俺「読書するの疲れるよね。読むの遅いし、情報量も多いし、速読覚えようかな?」
回答「読書あるあるな話だと思うけど、読書の常識を覆してみてはどう?」
今回紹介するのは、読書の常識を覆す名著、「レバレッジ・リーディング」です。
例えば、本を読むというと…(あの頃を振り返る)
- 折角買ったんだし、ゆっくりと全部を読みたいよね。
- どのページもゆっくり1文字ずつ読む。
- はぁ~、もうこんな時間か。さて寝よう。
- (数日後)ん~っと、どんな話だっけか?まあ、読んでたら思い出すよね。
- なんか、どのページも重要な気がする。付箋だらけだよ…
- よし、読み終えたぞ!(達成感)
- もっと早く本読みたいなぁ…(速読への憧れ)
- (数か月後)…そういや、この本どんな内容だったっけ?
こういう事よくありませんか?(私だけとは思いたくない…)
そんな方には是非この本ですね!
某吸血鬼撲滅漫画で例えると、要は…
某隊長「セラ●、アイツ等(読書の常識)をやっちまおうぜ!」
某婦警「ハイ、一緒にアイツ等(読書の常識)をやっつけます!」
という感じのノリで読んでいただければいいのでは?
では、本題にいきましょう
レバレッジとは、テコの原理の事です。
レバレッジ・リーディングとは、成功した人のやり方を読んで、自分なりに応用してみて実行する=他人の成功体験をテコ入れに使おうという事です。
じゃあ、実際にどう読めばいいの?と言う話になりますが、まず「読書の常識を捨てよ」という事を強く推してます。
それはまず、目的に合わない箇所は読むのをやめろ!と言います。
読書=投資活動として捕らえ、まずはこの本を読む上で何を得たいかと言う目的を定めます。そうすれば、先のカラーバス効果で自分の目的に合う箇所が目につきやすくなります。
そして、目に入った箇所を重点箇所とし、自分の目的に沿わない箇所(目的に合わない本も)は、読まなくてもいいとしています。(!)
この本は多読を勧めています。例えば、一番わかりやすそうな1,000円台の安めの本(文字が少ない本が、実は優れたビジネス書だったりする)を目安とし、1つのジャンルカテゴリーとして集中して買って読むことを勧めています。
これ等の本は著書の経験をベースにした本がほとんどで、他人の成功体験を読むことができます。
同じカテゴリーの本を読めば読むほど重要な箇所が被りだすのを発見できます。それこそが、誰もが認める共通の重要事項です。(カテゴリー集中法)
また、多読を行う事により、考え方の偏りを防ぐ(セカンドオピニオン)ことができ、ある方法が自分に合わなかったとしても、別の方法を知ることで自分に合ったやり方を見つけることもできます。
ちなみに、多読を進めていく上で、読んでる途中でつまらない本も出てくるかもしれません。こういった時、「前半つまらないけども、後半にはきっと良いことが書いてあるのでは?」と思いがちですが、大抵は後半にも良い事は載っていない可能性が高いとしています(!)
効率的な読書とは、無駄を捨てる勇気を持って、つまらない(今の自分に必要ない)なら読むのをやめて次の本に読み進めていく事です。無駄な部分を切り捨てる技術を鍛えて、着実に自分の目的に合った良書を読み進めていくことです。
そして、自分にとって必要な内容を一つでも良いので、確実に実践することで、一歩ずつ自身を成長させていくことができます。
なお、本の通りに実践しても失敗するのでは?という不安もあるかもしれませんが、そもそも本は絶対の正解を教えてくれません。そのかわりに、何が誤った道かを教えてくれるので、それを知る事で予め行き止まりが解り、結果、成功の近道が出来るという流れになります。
最後に、折角本を読んだのに内容を忘れる件について、コレが最重要としています。
まず実践することは上記にある通り最重要の一つですが、もう一つのフォローとして重要事項のメモを残す事です。(レバレッジ・メモ)
要は、本の重要ポイントを普段から持ち運びに便利なようにメモとして残し、隙間時間に読み返すようにします。(このメモが貯まっていけば、自分にとっての最高の本となっていきます)
コレをいつも持ち歩き、繰り返し読むことで自分になじませ、条件反射で実践できるようにすることが目的です。
以上が、私の中でのザックリな要点になります。
ちなみにこの本をベースにして、もう一冊の本も+αとして現在の読書に役立ててます。
詳しくはコチラ:
その本も名著シリーズに残す予定なので、お楽しみに。
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