というわけで、今回は通称「ジョニ赤」こと「ジョニーウォーカー・レッドラベル」です!
ちなみに公式HPによると、この「ジョニーウォーカー レッドラベル」は1909年に色でラインナップを表現しようと名称を変更されたようで、元々は「スペシャルオールドハイランドウイスキー」で販売されていたそうな…
それだけ聞くと、「そうか?」という疑問符が浮かんできそうですけどね…
ちなみに、この記事を書く際に調べていたのですが、世界一売れているスコッチとしては間違いなくNo.1のようですが、全種類のウイスキーとして全世界で販売量No.1なのはインディアン・ウイスキー(インド)なのだとか…
○○さんが結構前にインディアン・ウイスキーやってましたが、身の回りにインド製ウイスキーなんて売ってるわけが…
そんなわけで、飲んでいった感想を…
〇ストレート:
アルコール臭が微弱にあるが、それよりも確実に感じたのはピート香。あと、弱いスパイシー感と微かな甘い匂い。
味は、最初にやっぱりアルコール感はあるもののビターチョコ、中盤が甘さ、余韻にビター感とピート。
◎ロック:
香りは真っ先のアルコール臭はどうしても…しかし、ストレート同様に微弱程度でその他の香りの方が強い。
味の特徴はやっぱり臭い系ではないピートを感じる仕様なのが良いですね。
ちなみに、その後何度かロックで試してますが、ボトルが酸化してきたせいかアルコール臭は飛んでました。
しかし、ピート感は健在で、むしろ程よく感じれる程に強く残っている!
香りは流石と言えるし、かつ、味も甘みからの余韻にキュッとピートで引き締めてくれる…
これ、美味しい!
〇トワイスアップ:
香りは真っ先にピート香! あとはほんの少しのアルコール臭。
味はスパイシーからのじんわりと長い時間をかけて甘みに変化し、その余韻を残したまま、霞が晴れるかのように徐々に消えていく感じ。
以外と甘みで締めにかかるとか想像していなかった…
〇ハーフロック:
香りはしっかりピートが残っている。てか、微妙に臭いくらいに香っている…ちゃんと仕事をしていくタリスカーのアニィだった…?
味わいは、塩味→甘み→スモーキー→余韻にちょっと甘みを残して穏やかに終わる…
良いなぁ…
しかし、2口目をグッと飲んでしまうと、多少のアルコール感は残ってる…
でも、許容範囲ですね!
〇ハイボール:
香りの第一声は、「うはぁ、スモーキー!」と十分に香りますね!
ホワイトホースよりも断然にスモーキー感を感じます! 流石、タリスカーのアニィの系列っスね!
味はスパイシー始まりの余韻に甘みとスパイシーに戻る。
勿論、香りに感じたピートも感じれます!
もう、コレでいいんじゃないか? という感じ?
しかし、もうチョイ甘目の銘柄がいい! なら別銘柄をお勧めします。
×コーラ割り:
味はピート感のある苦いコーラ…
炭酸のみのハイボールには敵わなかった…
△ジンジャー割り:
香りは…はい、ジンジャー消失のスモーキーの勝ち!
こんなにピート香強かったっけ…ちょっとジョニ赤を見くびりすぎていた…
ああ、でも1口目はジンジャーの風味と杏子風の甘さが残るな…
辛さはみじんも感じない。(といっても、コカ・コーラ製のジンジャーエールだからかもしれないが)
2口目、大きく飲み込むと…ああ、やっぱりピートの風味が残ってる…
コーラ割りはともかく、ジンジャーはイケそう。
まとめ:
いやぁ、この価格で何飲んでも美味しいとかスゴイ…
ジュース割りはコーラはダメだが、ジンジャーの方は行ける…
てか、ハイボールの方が美味しくイケるので、わざわざコレで割る必要がない…
私が丁度今回のボトル(ちなみに2本目)を買った時は、税抜きで下記の1,220円でした。
「昨今のウイスキーブームでスコッチも金額上がってきたからなぁ…」
という気持ちで買ったのですが、私がコレを購入後のお店周りで一番安かったお店では、税抜き980円で販売されていました!
1,000円以上でも高コスパなのに、1,000円以内とか神がかっている!
というわけで、探せば税抜きで1000円以下のお店はあったりします。
そういえば、本格的にウイスキーを飲み始める前、ウイスキーのフルーツ漬け酒をブラックニッカディープブレンドやジムビームで作っていたのですが、余ってたジョニ赤でも漬けていたような記憶が…
価格帯的にディープブレンドの方が高かったので、当時は「まあいいか」程度でブルーベリーとかにドボドボ注いでいました…
「もったいねぇ…そのままハイボールとかで飲めよ…」
と、普通に思える私がいる…
ウイスキーを飲み初めの私は、ジョニ黒・ジョニーウォーカーグリーンラベル(ジョニ緑と言わないのはなぜなのだろう?)のピートの素でもあるタリスカーを邪魔なものだと思っていました…
でも、アレ無しではジョ兄達にならないわけで…てか、タリスカーのアニィは旨いわけで…(成長?)
誰かが言った言葉だと思いますが、最初は高いお酒から…その後、色んなお酒に触れてからの安酒を飲むと、その味がわかる!
ということを実感した回でもあります。
かなり初期の頃に飲んだ、コスパ最強格のもう一柱:バランタイン・ファイネスト、アレもそろそろ行ってみようと思います。
種類:スコッチ・ブレンデッド
度数:40%
価格:1,220円/700mlボトル(税抜)
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