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ジャックダニエル 感想・評価

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いつもの前振り

俺「何かウイスキーを知らない時でも聞いたことある銘柄だね」

回答「名前も逸話もボトルデザインも…なんかカッコいい!」

というわけで今回の記事は、お酒飲んだことがない人でもなんか聞いたことあるぞ? な銘柄「ジャック・ダニエル」です!

てか、ボトルデザイン自体がカッコいい角付きを持ち、ウイスキーの琥珀色の上に黒いラベルが合わさって…ボトルデザイン良いよね!

現在はバーボン:アーリータイムズを製造販売しているブラウン・フォーマン㈱に買収され、日本ではサントリーからアサヒビールに輸入会社が変わったそうな。

ちなみに、ジャックダニエルは各界の著名人から愛されているそうで、

  • ジャズ歌手:フランク・シナトラ 棺桶にボトルを入れて埋葬される程。数量限定のシナトラセレクトという銘柄も存在する。
  • 俳優:柳楽優弥 蒸留所創業150周年PRに参加。「父親の経済力と母親の狂気!
  • 歌手:高見沢俊彦 ジャックダニエルのギター所有…しかし、メルカリとかでも売って…

という方々が好んだそうなのやらこうやら…

そんなジャックダニエルには、ウイスキー好きな方が特に気にされている問題(?)があるそうで…

「ああ、ジャックダニエル? アメリカのだからバーボンでしょ?

何て言うと、大変なことになるらしい(嘘か本当かはわかりません…)

そんなこんながあるようなので、当ブログで5大ウイスキーのカテゴリーと作るとき、(面倒そうなので)アメリカンにしとこう…うん…という感じにジャンル分けしたのであった…まる。

まず、バーボンと名乗る上で色々と条件があるようで、

バーボンのザックリ条件
  1. アメリカ合衆国で製造
  2. トウモロコシを原材料の51%以上使用
  3. 熟成には新品のオーク樽を使用
  4. アルコール度数40%以上でボトリング

というアメリカの法律の規定に沿ってないとバーボンと名乗れないようです。

特に③の新品のオーク樽を使用というのが中々に厳しいですよね…

また、この兼ね合いでバーボンに使用後の樽をバーボンに再利用できない為、スコッチなどの他のウイスキーにて再利用している流れへとなっていってるようです。

通りで、他のウイスキーでバーボン樽熟成が流行るわけですね…(シェリー樽が…)

では、一方のジャックダニエルはと言うと、

テネシーウイスキーのザックリ条件
  1. バーボンの規定条件を守る
  2. テネシー州で製造
  3. チャコールメローイング製法で作る(サトウカエデの木炭で濾過する)
  4. ③の製法で使用されるサトウカエデもテネシー州のものとする

要は、バーボン以上に厳しいッス

なんでしょうね、ゲームで言う所のハードじゃなくてヘル! みたいな?

そんなこんなで、こんなスローガンがあり…

「スコッチでもない、バーボンでもない、ジャックダニエル!」

なるほどね…(だからバーボンと言うと怒られるのね…)

では、行ってみましょう!

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△ストレート:

香りは、アルコールとキャラメル香の同時攻めからの弱い溶剤臭が追いかけてくる…

味わいは、クッと酸味が来てからのキャラメル…そして、最後にアルコール感のピリッと感…、喉元は温かくキャラメルと酸味が残る感じ。

ん~、キャラメルはともかくストレートならもっと良いのがあったような…

△ロック:

ブランデーのロックを飲んでからのジャック・ダニエルのロックだったので、香りがこうも180度(?)違うのがまた心地良かった!

ランデーが女、コイツは髭の漢だなぁ…

でも、ワイルドターキー程にガツンと来ない溶剤臭なので、まだまだちょっと優男?

〇トワイスアップ:

香りは、溶剤臭を通り越した何か? 悪い意味ではない溶剤臭ダッシュ!

甘い溶剤臭? 悪くはないぞ!

味わいが意外に甘め、特に余韻の方が喉も奥で甘いのがずっと残る。

良いですね!

〇ハーフロック:

香りはバニラ&溶剤臭で両方ともに同じくらいの強さ。

あと、最近IWハーパー以外でも感じ始めたバナナ感が小。

味は…最後の余韻がハチミツ? いや、メープルシロップ風の弱甘さが長い。

ちょっと飲んだだけでも、甘みがわかった!

ほほうコレ、良いかも!

◎ハイボール:

味はニッカスペシャルとかグレングラントみたいな飲む→あまっ!という感じではなく、余韻の方に薄くメープル感(?)のような甘みが残る。

ハイボール比較で例えると、後述へ!

◎コーラ割り:

俗に言うジャック・コーラ(コーク? どっち?)

香りは溶剤臭の方が強い。

味もコーラの甘さに余韻がバーボンいや、テネシー味と言うべきか、バニラが追加♪

おいし~い♪

?ジンジャー割り:

香りは…バナナミルク? なぜそうなる?

味わいは、余韻に極甘な…なんだろう…印象としてはアジアにありそうな甘いミルク飲料の何か?

これは…飲めるけど違和感しかない…

というわけで、まとめへ!

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まとめ:

オススメは断然ハイボールジャック・コーラ!

次点では、トワイスアップやハーフロックなどの加水系も良いですね!

ジンジャー割りは…う~ん…化学変化?

ジャック・ダニエルのハイボールを飲んでて、「何か系統っぽいのがあるなぁ」と思ったことがあります。

2,000円以下で、どこでも手に入るアメリカン銘柄&今まで記事にしてきたモノとしてのザックリな感想(ハイボール限定)は…

  • 酸味&さっぱり:メーカーズマーク
  • 平均的+バナナ:I.W.ハーパー
  • 甘み推し:ジャックダニエル
  • コイツは野太いZE!:ワイルドターキー
  • ジュース割り:ジムビーム

ん? ハイボールではないモノも含まれてたような…まあ、いいかw

あくまで私の感想でのザックリ系統なのですが、純粋なハイボールではメーカーズマーク/I.W.ハーパー/ジャックダニエルの3択かな?

あと、他にも別銘柄を飲んだことが合って、それはこの系統には入らないモノ(あんまり売ってないモノ)なのですが、それはまた別の機会で…という感じで行こうと思います。

ところで話は変わり、実はこの銘柄は2本目で、結構飲み初めの頃にお試しでミニボトル購入したことがあります。

その時は700mlボトルでも税抜で2,000円超えてたはずなのですが、最近はI.W. ハーパーやワイルドターキー8年にしてもチョイチョイ酒屋さんを見てると安い所で税抜2,000円切ってきてるんですよね…

消費者的には嬉しい話なのですが、特にアメリカンに見受けられるのは何なんだろう? と思っています。(スコッチはその逆に上がってる気はする…)

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種類:アメリカン(テネシー)・ブレンデッド

度数:40%

価格:1,980円/700mlボトル(税抜・酒屋価格)

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