俺「なんかローソンで北海道フェアしてた?ガラナってなんだ?」
回答「北海道ではガラナは主流。しかし、本州以降は流行らなかったらしい…」
今回紹介するのは、ローソンで4月~6月まで実施されていた北海道フェアの商品で、北海道麦酒醸造さんが製造元の「ガラナエール」です。
ちなみに、この商品を買うキッカケになったのは、同フェアでキリンガラナ(ソフトドリンク)が売っているのを発見!、購入して意外に旨かったので、
「このドリンクでサントリー翠を割ったらメッチャ旨いんじゃあ…」
という気持ちで買いに行った所、フェアが終わっており購入できず…
何か珍しい物はないかとドリンクコーナーを見回っていたところ、たまたま売れ残り商品でこの缶を発見!
…という流れで購入しました。
この商品はガラナ&焙煎麦芽を前面に出してますが、そもそもガラナとは何ぞや?
昔、保険屋Y達と北海道に旅行に行きましたが、そういえばその時に初めてガラナという言葉に触れたと思います。
ガラナとは?(参照元:旅Go様 北海道の記事について)
- ガラナは北海道で大人気の飲み物ですが、他県民はほとんど知らない飲み物。
- ブラジルのアマゾン川流域が原産のガラナという植物の実を使用。
- 現地の先住民曰く、不老不死の薬として扱い、コーヒーの3~5倍のカフェインと豊富なタンニンを含み、興奮性のある飲料。心臓病や偏頭痛、下痢止めにも使用。
- 戦後、コカ・コーラが日本に進出してくることに脅威を感じた日本の会社は、対策としてコカ・コーラが売り上げで苦戦していたブラジルに注目、現地で普及していたガラナ飲料を対抗馬として開発。
- しかし、他県ではガラナが普及する前にコカ・コーラの輸入自由化によりシェアを奪われる。
- 一方、北海道ではコカ・コーラの販売が他県に比べて遅かった為、ガラナの普及と人気が出た後にコカ・コーラがやってきた。その為、現在も北海道ではガラナが普及している。
・・・ほほう、ガラナとコカ・コーラにこんな歴史と戦いがあったのですね!勉強になりました!
では、原材料を・・・
原材料:麦芽(ドイツ・イギリス産)、ガラナエキス、ホップ、糖類(果糖ブドウ糖液糖・砂糖)、スピリッツ/酸味料、香料
発泡酒:麦芽使用率25%未満
では、開封していきましょう!
香り:ガラナジュースのまさにアレ。ドクターペッパーの様な薬的な匂いがする…と思いきや、ビールがメインの飲料の為、ビールの匂いが薬品臭をある程度消しているので、大してガラナ独自の匂いはなし。むしろ甘い香りもしている。
味:何度か書いてますが、私はビール苦手なんですよね。飲んだ後の余韻にビールのホップ感があるのですが、飲み始め~中盤までのメインどころはガラナ味が占めてます。
そうですね、今まで飲んだアルコールで例えるなら、台湾で飲んだマンゴービール缶みたいな感じでしょうか?
アレはビール味が結構残っていて、マンゴーフレーバーがうっすら乗っかってくる感じなのですけども、コチラはマンゴービールの乗っかり感というよりもガラナの味が強めに出ており、ガラナとビールの味を前後半で両方楽しめるといった感じですね。
純粋なビール大好き勢からすると邪道の一言で片づけられますが、苦手勢からするとこういう味も乙なモノと素直に飲めると思います。
総評:リピートできるなら、出来ればまた飲みたいなと思える程度かな。
しかし、どうしても価格が足を引っ張てます…
追伸:
ネット通販できるか探してみたのですが、どうもないっぽい?次のフェアに期待するか…
なお、別のローソンを見に行ったら在庫が冷やされた状態で置いてあったりします。
恐らく売れ残り品かとおもうので、興味のある人は見つけたら買ってみてもいいかも?
種類:発泡酒
度数:5%
価格:298円/350ml(税込 2021年ローソン価格)
コメント