フリューのARPG作品:クライスタ
みんなが最も和気あいあいしてた:1周目
やさぐ零ちゃん明けした直後の5章終わり~6章までに、もしもが存在したら…な妄想二次創作です。
注意点として、各章毎のメインキャラ1人称視点で書いてます。
脳内妄想と私の主観・感性で書いてます。
状況補足など、絶対的に足りない文章になりますので、お読みになった各自でそのシーンを妄想補完していただきますよう、よろしくお願いします。
では、生温かい視線(?)でお読みくださいませ…
1章 エピソード零:小衣の提案
「ずっと、やさぐ零ちゃんやったからね。」
「・・・もう本当に許してください。恥ずかしくて死にそうです…」
「そうやね。零ちゃんの黒歴史を弄るのはこれくらいにして…」
小衣さんは電話口からもわかるように悪戯っぽく笑う。
「そうや、零ちゃん、ウチからの提案なんやけど…」
「みんなとの仲直り記念に、ウチと旅行に行かへん?」
小衣さんからの緊急招集により、私達は辺獄へとやってきた。
シレンに挑むわけでなく、ただアノ双子に相談があったからだ。
「なんじゃ、おぬしら。ほんの今まで関係がギスついておったのに、もう仲直りか?」
「ギスギスギスギス、今にも壊れかけの椅子みたいな音が聴こえてたのに…」
双子の悪魔は少し不機嫌そうに見えた。
「まあ、確かにそうやったけど…」
「あたしたちの関係が修復されたことに何か問題でもあるのか?」
「777、ギスギスよりも仲良しの方がいいヨ!」
普通は仲が良い方がいいはず。
ギスついてた自分を恥じる…
「ワシらとしては、代行者として尽くしてくれたらそれで良い。」
赤い悪魔:メフィスはつまらなそうに答える。
「…で、今日は何のようなのかなぁ?」
緑の悪魔:フェレスが人を不快にする笑みを浮かべている。
「一つ相談があるんやけど…」
今回の提案者:小衣さんが尋ねる。
「ウチら、温泉旅行に行ってもええか?」
「なんじゃと!?」
予想外の相談に困惑するメフィス。
「温泉…おんせん…あの温かくてぇ、ポカポカな?」
代わりに、想像の世界に入り込んで呆けだすフェレス。
「たぶん、フェレスの想像しているモノだと思います。」
「いいなぁ…ポカポカ…ヌクヌク…」
「おぬしら、いきなりが過ぎるぞ?」
メフィスはあきれ返っている。
確かに急展開すぎて今までの流れはどうしたと思って当然だ。
「確かにイキナリやけど…どうやろ?」
「ワシらは別に構わんが…しかし、みらいの件はどうするつもりじゃ?」
「あ…」
そうだ。そもそもみらいを救うその一心で私は皆とギスついていたのだ。
「ねえ、メフィスちゃん…ちょっと耳を貸してぇ。」
ニヤニヤにやつくフェレスがメフィスに近づく。
「なんじゃ、フェレスよ?」
双子の悪魔は私たちに背を向け、何やら相談しだす。
しばらくして…
「なるほど、ソレも一興かもしれんな。」
「うふふ…そうでしょ、メフィスちゃん。」
「フフ」
嫌な予感がする。
「あい判ったぞ、おぬしら。」
何故か不敵な笑みを浮かべるメフィス。
「愚門・愚塔を制覇したおぬしらへの祝いも兼ねて、今回は特別に旅行を許す。」
「あの、みらいの件ですけど…」
「零ちゃん、大丈夫だよ。2日くらいはボクらの方でなんとかするからぁ…」
「そうじゃぞ、零。2日程度の遅れなら、ワシらが特別ルートでみらいが通るルートの近道を用意してやろう。」
そんなことが出来るなら、もっと早くそうしてほしい…
私は内心でそう思ったが、ココで下手に何か言おうものなら双子の悪魔がへそを曲げて反故にされてしまいかねない…
「ワシは鬼ではないからのう。」
「悪魔だけどね…」
2章 エピソード小衣:旅の始まり
「零ちゃん、千ちゃん。おまたせ~!」
ウチが運転するレンタカーは、二人が待つ幡田邸に到着した。
「千ちゃん、零ちゃん家わかった?」
「ああ、零の家があたしの通学路の途中にあったのには驚きだった。」
千ちゃんの私服かわええわぁ~っ!
「そうだったんですね。それでしたら、また後日遊びに来てくださいよ。」
零ちゃんの私服もメッチャええ感じ、どストライクや~っ!
「そうだな、何か差し入れでも持って訪問させてもらうよ。」
コッチはコッチでええ感じに仲が深まりつつあって素敵や~っ!
「じゃあ、荷物をトランクに積んでレッツゴーや!」
車に近づく千ちゃんが、その途中で立ち止まる。
「千さん、どうしました?」
「いや…すまない。実はまだ車には少し抵抗があって…」
「ああ、バス事故か…気を遣わんでごめんな、千ちゃん。」
「いや、小衣さんが悪いわけではないんだ。謝らないでほしい。」
「コレもあたしの精神鍛錬不足だ。」
悔しそうにする千ちゃん。気丈にふるまっても、やっぱりツライわな。
「千さん、私が自宅から出れないのと同じかもしれませんね。」
「いや、それとは違う!」
盛大にウチはツッコむ!
「零と一緒にされるのも…どうかと思うが。」
その通りや!
「皆さん、結構酷いこと言いますよね。」
いつぞや見せた冷たい笑顔をウチらに見せる。
「ぷっ、あはははは。」
緊張感が解けたのか、千ちゃんは吹き出していた。
「皆、ありがとう。あたしは大丈夫だ。」
これなら大丈夫そうやな。
「では改めて…ですね!」
「ああ、そうだな!」
「じゃあ、行くで!」
こうしてウチらの楽しい温泉旅行は始まった!
向かうのは秘境の温泉旅館。
有名とはとても言えへん、しがない温泉地。
ウチはそこに行きたかった。
3章 エピソード千:畢竟! 湯煙温泉!
小衣さんが運転する車であたし達は色んな話をした。
普段の行動(零の場合はほぼ室内での行動)やお互いのマニアックな趣味の話に、好きな食べ物。
そもそも辺獄でしか会う事が無かったあたし達だが、この空間の中ではまるで友達の様にとりとめもない話で盛り上がった。
温泉地までの道中、昼食にご当地ラーメンの大盛を食したり、立ち寄った道の駅でご当地の特産じゃがいもを探したりと非日常を満喫できている。
旅と言うのは良いモノだ。
そんなこんなで、あたし達は目的地の旅館に到着する。
「予約してた不動寺や。」
「お連れ様含めて3名様ですね?」
「そうや。」
「ふふ、仲の良いお友達3名でのご宿泊ですね。」
受付員が私たちの仲睦まじさを見て微笑む。
友達の様?
いや、あたし達は友達だ。
部屋に通され、一旦あたし達は畳の上の座椅子に座る。
「はぁ~っ、なんか落ち着くなぁ。」
一番疲れているだろう小衣さんが大きな一息をつく。
「小衣さん、運転お疲れさまでした。」
「ええよええよ、ウチ大人やから。うら若き少女たちはウチに甘えてくれてええんやで。」
「小衣さんも十分若いと思うが?」
「まあ、ウチも人によってはアウトな21歳やから…まだ若いか。」
「そうだよ、小衣さん。」
「それにしても、和室というのは落ち着きますね…」
零が座椅子から降り、畳の上で仰向けになる。
「あ、コレ。気持ちいいです。」
あたしと小衣さんも零に倣う。
「ああ~、ほんまやなぁ。」
「本当だな。」
暫く天井を見つめるあたし達。
なんとも心地よい時間が流れた。
その憩いの時間を小衣さんの大声が崩す。
「さて、和むのはこのくらいにして…」
「お楽しみの、温泉タイムや~っ!」
興奮して大絶叫する小衣さん。
あたしと零は身構えた…
「いい湯だな、零。」
「ええ…本当にいい湯ですね、千さん。」
「決死の覚悟で旅行に付いてきて良かったです。」
「零、そろそろ社会復帰としてだな…」
あたしは零が心配だ…
「本当は777も連れてきたのですが…」
幽鬼である777は辺獄から出られない。
それだけが心残りではあるが、そこは777も了承している。
「お留守番でしょんぼりだけど、777は幽鬼だから仕方ないネ…」
「ごめんね、777。」
零が本当に申し訳なさそうに謝る。
「777には悪いけど、ウチいっぱい777にお土産買って来るから、それで堪忍して。」
「温泉のオミヤゲ?」
「せや。何か欲しいモノとかあるか?」
「777、プリンが食べたい!オンセンプリン! あと、温泉と言えばアレだヨ!」
「オンセンタマゴに、あとアカフク!」
「777、赤福は三重やからちょっと手に入らんよ。」
「ええ? ナゴヤとか色んな所で買えるって聞いたヨ!」
「いや、名古屋でもないから…(中部エリアではないと思うよ、たぶん)」
「なんか小衣の心の声が聞こえたヨ!」
「気にしたらアカン。」
「何か面白そうなのがあれば買ってきてあげるからね、777。」
「零が選んでくれるなら、そのお土産こそがとってもえんじょいでえきさいてぃんぐだネ!」
「結局それかいっ!」
そんなやり取りを思い出して、あたしは笑っていた。
「千さん、なにか面白い事でもあったんですか?」
「あ、いや…」
ドンドンドン!
そんな湯煙立ち昇る露店風呂に、何かを叩いて喚いている声がする。
「ちょっと、零ちゃん!千ちゃん!?」
「なんでウチだけ内風呂なん!?」
「しかも、なんで縛られとるん!?」
「小衣さんだからです。」
「小衣さん、悪く思わないでほしい。」
「あたしも零も、小衣さんを警察に突き出したくないんだ。」
「ウチなんか悪いことしたか!?」
「犯罪行為を未然に防ぐ為、仕方がなかったんだ…小衣さん。」
「恨むなら、今までの行動を恨んでください。」
「ウチまだ何もしてへんよ!?」
「騒々しいのう。折角の温泉じゃ、少しは黙って浸かっておれ。」
湯煙の奥には赤い悪魔:メフィスが湯船に浸かっていた。
「な、メフィス!?」
何故ココにいる!?
「うふふ…ボクもいるよ。」
メフィスがいれば、勿論フェレスもいるとは思った…
「零ちゃんと…同じお湯に浸かってぇ…ボクは幸せだなぁ…」
「本当に何処にでも出てきますね、この双子。」
零が呆れている。
「まあ、細かい事は気にするでない。」
曇る眼鏡を指で拭く、温泉を絶賛満喫中の悪魔。
「お前達、ちゃんと入湯料は払ってきているのだろうな?」
「流石に悪魔がそんな法律守るとは思えませんが…」
「そういうところが、千ちゃんらしいよねぇ…」
辺獄と変わらない応対をしているが、ココは現実世界。しかも温泉なのだが…
「そうじゃ!おぬしらは代行者じゃ!」
メフィスが勝ち誇る。
「契約の主たるワシらに奉仕せねばならんのう?」
「何をさせるつもりだ?」
「ココは温泉。やることと言えば、勿論アレじゃ。」
「じゃあ…零ちゃんはぁ…ボクのお背中流させてあげるからねぇ。」
フェレスの姿が忽然消え、洗い場へと瞬間移動していた。
「仕方がないのう。」
メフィスも飛ぶ。
「では、千よ、しっかり洗ってもらうぞ?」
『あはははははっ!』
「あの、ウチは何故ソコに入れてもらえへんのやろ?」
何か聴こえた気がする…
4章 エピソード零:想い出
「まあ、ワシらは適当に辺獄に戻るから気にするでない。」
「うふふ…ヌクヌク…ポカポカ」
双子の悪魔を無視して私たちは部屋に戻ることにした。
部屋に戻ると既に夕食が用意されていた。
「おおお、コレや!コレこそが温泉宿の醍醐味!」
「これはスゴイな。どの料理もおいしそうだ。」
「あの、ポテトは…」
「零ちゃんっ!」
「零っ!」
私は二人に怒られた…
あの二人にいつか神の食材:ポテトを理解してもらわなければ…
食べれるものは限定されつつ、それでも私が口にできるモノはとてもおいしかった。
ただ惜しむのは、もう少しポテトを主体としたメニューにチャレンジして頂きたい。
食事を食べ終わった後、三人でご当地TV番組を見て過ごす。
しばらくして、
「そういえば、浴場の横に卓球台があったようだが、誰か相手をしてくれないか?」
千さんが浴衣の袖を腕まくりして挑戦者を募る。
「あ~、ごめんな。ウチはもうちょっとTV見とるから、二人で戦ってきてもらえるか?」
「そうなのか? 残念だな。」
嫌な予感がする…
「じゃあ零、今から卓球台で精神と肉体の鍛錬だ。」
千さん、なにもこんなところにまで来て帰宅部幽霊部員を鍛えなくても…
「さあ、行くぞ。零!」
私は千さんに卓球台まで連行されていく。
「ごゆっくり~。」
小衣さんはにこやかに手を振って私たちを見送った。
「千さん、そろそろ限界です…」
「まだ10分も経ってないぞ? 零!」
私は既に疲労困憊、汗だくだ…
「そんな事では辺獄どころか現実世界でも生き残れないぞ?」
「いえ、あそこは精神世界なので…」
「知ってるか、零? 健康な精神は健康な肉体に…」
「いえ、そういうの間に合ってますので…」
千さん、体育会じゃなくて生徒会なのに、なんであんなに元気なんだろう?
それともあたしが?
私は千さんを残し、フラフラと部屋へと戻った。
背後では卓球台を壁に当て、一人壁打ちで鍛錬している千さんがいた…
部屋のドアを開ける。
窓が開いているのか、涼しい風が通り抜けた。
ふすまを開けてみると、そこには…
「ああ、零ちゃん。お帰り。」
浴衣姿で艶やかに見える小衣さんがいた。
その手にはアルコール缶を握りしめ、ただ茫然と外の景色を眺め風を感じている。
「あの、TVはもうよかったんですか?」
「ああ、アレは…」
「ちょっとした言い訳いうか、そんなんや。」
「はあ…」
私は小衣さんの隣に立つ。
火照った体にこの風が当たって気持ちいい。
「小衣さん、お酒飲まれるんですね。」
「ウチもオトナやから…」
しばらく風を感じ続ける小衣さん。
「それに暫く飲むこともできへんかったしね。」
「・・・あっ。」
「そういうことや。」
小衣さんの声、この声のトーン…私は知っている。
「なあ、零ちゃん。ちょっと小衣姉さんに付き合ってくれへんか?」
「いいですよ、じゃあ私は…」
旅行カバンから予め用意していた飲料缶を取り出す。
「ポタージュでよければ。」
「零ちゃんらしいなあ。」
私は缶の蓋を開けて一口含んだ。
「改めてやけど、今日はウチの提案した旅行に付いてきてくれてありがとな。」
「そんな、こちらこそ誘っていただいてありがとうございます。」
「777は…残念ですが、小衣さんや千さんと現実世界でご一緒出来て楽しかったです。」
「そうかあ、それは誘って良かったわ。」
「はい。あ、ところで、ココの温泉って有名…では無さそうですが、何故ココを選んだんですか?」
「ああ…それなんやけどな。」
「実は…この旅館、前に南波…いや、元カレと泊まりに来たことがあってな。」
罪のない魂を取り込んでいたアナムネシスの腹心:カルネアデス。
その人間だった頃の名前が南波 新志。
小衣さんの恋人であり、小衣さんのお腹にいた赤ちゃんの父親。
小衣さんの心を傷つけた男。
「アイツと別れた、いやアノ子を失った傷心旅行言うんかな…」
「アノ出来事があってから、ずっとドタバタやったやろ?」
「なんか、どうしても…ココに来たかったんや。」
「ごめんな、黙っとって。零ちゃん達を利用して…」
「いえ、そんな…」
「あかんな。」
「アノ時、アイツの事吹っ切ったつもりやった。」
「その確認の為にココにきたのに…」
「なんでか、あんなアイツとの楽しかった頃を想い出してまう。」
手にするアルコールを口に含む小衣さん。
「なんでなんやろうな…」
小衣さんの頬をいくつも伝う雫。
「小衣さん…」
私はそんな小衣さんを見て切なくなってしまう。
「あの、小衣さん…」
「なに、零ちゃん?」
「アノ時みたいに、抱きしめましょうか?」
「そうやな…もしよかったら。」
「カッコ悪い小衣姉さん…ギュッとしてもらえるか?」
「…いいですよ。」
ドアが開く音がする。
ほんの数刻後、ドアが静かに閉まる音がした。
明日でこの旅は終わってしまう。
今日の最後を締めくくるイベント:就寝
私たちの部屋には布団が三つ並べられている。
そして私たちは横に並び、それを見下ろす。
問題:誰がどの布団を使う?
そういうイベントだ。
一番警戒すべきは…今までの行動を踏まえて小衣さんだ。
そんな難問に対して、予想外の解答を出す人がいる。
千さんだ!
「そうだな、この場合…真ん中の布団は小衣さんが使ってほしい。」
「え、千さん?」
「なんか予想してたのと違う展開やね。」
「どういう展開を望んでいたんだ?」
「いやほら…小衣さんは絶対に寝ぼけたふりしてあたしの布団に入ってくる!とか…」
「そのつもりなのか、小衣さん?」
「あ、いや…そういうわけではないんやけど…」
「なら、あたしは小衣さんに真ん中の布団を使ってほしい。」
「千さん、何故ですか?」
「いや、純粋に今回の旅行の提案者で代表者は小衣さんだ。」
「それに…その…」
「零もそうだが、あたしも小衣さんの味方だというのを遠回しに表現したかった。」
「千ちゃん、ウチと結婚して~っ!」
抱きつきかかる小衣さんをヒラリと躱す千さん。
「さっきの話、なかったことにした方がいいか?」
「いや、ごめん!でも、千ちゃんも零ちゃんも好きや~っ!」
「いつも通りの小衣さんですね。」
「まったくだ。」
首を傾げながらも笑顔の千さん。
「元気になってくれて良かったよ。」
小衣さんを中心に、私たちは布団に仰向けになりながら天井を見つめる。
「なあ、零ちゃん。千ちゃん。」
「どうしました?」
「なんだ、小衣さん?」
「絶対に、みらいちゃん救おな。」
「はい。」
「そうだな。」
「んで、ウチはアナムネシスを絶対に倒す。」
「一緒に頑張りましょう、小衣さん。」
「そうだな。」
「では、あたしは信じる正義を貫き通す。」
「千さん、いつもそれですね。」
「でも、千ちゃんらしくてええと思う。」
『じゃあ…』
『おやすみなさい…』
私は、この温泉旅行に3人で来れて良かったと思っている。
5章 エピソード777:みんなと一緒!
「コレがオンセンプリン?」
「で、コレがオンセンタマゴ?」
こんなの見たことないヨ!
「そうや、777。連れてけやんでごめんな。」
「もう、小衣も気にするよネ!」
「実際に置いてけぼりだったわけだからな。」
「千も、そういう細かい事を気にするのダメだヨ!」
「777、私たちがいない間大丈夫だった?」
「零!零!零! 心配してくれてありがとう!」
「777、辺獄でみんなに会えるだけで、えんじょいでえきさいてぃんぐだヨ!」
「あいかわらずやな、777は。」
「そうだな。でも、だからこそ安心できるのかもしれないな。」
「777、ずっといつまでも元気な777のままでいてね。」
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