俺「人狼ゲームなエロエロで寝ゲロなゲームがあるって聞いたんだけど?」
回答「すごく語弊があるが、間違いではない!…詳細は下記へ」
※記事を書いてる時点:未クリア・第3ルート「暗黒」の1日目
今回紹介するのは、人狼系サウンドノベル「レイジングループ」です。
この作品は元々は2017年にPSVITAで発売、現在PS4、Switch、Steamでも販売されているようですね。
なお、Switch版はダウンロード販売のみ。しかも、今回購入したのはGWのステイホームセール?にて購入し、通常3,056円⇒35%OFFで1,986円で購入しました。(セールは5/9まで)
購入する際にネットで評判を見ていたのですが、人狼系のゲームで高評価を特に受けているのが「グノーシア」と「レイジングループ」でした。
ですが実際にプレイしてみて、この二つは大きくジャンルが違いますね。
コチラの作品は、人狼ゲームをプレイするゲームではなく、人狼ゲームをモチーフとした伝奇サウンドノベル(フルボイス)というのが正しいです。
純粋に人狼ゲームを楽しむのであればコチラ↓がオススメです。(物語も秀逸!)
また、サウンドノベルをしたい方で人狼に興味がないor直接なグロ表現なしで和製伝奇ホラーを楽しみたい方はアチラ↓へ。
そして、哲学等とにかく深いサウンドノベルをしたい方はソチラ↓がオススメです。
プレイして、どの作品もとても楽しめた作品だと自信を持って言えますのでご安心を。
では、ここからゲームの紹介になりますが、「グノーシア」でも書いた通り、人狼ゲームはグノーシアが初プレイゲームとなるので、グノーシア基準で書いております。
では、まず気になるキャラ紹介から。
今作の主人公:房石さん。
ちなみにこのキャラもグノーシアの主人公の様に、死んでもループする設定になっており、同様にループの謎を追うことになります。
色々と性格や言動がブッ飛んでおり、少々プレイボーイ気質な気もします。(いや、そうだろう)
好奇心が非常に旺盛であり、洞察力も高く、冷静に淡々と状況を判断していく。
たまに恐ろしいことを淡々と話す傾向がありますが、より良い状況を目指して頑張っています。
また、彼は好奇心の裏返しとして極度に情報を知らないことに不安を感じます。
不安の正体とは、情報がないことだと彼は話していますが、コレは本当の話かもしれません。
★房石が言ってたのはこの事か?な記事↓
また、メタ発言というのか・・・
なんというかプレイヤー心理を突いてきて、たまにプレイヤーを笑かせます。(特に第2ルートの冒頭)
次に気になるのはやっぱりこの人ですね。
もう一人のヒロイン:李花子さん。
この手のゲームに必ずいそうなミステリアス系なキャラですね。
しかし、いきなり死ねとか言ってくるどこかの宇宙巫女系女王様と違ってかなりヘンテコキャラですが…
しかし、特に第2ルートではエロ担当というか、なんというか…
長者四家:回末(うえまつ)家のエピソードも含め、このルートでは本当に色々衝撃を与えてくれるお方です。
頼れる学生:織部のヤッスン。
高校生3人の中で最も頼れ、かつ、まとめてくれる子。
しかもその知性で大人たちと渡り合ってくれます。
パワーバランスはどうしてもオヤッサンに分があるのですが、この村のご老人3人(成人もだが)は結構な偏屈者ばかりなので、匠さん・ヤッさん・房石による共同体制を早く構築しないとオオカミ様にやられてしまう…
長者四家:能里家出身の清さん。
結局、この人は当主ではなく爪弾き者でいいんだよね?
頭でっかち・長者の権威により高慢ちきな方で、言ってることは正しいのだけども、その高圧的で無遠慮な発言で誰をくくるか悩んだらまず投票されてしまうヘイトキャラ…(確かどこかで…)
でも、個人的に清さん好きですね。
この人がもう少しだけ人に歩み寄った言動ができたなら心強いと思います。
それはさておき、とある勉強時にタヌキ・ムジナ事件を知りました。
確か、刑法で言う事実の錯誤の問題だったかな?
- ムジナ(狭義ではアナグマを指す)=タヌキに似てるがタヌキではない別の生き物。
- ムジナ=広義ではタヌキも入る。
- では、タヌキの禁猟期間中に①の認識の人がムジナは狩って良いとムジナ(実はタヌキ)を狩った場合罪を問えるか?
- 判例:罪に問えない。①の認識でムジナを狩っている為。=タヌキを狩っている認識がない。
ちょいちょいサウンドノベルなどにはこういう「あ、コレ知ってる」的な事がありますね。
同様に、どこかで聞いたようなワードも飛び出してきたりします。
2つのゲームで同じ言葉が出てきた。
ほうほう、なるほどとネットでカタカタして調べると、「まれびと・まろうど」と本当にその言葉がある事にビックリしました。
「デイグラシアの羅針盤」同様に勉強になるわぁ~。
★デイグラシアの羅針盤で知った、人間心理と功利主義の記事↓
次はゲーム本編の紹介を。
ざっくりとした流れは、主人公:房石は失恋によるバイク一人旅行を決行していたわけですが、コ〇ンとか金田〇によくある山中で迷子になり、村人でヒロイン:千枝実と合流し寂れた村に到着する。
そしてなんやかんやで事件に巻き込まれるな話です。
そんな村には謎の奇習や伝承に掟、そして童歌があったりと金〇一が大好きそうなネタだらけで、更によそ者に冷たい等、この手のお話のあるあるがオンパレードです。
そして、早くこんな村から出ようと奮闘していた矢先に発生する謎の赤い夕霧!
千枝実より、「鍵をかけて物音をたてず、そして決して外に出るな!」と言い渡される。
だが、主人公:房石は好奇心旺盛。外から聞こえた悲鳴を聞き、確認のために外へ!
そして物語は進んでいくのである…
次はシステム面についてですが、先にも書いた通りサウンドノベルそのものです。
物語を進めると新しい選択肢を選ぶことができるようになる鍵が手に入ります。
また、手に入った鍵を使う場所のヒントも教えてもらう事ができ、いつでも使える便利なフローチャートを使ってその選択肢までワープし、別の選択肢の先に進むという連続です。
また、人狼ゲームをモチーフにしているため、各ルート毎に役職(このゲームでは加護)を持ったキャラクターが存在します。
加護については、
- 蛇の加護=エンジニア=夜に1人だけヒトかオオカミかを調べることができる。
- 猿の加護=留守番=2名に発生し、お互いがヒトであることがわかる。
- 烏の加護=ドクター=くくられた者がヒトかオオカミか知ることができる。
- 蜘蛛の加護=守護天使=オオカミの襲撃に対して1人だけ守ることができるが自分は守れない。
- オオカミの加護=グノーシア=誰がオオカミか知っており、夜にヒトを襲撃し殺害する。
なお、これらの加護の内容・使い方、宴のルールなどは口伝で村人に伝わっているとのことです。
うん、人狼ゲームそのものですね…
かくしてザックリしたゲームの紹介でした。
私事になりますが、昨日に第2ルート「機知」の衝撃的なエンドを迎えたわけですが、今からおそらく更に厳しい戦いとなる第3ルート「暗黒」に突入していきます。
マジでこの話どうやって終わっていくんだろうとヒヤヒヤしながら記事を書いています。
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