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死ぬほど読めて忘れない 高速読書 感想・評価

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俺「本をたくさん読みたいから速読の練習しようかな?」

回答「速読チャンピオンが読んだ本の感想を聞きたい?」

今回紹介するのは、何度か今日のワードでも出典元になっている名著:「高速読書」です。

ちなみに本書から結構気になったお話があったのでカテゴリー:今日のワードで記事に載せているものがありますので、ソチラも読んでいただけると幸いです。

本を読んでて思う事なのですが、「本を読むのに時間がかかりすぎる」・「このページよくわからなかったから、もう一回目を通そう」など、大多数の方がそう思っているのではないでしょうか?

ちなみに、私もその一人です。(とは言いつつ、最近は本を読む時間が確保されつつあるのでチョイチョイいい感じに読めているのですが…)

特に、読み終わるまでに時間がかかる人について、大抵の方はこう思うと思います。

「速読を身に付けたらもっと早く読めるかな?」

速読…素早く読めたらたくさんの本が読めるし、分からなくても何度でも読み直すことが出来そうですね。

しかし本書では、脳科学的に速読術の実現は難しいとしています。さらに脳にかなりの負担を強いるとのこと。

2016年カリフォルニア大学の速読に関する論文にて、目でページをカメラの様に読み取ったり、眼球を素早く動かすという眼球を鍛えるテクニックは意味がないとしています。

先の冒頭の話にもなりますが、2008年に速読大会のチャンピオンになった人に、当時のハリーポッターの最新刊を読んでもらい、感想を聞くという実験をしました。

確か、あのシリーズの本はとても分厚い本だったと思います。(参考:ハリーポッターと死の秘宝 608ページ)

速読結果、かかった時間は約45分!そして肝心の感想については…

チャンピオン:「最高傑作、子供たちに人気があるのがわかる!子供たちの想像力を掻き立て、心を悲しませるシーンもあった。でも、この作品は最高だ!」

・・・とのことでした。

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先の件を含め、折角本を読むのだから記憶に留めつつ、どうしたらたくさんの本を読むことができるのか?という話になります。

ここからは、先回紹介の名著:「レバレッジ・リーディング」も含んだ話になりますが、読書の常識を覆す必要が出てきます。

コチラの本でも出てきたカラーバス効果を利用し、本の中の必要箇所をピックアップし、代わりに不要個所を読まないことが重要になってきます。

本書でも、全てが大切だと思えば全て大切に見えてくるので、自分に必要のない所は読まないように意識することを伝えています。

では、実際の高速読書の読み方ですが、

一番理想的な高速読書の状況として、イメージとしては立ち読みを挙げています。

その要因としては、

  1. 限られた時間でのつまみ読みをしている。(集中+無駄省き)
  2. お金を出していない為、コスト概念がなくプレッシャーもない。(脳がリラックス)

といった点が挙げられています。

まず②について、心理的な負担を抱えていると脳の働きが鈍くなる性質があるため、できるだけリラックスすることを挙げています。

例えば、「1回で記憶しよう」・「一気に読んでしまおう」と気負って読書をしても、脳が焦ってしまって不要個所や何度も同じ所を読み返してしまうというロスが発生してしまいます。

そんな心理的な負担を軽減するため、高速読書では「3回読んで理解する」というスタンス(わからなくても次で理解しよう)をとっています。そのかわり、各回ごとに制限時間を設けて、①の集中力を上げています。

では、実際の読み方に行ってみましょう!

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高速読書 1回目 目標時間:15分

漢字+逆説接続詞リーディング、ドッグイヤー、文字を振り返るな!

まず、先の「レバレッジ・リーディング」の読み方とは違うのですが、目次は見ません!更に言えば、あとがきも基本見ません!

見るのはタイトル・帯・カバーの前袖・著者プロフィール。ササっと見てから「さあ、開始!」

早く読むコツ:

  • 漢字だけリーディング:漢字1字に情報あり!平仮名を多少飛ばしても9割は理解できてしまう。
  • 逆説の接続詞に注意:「しかし、ところが」等。コレの後には重要事項が多い。
  • 文字を振り返るな!:とりあえず読むのが重要。読み返すのは時間ロス。
  • 付箋よりもドッグイヤー:自分が重要だと思うページはドッグイヤーをする。

なお、これは「レバレッジ・リーディング」でもそうですが、本書でも本はボロボロになるまで使い倒すことを前提としています。もしも貴方が、

読み終わったら、この本売ろうと思っているのに…

と、後悔しそうな方は「レバレッジ・リーディング」も含めて本書をお勧めしません。

高速読書 2回目 目標時間:10分

ドックイヤーを中心に、青線+感情を青字で殴り書け!

さて、高速読書2回目ですが、この時、1回目とは違う場所で読むと良いそうです。(コレは3回目も含む)

理由は、読書時間を分散する(3回読む)方が脳に記憶が留まりやすく、それぞれ別の場所で行う方が効果が高いという事が脳科学の研究で証明されているからです。

2回目の目標時間は10分。更に短時間となりましたが、でも大丈夫。全体像は1回目で何となく把握していると思います。しかも、今回読むところはドッグイヤーがしてあるページを中心に読むからです。

実際にドッグイヤーページを読んでいくのですが、気になった箇所や為になった文章があれば、その時の感情(感動や驚きなど)を青ペンで殴り書きしてみてください。

理由は、またまた脳科学の話となりますが、記憶を司る海馬と感情を司る偏桃体は位置的にある場所が近く、感情を出して偏桃体を活性化させれば海馬も活性しやすくなるということ。そして、その時の感情を書くことは、その事柄をエピソード記憶として記憶し、感情をトリガーとしてその事柄を記憶から呼び出しやすくします。

また、青ペンで書くことは青色が脳への影響として思考力・分析力を与え、記憶を定着させるのにも一定の効果があるとされているからです。

高速読書 3回目 目標時間:5分

青字箇所を中心に、本の知識をどう行動につなげるかを書く!

3回目は更に時間が短くなりました。しかし、2回目よりもさらに読む箇所が少なくなります。

それは、1回目のドッグイヤーでページが厳選されており、2回目の青ペン殴り書きで重要箇所もわかり、更にはエピソード記憶で内容が記憶から呼び出しやすくなっているからです。

というわけで、青ペン箇所のみ読んでいきます。たぶん、全体の10~20%くらいになるのではないでしょうか?

この時に、その本で得た知識をどう自分の行動に結びつけるかを青ペンで書き加えていきます。

もしも、本を早く読むことをメインとするのであれば、以上で高速読書は終わりになります。

高速読書の最後:アウトプットノートとしてシンプルに書き出す

更に記憶として残したい場合は、行動に結びつける指針やヒントをシンプルに書きます。

やり方は青ペン箇所の要点を5~10個程度の箇条書きにして残します。この時、1つの箇条書きにつき、文字数を20字までとします。(文字数が少ないと記憶に定着しやすい為)

私は先の「レバレッジ・リーディング」のメモの作り方としてコチラを採用しています。

そして、先ほどの箇条書きからどう行動に結びつけるかを同じく20文字までの箇条書きにして終わりです。

後は行動に移すのみ!

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高速読書の読み方は時間を制限することで読書に集中するよう仕向けています。

しかし、そもそも集中力がもたない方もいることを踏まえ、別の読み方も紹介していますので、そんな方は是非手に取ってみてはいかがでしょうか?

最後に、この本でこんなことが書いてありました。

人が不安や心配事を抱えてしまう理由のほとんどは情報がないからと言われています

どこかの人狼系ゲームの主人公みたいなことが書いてありました…

房石の言ってることはコレか…

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