージボスの必殺スペル演出!
ボスキャラ戦において、各ボスが必殺スペルを使用するときにカットインが入ります。
こういうの嫌いな人います?w
また、各章のラスボスは総じて凶悪な強さなのもさることながら…

彼女達の必殺スペルはアニメーション付き!
3作品皆勤賞のレミリアおぜう様、今作が最も輝いておられるっ!
最凶の吸血鬼を満喫されているおぜうを目の当たりにして大興奮→そしておぜう敗北!
そんな感じに、スピア・ザ・グングニルの演出が凄まじい!
他、幽々子様の腹グロ演出や輝夜のやりたい放題感もまた良き!
ただし、せっかくの演出もボス戦でしか流れない。
ギャラリーで再視聴可能にしてほしい!
良い点⑥:やっぱりカワイイキャラ&声優さん!
東方キャラと言えば、魅力的でカワイイキャラクター達!
という訳で、イベントのあるキャラは声優さん付き!
そんなわけで今作代表キャラを調べてみました(※あくまでも私基準・敬称略)
- 博麗霊夢&西行寺幽々子(佐藤聡美):風都探偵(園崎冴子)、メリエッタ(アーシャのアトリエ)、ディーア(鬼ノ哭ク邦)
- 霧雨魔理沙(日笠陽子):羌瘣(キングダム)、霧切響子(ダンガンロンパ)、ラフタ(オルフェンズ)、ピトフーイ(GGO)
- 十六夜咲夜(水橋かおり):マミ(まどマギ)、レン(メルブラ)、ネザリア(魔女百)、シェマ(ソウルクレイドル)
- 魂魄妖夢&紅美鈴(南央美):ミリア(ソードマスター)、しまじろう、ホシノ・ルリ(ナデシコ)、めそ(マサルさん)、小牟(ナム×カプ)
- 鈴仙・優曇華院・イナバ(山口立花子):うどんげ(前作)
- 伊吹萃香&八意永琳(種崎敦美):ルカ(ルフ魔女)、冬坂五百理(十三機兵)、龍賀沙夜(ゲ謎)
- パチュリー・ノーレッジ(米澤円):東風谷早苗(前作)
なんか意図的に目立つような仕様になってますが、きっと気のせいです。
もしそう見えたのならば、それだけ私にとっては大切な作品&キャラという怨念の様な何か?なのかもしれませんね。(ニッコリ)

それとは別件で小悪魔がカワイイ!
良い点⑦:今作は物語重視作品!
良い点②の通り原作を追体験する内容になっています。
しかも、原作とは少々違った点が何点かあるかもしれませんが…
あまり深くは書けませんが、とりあえず前後半で物語がガラリと変わる…とだけ言っておきます。
この物語だったからこそ、悪い点③の不思議なダンジョン作品では異端のLV継続制採用となったと思います。
良い点⑧:私はパチュリー推しですが…
東方作品と言うと、魅力的なカワイイキャラが活躍=キャラゲー感もある作品だと思いますが、先の悪い点②の通り…
私の推しはパートナーに出来ません…
なんですけども、今作は魔理沙推しの人に特にオススメな作品なんじゃないか…とは思っています。
今作登場キャラで、とりわけ魔理沙は物語で一番頑張ってる印象を大変強く感じている。
深くは言えませんが、魔理沙を主軸とした霊夢との友情物語という感が結構強いので、そんな物語が見たい方にオススメします。
あと、魔理沙が本当に困った時にはパチュリーを呼ぶし、パチュリーも図書館から出てきてくれる関係性なのも良いです!
※出番が終わった感のあったパチュリーが突然登場してきて嬉しくて叫んだプレイヤーより
良い点⑨:レミリアお嬢様!?
完全主観の良い点ですが、レミリアお嬢様がかなりの切れ者で描かれてます。
私の中で凝り固まったおぜうのイメージ:ポンコツ厨二病!
今作は「おぜう」ではなく…「レミリアお嬢様」と呼ばれるにふさわしい!
フォロワーさんから聞いた話ですが、本来のおぜうはちゃんとしてるらしい…
良い点⑩:EDソングで癒されよう!
エンディングにて主題歌が流れます。
主題歌:Memento Vo:中川 奈美
そもそもイラスト&グラフィックがキレイな作品ですが、エンディング中もプリズムエフェクトがキレイでした。
中川奈美さんを調べていたのですが、鬼滅の刃:竈門炭治郎の歌を歌われた声優さんのようですね。
何か聴いた事ある…な癒されボイスでボス戦で疲弊しきった体を癒しましょう…
なお、今作はクリアしてもオマケのBGMモードはありません。
もう一度聴きたい方は物置にあるADV回想でラスボス撃破後のイベントで再視聴可能です。
ではまとめへ!
まとめ&今回の関連記事とオススメ&追伸
まとめ:

不思議なダンジョン風味のRPGというのが解りやすい表現。
前作に比べてゲームシステムとしては大人しい調整となっており、過去作:不思議の幻想郷シリーズを楽しんだ人ほど敬遠しそうな作品?
SNSで前作をプレイしてた方が色々極めたプレイ動画を上げていましたが、とにかく前作がはっちゃけ過ぎてて今作のゲームシステムでは多分満足しないかも感が半端なかったというのが率直な感想。
私の場合、
- 原作の追体験
- とっつきやすい不思議なダンジョン(LV継続によるオーソドックスなRPG風)
パチュリーを連れて歩ける- 大好きな声優さんが演じている
- 東方原作寄り物語重視作品
という所が今作の魅力として大きいので、比較的珍しいタイプのプレイヤー視点の評価になるかと思います。
特に今作をプレイする上で
- 原作など幻想郷の物語を知っている→そもそも追体験不要
- 不思議のダンジョン経験者→今作は異端なシステム
- 推しキャラor声優さんがいない→前作に比べて登場キャラが少ない
この辺に該当する人で、特に前作のゲームシステムにドップリハマった人ほど、今作は結構厳しいのかもしれない?
今感じているのは…
- ハチャメチャ感のあるゲーム性重視のローグライト作品=前作
- 開発陣による物語重視の不思議のダンジョン系RPG=今作
という位置づけなんじゃないかと思っています。
しかも、今作はナルイ感じのRPGでなくてしっかりプレイヤーを殺しに来る難易度だと感じています。
※不思議のダンジョン系初プレイヤーの感想
前半は脳筋プレイである程度行けますが、ステージボス戦(レミリアお嬢様位)でその強さに絶望し、以降のステージボス戦で毎回絶望させられる感じ。
後半は雑魚戦でも脳筋プレイに限界が生じ始め、お札の存在に助けてもらいながら窮地を脱出していく事に…
特に出会い頭の雑魚敵に殲滅させられる絶望感は格別…(要注意キャラ:橙)
ボスにボロ負けしてから、特効武器や特効防具の強化、耐性などの合成下準備を経て撃破し、次のボスで絶望してからの以下省略みたいな進め方になるのではないだろうか?
そんな感じでプレイして、なんとかチートだらけなボス&ラスボス撃破、エンディングに行き着いた時の達成感を味わう作品?
物語重視作品ですが、真に今作の物語を楽しめるのは原作を知らないプレイヤーなんじゃないか?と思ってます。
原作STGの弾幕乱舞を見て「気が狂ってるんじゃないか?」と思ってしまう層(主に私)でも、「RPGなら親しみ持てる」層への原作寄り二次創作作品としてオススメできるのかもしれない。
それこそが、前作までと打って変ってLV制導入や合成システムを簡略化した理由なんじゃないかと…
※但し、不思議のダンジョン系としては異端作品。
そして、幻想郷に初めて入ったプレイヤーが世界観を把握しやすいように「主人公:博麗霊夢」の物語として、その相棒:霧雨魔理沙がその脇を固めるのもプロット通りだったのではないか?
と、あくまでも原作寄りの幻想郷を今作で初めて味わったプレイヤーの感想です。
●私が初めての幻想郷入りした作品↓
●パチュリーによるヴァンサバ系ゲーム↓
●推しキャラを崇め称えよ!↓
●ソードマスター関連の始まり
追伸:
なお、この記事書いている際に前作:TODリローデッドやロータスラビリンスを調べてましたが、パートナー連れ歩けるの?w
ロータスラビリンスに至ってはパチュリーをパートナー…
(;゚Д゚)ええええっ!?
とはいえ、過去作は何度もアップデートなりDLCなりで拡張されていった結果のようなので今作もひょっとしたら?
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