今回の記事はアクションRPG:CRYSTARのSwitch版です!
さて、ハッキリさせておきましょう!
事前情報なしのジャケ買いした作品です!w
ちなみに今作の発売は2018年10月にPS4で発売され、その後Steam版が2019年8月、Switch版が2022年2月に展開されたようです。
そしてPS5版2025年2月に発売予定!
では今回の開発さんを確認していくと…
開発会社(ディベロッパー):ジェムドロップ、販売元(パブリッシャー):フリュー。
なお、私はフリュー作品を初めて触ったのがカリギュラオーバードーズだったりするのですが…
あの作品を触っているからですが…という感想を持っていたりします…(まとめへ)
なお、今作の音楽を担当されているのが削除さん…
ん? なんかお名前どこかで見た覚えが…
あ、ミューズダッシュだ!w
ところで、開発元のジェムドロップさんは初めてだったので調べてみたのですが…
有名どころで言うと、今作とスターオーシャン2リメイクにゆるキャン△、開発協力でサクナヒメと…
いけにえと雪のセツナ、鬼ノ哭ク邦!?
今作プレイしてて真っ先に連想した鬼ノ哭ク邦の開発に関係していたとは…
なお、プロデューサー・シナリオ・音楽の担当継続のまま、開発会社をアクリアに代えてクライシリーズ?としての次作:クライマキナが2023年7月に発売されています。
冒頭で書くべきかわかりませんが、私としてはクライスタをプレイしたからこそ、是非クライマキナもプレイしたいと考えています!
既に感想が漏れてますねw
では、今回のお品書き↓!
ゲーム紹介:物語導入+メインキャラ紹介
最初の注意点として、ゲーム起動したらスタートメニューを通さずに即物語が始まります!
ゲームを起動する前にトイレとか飲み物等を準備しましょう!
物語は黒い画面に印象的な文章が映り、そして謎の人物の語りから始まります。
無感情とでも言うか、静かな口調で語りが続き、しばらくすると不思議な空間に漂う1匹の蝶が映ります。
その蝶に向かって舞い降りる蝶が1匹。
蝶はまるで諭すかのように、語り掛けてきます。
飛来した蝶「自意識を繋ぎとめる事に集中して」
漂う蝶「自意識?」
飛来した蝶「どういうことかわからない?だったら、こう言えばいいのかな?」
「あなたはだあれ?」
こうして物語はスタートします。
無機質な空間には他にも蝶が羽ばたいており、蝶に話しかけると…
その蝶はまるで人間の様に言葉を喋る。
でも、その内容は断片的で…でもなんだか…
暫く進むと、光り輝く本にたどり着き、その本に触れると…
その本に刻まれていた記憶の断片を読むことが出来ます。
この蝶の記憶の断片
他の本にも触れていくと、遂に蝶は名前を思い出す。蝶の名は…
「幡田 零」
名前を思い出し、自意識を留めた蝶は人間の姿に変わる。
そんな彼女の後をずっと付いて来る蝶がいる。
蝶は呟く…
「おねえ…ちゃん…」
まさかと思い、その蝶に妹の名前を告げると…
「わたしは…幡田みらい。零お姉ちゃんの…妹…」
零同様に自身の名前を思い出し、妹のみらいが蝶から人間の姿へと変わる。
姉妹揃って何故この空間に居るのか、まるでわからない…
零「でも、二人一緒ならきっとなんとかなるよ。」
不安になる妹を励ます零。
そんな姉に妹は告げる。
みらい「お姉ちゃん、お願いがあるんだけど…」
みらい「あの時みたいに、ぎゅっとして。」
姉妹は手を握り合い、この不思議な空間からの脱出を誓う。
物語の導入としてはこんな感じです。
姉妹はこの空間から無事に脱出できるのか!?
というわけでメインキャラ紹介です!
●幡田 零(はただ れい):
今作主人公の高校1年で15歳!
主人公らしく万能系キャラとなっており、扱いやすい物理&魔法スキルを持つ。
物語途中で仲間から外れることが一切ないので、常にこの娘を育てていっても良いかもしれない?
零ちゃんはかなりの偏食家で引きこもり。
幡田家食事当番の妹:みらいを困らすお姉ちゃん。
ポテトイーター零ってなんかカッコイイ!w
ちなみに、零ちゃんのお部屋に同居中のペット:セレマもご紹介!
サモエドを久しぶりに見ましたが、この子が唯一の癒し処なので暇があったらワシャシャシャしてあげましょう!
そんな零ちゃんの決め台詞と言えば…
「ヘラクレイトス!」
「呼んだか、わが主人よ。」
●零の守護者:ヘラクレイトス
The守護者的な造形カッコいい鎧の人!
呼んでもないのにイキナリ出現、言いたいこと言ったら消える守護者w
彼の見せ場の一つと言えば…
かなり良い事言ってくれるので、人生のお説教みたいな感じで良い!
あとは、そう…
この作品、中田譲治氏がいい仕事します!
●不動寺 小衣(ふどうじ こころ):
カワイイは正義!
カワイイ娘が大好きなちょっとアレな21歳のお姉さんで私の推しキャラ!
物語中、常に関西弁だがなんとなくイントネーションが違う気がする…(三重県民的感覚)
空手を習っており、一振りが重いその拳で幽鬼を粉砕していく物理アタッカーキャラ!
人によってはアウトな性能していますが、私的には1匹づつ敵を粉砕したり、ボス戦でタイマンで殴り合いする通常攻撃メインの立ち回りが強いキャラだったり?(※脳筋プレイ)
いてまえ、ディオゲネス!
という訳で、古代ギリシアの哲学者:ディオゲネスを調べてみました!
キャラ名通りに小衣さんは作中で最もブレない、頼もしいお姉さんです!
なお、ツッコミ:零ちゃんに対してボケもツッコミも両方できる関西人!
777に対してはツッコミ役に徹しますね…
●恵羽 千(めぐみば せん):
全体的に黒い衣装&黒髪、そして赤い瞳が印象的な美少女!
正義を貫く強い意志を持つ高校1年な16歳の少女。
役割的には二刀流による剣技の手数と攻撃範囲と貫通技キャラ。
彼女の掲げる正義が目指す先は?
私的にはこの作品の影の主人公だと感じています。
結構なボケキャラでもあり複属性な娘ですね!
貫き通せ、ソクラテス!
777(ナナナ):
一番最後に仲間になる娘。役割としては遠距離攻撃+紙防御&暗い物語を明るく照らすキャラ!
そんなこの娘の決め台詞と言えば!
この娘だけは他3人と少し毛色が違います。
それこそがこの作品のキモでもあり、他の3人と同じでない理由でもあり、作品をより良くしたとも感じています。
あと、おそらくですが…
たぶん最初に大泣きするのはこの娘になると思いますよ?
なお、この娘の守護者的な哲学者はエピクロス、快楽主義を提唱した人です。
ではそんな感じで恒例の悪い点から生きましょう!
悪い点:5点
悪い点①:人を選ぶ作品!(鬱展開の連続&ゲームシステム)
このゲームのメインでもある鬱物語がずっと続きます。
耐性の無い人には苦痛しかないです…
とはいえ、逆に良い点③⑤⑥⑧の様にそこがこのゲームの物語の良さではあるし、その耐性を持っていない人が今作を購入しているとも思えないのですが…
万人受けする物語ではなし、戦闘システムでもないので、この記事やMV見てもらってプレイするかのご判断を願う…
悪い点②:周回前提ゲームだけども、配慮が欠けている!
身も蓋もないですが、このゲームは周回することが必須となるゲームです。
周回前提であるにも関わらず、プレイヤーへの配慮(マンネリ化対策)が欠けている点が挙げられます。
勿論、周回だからと言って1章から再スタートするわけではなく、ある章まで一気に省略されるのですが、飛んだ先の章の最後の方まで行かないと劇的な変化が見られないという…
同じステージを何度も周回する事になり、そのステージの雰囲気やMAPに辟易するプレイヤーが現れても仕方がない。
アクションゲームなので、せめていろんなバリエーションの敵が居れば楽しめるのですが、いつもの敵(6種類)が色違いで出現するだけで攻撃方法や行動も変わらないという…
じゃあ、アクションゲームとして爽快アクションでストレス発散!
というアクション性でもなく、悪い点③④⑤がずっと付きまとうという…
物語を忘れてないようにおさらいのつもりかもしれないが、どんだけブル○○倒しまくればいいの?w
しかも奴は複数存在し、HPが高くてしぶとい上に混乱付与とかで気が滅入る…
悪い点③:スタイリッシュなアクションゲームではない!
この作品をプレイする上で、おそらく生粋のアクションプレイヤー、特に昨今のスタイリッシュアクションが好きなプレイヤー程ストレスを強く感じると思われる。
接近してくる敵キャラであればまだ対処しやすいが、ジリジリ後退する敵・逃げ回る敵・ワープする敵等の対処を接近戦キャラ(4人中3人)で行うと結構な確率で空振りすることが起きる。
コレは攻撃が当たった時の硬直時間が長く、そもそも攻撃の振りも早くもない。そして攻撃のリーチも短い為、武器を振っても敵が間合いから離れてしまうケースが生じる。(特に小衣さん)
そういったキャラも遠距離攻撃スキルを使えば倒しやすくなるが、SP消費により乱発できず、そもそも敵のHPがそこそこあるので倒すまでに時間がかかってストレスをためやすい。
そういう場合は遠距離攻撃特化な777を使用すると楽だったりする…
また、敵を連撃中にダッシュ回避するにしても攻撃ヒット時の硬直時間により回避できないケースが発生し、他作品の様にコンボ中に行動キャンセルダッシュができずに被弾する事がしばしば発生する。
要は、攻撃時の硬直時間により思い通りの行動がとりづらいのと、もっさりモーションによりストレスが溜まりやすい仕様となっている!
同じもっさりアクション系なら鬼ノ哭ク邦の方がまだストレス溜めにくいかもしれない…
悪い点④:敵もスタイリッシュではない!
敵も一部を除き攻撃頻度が高いわけでなく、ゆっくり近づいてきてからユックリと攻撃モーションに入ります。
しかも一部の幽者&幽鬼、ボスを除けば通常攻撃1発で仰け反ったり、打ち上げられて攻撃モーションを中断させれるので基本1対1では負けません。
例えば、私の推しの小衣姉さんで言えば…
小攻撃3段中→(周囲に幽者が近づいて来る)→「吹っ飛べ!」→(打ち上げられてダウン)→ひたすら殴る!→(立ち上がってくる)→「足元がお留守や!」→(打ち上げられてエンドレス)
仰け反らない敵を効率よく倒すにはコンボが必要になってきますが…
悪い点⑤:何故そうなる? ロックオンシステム
どういう理由かは不明ですが、敵を正面に捉えるロックシステムについて敵が複数いる場合、遠い距離の敵を真っ先にロックする仕様となっており、一番対処したい近距離の敵をスルーしてしまう。
また、ロックシステムを使っていなくても簡易ロックがかかるようになっていますが、それもたまに見当違いな距離の敵を捕らえてしまうことがある。
例えば、小衣姉さんで殴りかかっても正面の敵ではない離れた敵に向かって拳を突き上げていることが発生する。
そういう場合はスティックで強制的に敵方向へ修正して殴る必要があり、小衣姉さんと一緒に
「なんでやねんっ!」
と叫ぶ事例がしばしば発生する…
なぜこんな仕様にしたんだろうか?
要はロックシステムの優先順位がおかしい!
なお、遠い敵~近い敵まで直線状に貫通攻撃するスキルを持つ777や千ちゃんには良いのかもしれないが?
さて、ここで問題:色々ツッコミどころのある戦闘システムですが、1キャラだけやたら順応している気配がありますねw
777ビームは恐ろしいよw
では、そんな感じで良い点に生きましょう!
良い点:14点
良い点①:セール利用でお得に購入!(セール推奨作品)
今回のプラットフォームはSwitch版で購入し、通常パッケージ&DL価格:5,775円なのですが、今回私が購入したのはセール利用84%OFFの877円で購入しました!
Steam版では通常価格:6,290円で、過去のセールでは70%OFFの1,887円で販売されていたようです。
本当であればsteam版で購入したかったのですが、Switchの方が更にお安く買えるのと、Switch版の場合はDLC衣装が全部付という違いがあったので、断然お得なSwitch版にしました。
なお、通常版とは別でデジタルアートブック付き版もSwitchで販売されてますので、彼女達のイラストも気になる方はそちらも是非!(※PS5版も2025年2月27日にリリース予定!)
ところでセール利用を推奨していますが、私見として先述の悪い点がどうしても感想や評価の足を引っ張る可能性が高いと感じています。
その点を少しでもカバーするために、購入コストを抑えることでそのクッションとなりえると感じてますので、今作をより良いものとする為にセール利用を強く推奨します。
なお、私がクリア時点でかかった時間は約35時間となり、この価格でコレだけ遊べて、物語に泣けて、興味を持った声優さんを知れて、Xで呟きまくってたのなら、十二分にコスパ良好だったと感じています。
良い点②:姉妹愛を起点とした彼女達の愛の物語
基本的な物語は、お互いを想いやる姉妹モノです。
あまり深くは語れないのですが、とにかく彼女達は二重の意味で尊いです。
そして、とにかく悲しくて相当に鬱な物語です!
悪い点①の様に、鬱物語展開がそもそも嫌いなプレイヤーには本気でオススメ出来ない…
良い点③:美少女達の涙が物語を進める!
この辺は実際の物語でご確認ください。
なお、美少女の中には小衣姉さんも当然含めてあげてね!w
この作品は彼女達の涙の物語です!
良い点④:章を進める毎に紐解かれる伏線+新たな伏線!
章を進める毎にコレは顕著に感じます!
伏線が回収されていくと共に新たな伏線が張り巡らされる!
この感じ、スケールはだいぶ違いますが十三機兵みたいな物語の楽しみがあります。
そして、その伏線回収での演出↓がまた良い!
良い点⑤:彼女達の記憶の演出が素晴らしい!
物語の中心:辺獄では、魂が欠けて記憶を失った幽鬼の様に主人公達も記憶が曖昧になります。
その記憶を想い出したり垣間見るシーンがコレ!
この雰囲気、古い用紙に鉛筆で描かれた彼女達が不気味でホラーな印象を受けつつ、更にBGMは静かに流れるのにその印象も重い…
そして渾身の演技で声優さん達がキャラに命を吹き込みます…
多分、コレ…この作品が好きな人は大好きな表現方法だったのではないかと思っています。
ちなみに、私は大抵コレが流れる時に泣かされてました。
特に、千ちゃんについてはもう…
本当に泣かされっぱなしでした…
なお、コレを書いている際に想い出しても背中にゾクゾク+目頭にキテます…
正直に言うと、零ちゃんよりも千ちゃん&小衣さん関連で泣かされまくり…
それ程までに千ちゃんエピソードは心に来ます。
或る意味、私にとってはこの娘の物語であるとも言えますね…
良い点⑥:断末魔浄化!(ハクスラ要素)
各ステージで待ち構える幽鬼を倒すと、彼らの断末魔の声と彼らが生きていた頃の記憶(思念)が心に刻み込まれていきます。
そんなステージをクリアして辺獄から拠点(部屋)に戻ると、もの凄くインパクトがある演出となっています!
目覚めて速効鬱状況な画面ですが、この断末魔を思い返して零ちゃんに泣いてもらうと、その思いが思装(装備品)となって彼女達の力へと代えていきます。
この辺がまさにこのゲームが涙と共に強くなる所以!
もちろん、レア演出などで零ちゃんの泣き方が変わります!
もうね、尊いですよ…
良い点⑦:彼女達の想いが詰まった思装(装備)!
上記ハクスラ要素の装備品(思装)ですが、思装毎に彼女達の想いが込められています。
他のゲームで言うと、武器の説明やエピソードみたいなモノですが、今作では共通防具と、各キャラ毎の武器思装に分かれます。(例えば小衣さんであればグローブですね)
それぞれに込められた想いを握りしめ、辺獄に跋扈する幽者・幽鬼を倒していきましょう!
私のようなライトプレイヤーは、クリアしてしまえば装備品のMAX強化はやり込み要素なのであまり興味が湧かないのですが、この作品においてはどんな想いが込められているか気になってしまう…
そういう意味で、今作特有の想いを読み解きたくなる工夫がされています!
良い点⑧:幽鬼の記憶も刻まれる!
思装の元となる幽鬼の断末魔の思念、それは彼らが人間だった頃の記憶の断片。
彼等の記憶は死者回想録に刻み込まれます。
この辺はカリギュラみたいな印象を持ちましたが、幽鬼という存在もこの物語では切っても切れない重要な存在です!
良い点⑨:苦手キャラでもLVが上げやすい!
最終的に4名のキャラを使い分けて戦う事になりますが、こういった場合でよくあるのが苦手キャラのLVが全く上がらないケースです。
今作では操作キャラでなくても80%の経験値が手に入る為、比較的全キャラのLVを上げやすい。
とは言え、物語上で別行動中のキャラには経験値が入らないので多少のLV差は発生しますが…
攻略優先&効率だけ考えれば、主人公:零ちゃんは別行動で外れないので、メインキャラで戦い続ければ戦闘が楽、かつ全体的にLVが上がるかもしれません。(上述の理由により)
ですが、悪い点④にもあるように今作のアクションとしての難易度は低いので、そこまで効率を求めなくてもクリアできるので、好きな推しキャラで戦えばいいのではないでしょうか?
良い点⑩:お気楽オート回復機能!
今作のHP回復手段はLVアップ時の全回復と、アイテムによる回復、メンバーチェンジによる自然回復となります。
状態異常については、アイテム使用による回復か時間経過による自然治癒ですね。
回復アイテムにはオート使用設定があり、設定していれば状態異常にかかったら即使用したり、HP回復は一定割合まで減ったら自動使用するので、回復に手間は取りません。
そんなアイテムの補給に関しては、ステージ開始とボス戦前に行商さんが居るので余程の事がない限り切れることはありません。
また、お金(スピリット)についても道中の戦闘を無視したり、明らかな無駄使いが無ければ余る位に所持しているので回復アイテム購入に困らないかと。
逆にこういった機能によりダメージ上等な脳筋戦法も行える為、アクションの難易度としては高くなく、どちらかと言うとガチのアクションゲームというよりもアクションゲームの練習位に良いのかもしれません。
良い点⑪:哲学者&哲学用語満載!
私でも知ってる西洋の哲学者の名前や哲学用語が出てきます!
ソクラテスやプラトン、アリストテレス!
更には哲学用語が章名に使われてたりと、この作品から哲学始めました!みたいなのも全然ありではないでしょうか!
この辺が好きな人には好きな所以かもしれん…
※ちなみにステージ名:暗い哲学者とはヘラクレイトスの事を差し、他の呼び名に泣く哲学者とも呼ばれるらしい。
やはり、この作品は泣くのがテーマなのでこういうのもこう…良いですね!
良い点⑫:フルボイス作品!
物語は全てフルボイス仕様!
元々の価格からするとそんなもんでは?
そう思うかもですが、今回私が購入したのは良い点①のセール利用!
セール価格で考えたら十分すぎます!
そんなわけで今回も調べてビックリな声優さんですが、あくまでも私の中での代表作です。(敬称略)
- 幡田 零(近藤玲奈):ロニエ(SAO)
- 幡田 みらい(千本木彩花):無名(カバネリ)、アンナ(トラスト)、リク(ゼノブレ)
- 恵羽 千(井上ほの花):勉強不足
- 不動寺 小衣(井口裕香):ナカマ(ぼくらの)、利根(艦これ)、ねね子(シロナガス島)
- 777(諸星すみれ):ニーナ(ハガレン)、チキ(#FE)
- メフィス(井澤詩織):アルゴ(SAO)、ナナチ(メイドインアビス)、ポチタ(チェンソーマン)
- フェレス(立花里香):勉強不足
- アナムネシス(井上喜久子):アイナ(08小隊)、ラスト(ハガレン)、カルタ(オルフェンズ)、半田あけ美(吸血鬼即死)、他多数
- 水無乃 有理(田中あいみ):勉強不足
- ヘラクレイトス(中田譲治):赤い噛ませ犬(ケロロ軍曹)、トンデモ吸血鬼(ヘルシング)、腹グロ執事(シロナガス島)、ネコアルクカオス
あんまり深く書くとネタバレになりますが、兎にも角にも配役が尖ってるw
全編通して中田譲治氏が良い仕事してます!
中田譲治氏「えんじょいでえきさいてぃんぐ!」
こんなん笑うわ!w(by小衣姉さん)
その他、各キャラの必殺技のセリフも見所!
ちなみに、今回の声優さんの中で一番良かったなと思うのは千ちゃん!
私的には影の主人公であり、この娘と小衣さん関連でたくさん泣かせてもらったのもありますし、その凛とした声と気高くて脆い役を熱演されていたと感じています!
良い点⑬:周回する毎に変わるスタート画面!
ちなみにアイキャッチのスタート画面は初期の画面なのですが、周回する毎にこの物語のキー要素が!?
最終的にゲームをクリアすると?
ゲームをクリアするとスタート画面が変わる作品がありますが、こういうの本当に大好きかも知れん…
良い点⑭:OP・ED曲あり!
上記のフルボイス作品+OPアニメーション+ED曲あり!
というわけで、クリアして真っ先に主題歌でもあるOP:Can Cry、ED曲:Re-LiveをアマゾンでDL購入しました。
これ聞きながら記事書いてたりしますが…とても良いです!
なお、OPアニメの制作会社はシャフト。
アニメ会社詳しくないので調べてみたら、「絶望先生」や「まどマギ」を制作した会社なのだとか…
それっぽいなという感想は十分に…
歌い手:やなぎなぎさん、私の中ではヨルムンガンドのED曲の方ですね!
とりあえず、OPアニメ見た感じの世界観ですので、このOP見て購入決めても良いレベルです!
興味のある方はクライスタの公式HPにOPアニメが用意されてますので、そちらをご確認ください。
あと、本製品前(PS4)のプロモーションMVがPlayStation Japanさんで視聴できます。
全体的なゲームの雰囲気がわかりやすかったので合わせてコチラ↓も…
では、まとめに生きましょうか!
まとめ&今回の関連記事とオススメ
まとめ:
アクションゲームとしてみた場合、かなりストレスを溜めやすいゲームと感じました。
特に近年のスタイリッシュアクションを楽しんできたプレイヤーからすると、もっさりモーション+硬直時間等により苛立ちによるストレスが積もるのも仕方ないかもしれない。
そういう意味で、アクションゲーム苦手な人(私)や、アクションRPG始めたての方など、スタイリッシュアクションに慣れていないプレイヤーの方がまだプレイを続けやすいのではないか?と思っています。
特にアクションRPGとして他の作品と比較した場合、アイテムによるオート回復機能&お金が余りやすい(気兼ねなく消耗品が買える)ことから、回復アイテムがぶ飲みプレイでほぼほぼどのボスも倒せてしまう難易度だったりします。
※それでもホッブズ等の一度攻撃喰らうとアイテム消費が加速するボスではアイテム枯渇する事もありますが…
ゲーム性について、特に言いたいのはゲームバランスというか、
「プレイヤーが、このゲーム(※物語は除外する)をプレイ中にどう感じるか?」
この辺を考えて調整したのかな?
ずっとそんな疑問を感じながらプレイしていました。
そして、この感じですが私が初めてフリュー作品を触ったカリギュラオーバードーズでも同じ思いをしています。
結局、カリギュラについてはその戦闘システムと面倒くささに辟易してプレイリタイアしているのですが、あの時も「もうちょっとプレイヤー目線になってくれてたらなぁ」…という印象は持っています。
あと、カリギュラの戦闘曲とかの雰囲気&鬱物語はとても良い印象だったのも…
もし、今作を私がフルプライスで購入しプレイしていたら、その点だけでもかなり評価に響いていたと思います。
※良い点①の様に今回セール利用で格安で購入したので、ほぼインディーゲーム位の気持ちでプレイしています。この辺については、鬼ノ哭ク邦をプレイしていた時を特に連想しました。
もし、この点を踏まえてゲーム性のバランス調整が出来ていたなら…
今作はかなり素晴らしい作品に変わっていたと思います。
でも…
でもですよ?
私、こんなこと書いといてアレですが…
この作品、想えば想う程大好きです!
主題歌:Can Cryを聞きながらこのまとめを書いてますが、
小衣さん大好きです!
キャラ造形としても、変態+ちょっと気になる関西弁!w
そしてその不動の信念は今作で誰よりもブレなかった!
逆に、正義を掲げて誰よりも強くあろうとした千ちゃんの心の変遷、彼女の弱さと、そして流した彼女の涙…
この作品で一番美しいと感じましたし、愛おしいと感じています。
そして777!
味方の中で、たった一人の幽鬼である立ち位置とその明るさとその優しさ。
そしてあのエンディング…彼女は零ちゃんとの絡みが本当にもう…
零ちゃんに至ってはもう…どの物語を見ていっても…
いっぱい泣いてもらいましたし、この作品をプレイすることで私史上、劇中で最も泣いた主人公となりました!
キャラゲーと言ってしまえばその通りなのですが…それでも、
このゲームで泣いた涙は本物です。
この作品は、アクションRPGとしてのゲーム性の悪い点が本当に足を引っ張っている…
でも、その悪い点を差っ引いたら何も残らない作品…
そんなことは決してなく、進めば進む度に…物語を紐解く程に張られる新しい伏線とその回収劇、その先の悲しい展開により涙する作品として残ります。
ただ、どうしても人を選ぶ感は強く感じます。
オススメするとすれば…
- 鬱物語に耐性がある、または暗い物語が好きなプレイヤー。
- 物語を通して一緒に泣きたいと思っている感情移入型プレイヤー。(特にオススメ!)
- スタイリッシュアクションに慣れていない、またはアクションゲーム苦手・初めての人。(今作をアクションゲームの練習がわりにプレイする位の気持ちで臨むのが良いかと)
そして、美少女たちが流す涙を尊く感じる方々(モチロン、小衣さんも含むよっ!)
こんな方々にオススメしたい作品ですね…
追伸①:ジャンル間違い?
アクションゲームとしてではなく、他のジャンルで開発されていたらどうなのか?
と考えていましたが、ノベルゲームだと戦闘描写が必須の今作では表現が難しいでしょうし、RPGが無難な気がしなくもない。
でも、物語と作品性で言えば、やっぱりアクションが一番最良のジャンルであったと感じています。
そういう意味で考えても、ゲーム性次第で大きく化けた作品だったと感じています。
その後、フッと思いついたのですが…
深夜アニメ:クライスタ 製作会社:シャフト
「これってとっても、えんじょいでえきさいてぃんぐだねっ!」
コメント