…正直シミュレーションRPGじゃないの?と思いながら書いてます…
サウンドノベルとヴィジュアルノベルみたいな違いだと思うのですが…
まあいいやw
※なお、本記事は3週目プレイ中での記事となります。3&4週目クリア後感想は追記にあり。
というわけで、今回の記事はスクエニのSRPG:トライアングルストラテジーです!
コチラの作品はパッケージ版でSwitch、DLではsteamも販売されています。
なお、発売されたのは2022年3月と比較的新しく、販売会社はスクエニ、開発はアートディンクさんとなります。
アートディンクさんを調べてみると、A列車で行こうシリーズをリリースしている会社のようで、この作品含め受託開発作品としてSDガンダムバトルアライアンス・ドラゴンクエストビルダーズ・ソウルハッカーズ2や新女神転生5があるようですね…
結構大作系作られてるなぁ…コレは期待できるのではという印象かな?
というわけで、今回のお品書きへ!
物語紹介:あらすじ
今作物語の舞台:ノゼリア大陸には3つの国が存在する。
一つは北に位置し、常に雪に覆われた過酷な環境でも決して折れない鉄の心と製鉄技術による大国:エスフロスト公国。
一つは東の砂漠にあり、女神の加護により大陸で唯一塩を産出できる塩湖を有する宗教国家:ハイサンド大教国。
一つは中央に位置し、大河と平原による資源豊かで交易で栄える大国:グリンブルク王国。
そんな3つの国は互いに資源を争い、時には協力してもう一方の国へ侵攻していた。
特に30余年前、塩をめぐってエスフロスト公国とグリンブルク王国が協力してハイサンド大教国に侵攻した大戦争は塩鉄大戦と呼ばれるようになった。
塩鉄対戦は決着が付かないまま三国共に疲弊する状況となり、現在はグリンブルク王国の臣下であり大戦を終わらせた英雄:シモン・ウォルホートの尽力とグリンブルク王家の賢王:レグナ王の仲介により終戦に至る。
大きな戦禍を三国は反省、平和的解決を図り三国で友好関係を結ぶようになる。
そんなノゼリア大陸での今作主人公:セレノアが所属するのは交易の国:グリンブルク王国。
父は先の大戦の英雄:シモン・ウォルホートです。
物語の始まりは、そんな状況下でも水面下でハイサンド大教国を牽制すべく、
エスフロスト公国公女:フレデリカとグリンブルク王国御三家筆頭の嫡男:セレノアとの政略結婚が決まり、公女がウォルホート家に嫁ぎに来たところから始まる。
エスフロスト公国の軍船に乗り、花嫁:フレデリカがウォルホート港に到着するや否や…
よくある話ですねw
てか、本日フレデリカが港に到着する事を言いふらしてた人物が原因なのですが…
それでも港に普通に盗賊がやってくるなんて治安が悪いのかい?w
というのは置いといて、チュートリアル的なタクティクスバトルが開始されますが某王子が飛び入り参戦しながらも、ヘンテコな親子盗賊を撃退したセレノア&フレデリカでした。
さて、この公女様ですがかなり生まれが特殊で、ノゼリアで差別されている民族:ローゼル族の生まれです。
ここで選択肢が発生!
3つの選択肢からセレノアのセリフを選びます。
基本的にこういった選択肢はどれを選んでも良いのですが、選択肢毎で信念パラメータが上がり、この辺が今後のゲームの進行に関連してきます。
その名の通り、セレノア(プレイヤー)の信念を何色に染めていくのか?
というところもこのゲームのミソだったりします。
さて、そんな何とも言えない友好関係を結んだ三国ですが、より関係を強化するためにグリンブルク王国が提唱したグリンブルクの新鉱山を三国で共同開発してお互いに利益共有して仲良くなりましょうの会が発足!
セレノアの父:シモン・ウォルホートがその調整役を担っていました。
共同開発の結果、無事に良質の鉄鉱石が産出され、その記念式典をグリンブルク王国にて執り行うことになります。
式典参加前の接待としてエスフロストの技術士官でフレデリカの従兄:ドラガンと、ハイサンド大教国の七聖人にして医法院長:ライラがウォルホート家にやってきます。
三国の関係者がウォルホート家で歓待をうけるのですが、血気盛んなドラガンは塩をめぐるエスフロストとハイサンドの状況をライラに問います。
唯一塩を産出できるハイサンド大教国は高い塩税をとっており、民衆が苦しんでいる!
たしかにそう、塩は生きる上で必要なものです。
三国が抱える問題をセレノアは直に見聞きするのであった。
そんな歓待は終わり、明日はついに記念式典です。
父シモンはこのところ心臓発作が頻発するようになり、嫡男のセレノアにウォルホート家当主の引継ぎを行います。
そして登場するのが、このゲームの最大の特徴でもある…
ウォルホート家当主の証:信念の天秤をセレノアは継承します。
ウォルホート家当主はその進路を当主の独断で決めることはしません。
運命共同体でもある臣下や仲間とよく議論し考え、天秤を用いた投票によりウォルホート家の進路を決める!
ココが他のシミュレーションやRPGにない、このゲームの特徴です!
かくして、新生ウォルホート家は最初の仕事として三国共同開発式典に向かうのであった!
さて、式典ではグリンブルク王家はもちろん、ウォルホート家が筆頭となるグリンブルク御三家にハイサンドの七聖人3名、エスフロストからはドラガン含め、フレデリカの腹違いの兄弟でエスフロスト宰相のタラースとその姉エリカ様、更に公国軍最強のアヴローラ将軍が参加!
武術大会も実施され、新生ウォルホート家の面々は模擬戦に挑むのであった!
そんな式典も無事に終了し、各国の来賓は自国に戻ることになります。
ウォルホート家御一行もさてこれで若の婚礼準備を…と思いきや…
- フレデリカの母国であり鉄の国:エスフロスト公国
- 唯一塩が産出される塩湖を持つ宗教大国:ハイサンド大教国
さてどちらに向かうのか?
新当主:セレノアはウォルホート家の進路を決める為、第一回目の信念の天秤による投票を行います。
セレノアを除く7人の仲間(嫁+臣下+仕える国の第二王子&親衛隊)はどのような選択をするのか?
それぞれの信念の下で7人は選択し、セレノアはその結果に従いウォルホート家当主として最善の行動を行う責任を負うのであった。
そんな感じで投票結果により物語は分岐し進んでいきます!
では次に悪い点行ってみよう!
悪い点:5点
悪い点①:SRPGの醍醐味でもある戦闘までが長い
このゲーム最大の欠点として戦闘終了→幕間→戦闘までの間が長い。
ロードが長いとかではなく、長いメインストーリー+いくつものサブストーリー+RPGパートや詰所で戦闘準備など、戦闘意外のやること見ることが長い…
このゲームは物語メインのSRPGであり、ひたすらバトルするというゲームではない事を念頭においてもらった方が良い。
そこを理解しておかないと、戦闘重視スタイルのプレイヤーからすると評価がダダ下がりします。
物語よりも戦闘を楽しみたい方には、コスパの良いバトル重視のSRPG(マーシナリーズリバースやポテチ価格で遊べるアレ)がありますので其方をお勧めします!
悪い点②:RPGパートがめんどくさい
一応このパートの目的としては、実際の戦場になるマップを確認し、どこからなら楽に進軍できるかなどを下調べするためのもの。
また、住民たちと会話して世界観に没入、もしくは住民や仲間たちとの会話&選択肢で信念を上げる…
ここまではわかります。
だがしかし、そのまんまドラクエみたいに民家に侵入して宝探しさせる必要ある?w
しかも、RPGパートで手に入るアイテムには戦闘で使う便利なアイテムがあったりするので、探さざるを得ないという…
特にこの点はテンポ悪くしすぎ。
もっと簡略化するなら、戦闘でボス倒したらドロップで問題ないと思われる。
更に、アイテムは宝箱みたいな判りやすい表示ではなく、棚とかでたまに光る程度の表示の為、角度(特に↓悪い点)やタイミングによっては見えないケースあり…
非常にめんどくさいの一言!
あと、周回前提のゲームなのですが周回で同じルートに来た場合、1回目のRPGパートで家探しして手に入れたアイテムは再入手できない!
そうなると取りこぼしがなければ家探しする必要もなく益々このRPGパートが不要になってくる…
逆に必要なければ即スキップするのも手かもしれない…
悪い点③:周回前提の為、かなり時間をかけて遊ぶことになる
上記悪い点①②も含めて非常に展開テンポが遅く感じる仕様となっています。
また各信念毎にエンディングがあり、真エンド含めて4つあります。
おそらく真エンドについては1週目からいけない可能性が高く、行けたとしても仲間加入状況問題が発生し、仮に到達しても苦戦は必至かと思われます…
更には、各エンドまでに至る分岐でも仲間になるキャラや物語進行が変わるため、全部堪能するならかなりの時間を要する…
サクッと遊んでササっと終わらすことができにくい作品。
逆に時間かけても良いプレイヤーにとっては良い作品となるが…
悪い点④:立体マップなのは良いが画面が見づらく酔いやすい
立体の角度で建物の影に隠れたり、悪い点②の宝物の光が見えなかったりします。
また、某城の跳ね橋がそうですが、建物の影にいるキャラがぼんやり透けたりと目が痛い…
そのため画面をグルグル回したりするのは仕方ないのですが、なかなかうまく見やすい位置に合わせにくく、3D酔いが発生し変な感じになります…
アングルは大事!
悪い点⑤:物語を先読みしてはいけない!
物語は予想外な展開を見せていくのですが、それはあくまでもこの世界観に没入しているからこその話!
そのため、プレイヤーにこのゲームの世界観に没入してもらおうと長い時間をかけて世界観の説明をしています。
…物語の先読みってなんのことか?
コレだけは言っておきます。
現実世界に置き換えて考えてはいけない!
物語を楽しむ為にこの感覚で臨むとものすごく楽しみを阻害することとなります!
では次に良い点行ってみよう!
良い点:16点
良い点①:switchユーザーはお得にプレイ可能?
この作品はswitchやsteamでもDL販売されています。
勿論セール対象になっていることもあるのですが、もしもswitchをお持ちの場合は更にお得に購入する機会があるかも?
私の場合、switchパッケージ版を中古で入手しましたが…
たまたまセールだったこともあり、なんと1,480円(税抜)で入手しました…
え、安すぎるんですが?w
なぜか不明ですが(たぶん悪い点のせい?)switchの中古価格がメチャクチャ下落しています。
ネット価格でも2500円位なので、よくある半額セールで購入するよりもかなり安く購入する機会があるかもしれません。
物語重視のSRPG楽しみたいなら前は急げですね!
というわけで非常にコスパの良い作品となりましたw
※なお、まとめにこの点についての追記載せてます。
良い点②:信念の天秤による運命の選択!
このゲームの最大の特徴です。
マルチエンドのゲームは大抵の場合、あの時にこの選択肢を選んでおけば…
というのがほとんどで、プレイヤーの選択ミスや主体的に選んだ選択肢で物語は進みます。
このゲームはプレイヤーの意思選択というより信念の天秤を使った各キャラの投票による多数決で進むルートが決まるので、プレイヤーが行きたいルートに行けないケースも発生します。
とはいえ、キャラを説得し行きたいルートへ投票を誘導することは可能です。
ですが、特に初プレイだと上手く舵取りできない事がチラホラ…
各キャラ毎にそれぞれの信条や事情、信念をもっています。
その信念に基づいてウォルホート家の行く末を選ぶ為、仮に物語上で戦局的に不利になるとしても意見を曲げないキャラもいます。
この辺のもどかしさがプレイヤーを揺さぶってきますが、同時にそのキャラの深みにつながっています。
そうこうして主人公の説得でも投票先を変えることもできず、望まぬ投票結果になることもありえます。
結果、プレイヤーの価値観に合わず意気消沈する…
なお、私の場合は第2回信念の天秤でこの状況に陥りました…
だがしかし、そんな行きたくないルートでも当然ながら物語は進みます。
でも安心してください、そのルートでもきっと素晴らしい物語が待ってますので是非進んでみましょう。
物語はプレイヤーが予期せぬ話になっていくため、結局プレイヤーは気になってプレイしてしまうという不思議な現象が生じます。
そして私のように物語の深みにハマっていく仕様です。
良い点③:各キャラに歴史あり! エピソードを集めよう♪
イマイチよくわかっていませんが、キャラ毎で出撃回数が一定数超えるとキャラクター毎の挿話が追加されていきます。
前・後編に分かれているのですが、例えばフレデリカの場合…
毎日忙しいセレノアに手料理をご馳走しようというエピソード!
だがしかし、なんということでしょう…
そんな感じのハートフルコントで笑いの要素もあれば…
特に挿話でオススメなのは…やはり物語の中核を担うウォルホート家の方々!
ウォルホート家古参の兵長:エラドールの挿話では、30年前の塩鉄大戦を戦い抜いた腐れ縁二人の決意のエピソード…
脳が鈍るからと酒を飲まないベネディクトが年に1度、この日だけは酒を飲む…
軍師:ベネディクトの片腕として働く密偵:アンナは、自身の両親を探す…
そんな彼女をエラドールは陰ながら見守っていたが…
そして彼女は両親の真実を知り…
そして鬼軍師:ベネディクトの挿話では…
つくづく、私にとってはベネディクト推しのゲームかも知れんなぁ…
そんな感じで各キャラクターを掘り下げていこう!
そうなんです、このゲームのキャラは非常に良く立っているのです!
良い点④:鬼謀と非道と信念の鬼軍師ベネディクト!
もうね、なかなかに頑固で強情!
人道とか情とか正攻法とか…そんなのお構いなしで結構な鬼発言を述べる我等が鬼軍師の策略は必見!
他国主君からすると臣下のクセに主の前にやたらしゃしゃり出てくる人…
ある王子曰く、勝つためには手段を選ばないヤバい人w
それだけ聞くと、まさに三国志でいうと董卓の軍師:李儒みたいな感じなのですが…
彼なりに信念と想いを持って徹底してやってるので…
なんでしょうね、この辺は良い点③やメインストーリーなどにも関連してきますが、物語が進みウォルホート家の面々の挿話や彼の信念の物語を見ていくと…
本当にスルメのように深い味わいと重みを堪能できるというか、一言セリフを吐くたびにいちいち心に来るというか…
このゲームと言えばな代表格のキャラだったりします…
気になる方は優先的にシモン様に会いに行くルートを取ってみましょう。
鬼軍師「すべてはウォルホート家の為に!」
良い点⑤:エスフロスト傍系の面々
キャラが立つと言えば、個人的に好きな野心家ドラガンとスヴァローグ叔父様ですね。
このキャラたちはエスフロスト直系親族から蔑ろにされており、見返すためにひたすら活動しているエスフロスト傍系親族の方々なのですが…
エスフロスト直系がそれはもうアレなので対照的ですが…人間味のあるキャラ達です。
特に同じく蔑ろにされているフレデリカを深く心配しており、フレデリカの婚姻を本当に喜んでくれています。
フレデリカをちゃんと気にかけてくれているエスフロストの親戚さん…この時点で凄くポイント高いです!
特にスヴァ叔父様については…もう…
親バカ&姪バカで涙w
一緒に新しいノゼリアへ…
良い点⑥:エスフロスト直系の面々
「えっ?」と思われるかもしれませんが...
この人たちも全くブレないw
悪役っぷりに定評のエスフロスト直系3名ですが..、コレはコレでキャラが濃くて良かったw
物語的にグスタドルフが無双しおり、言ってることとやってることが徹底してる…(ただし、○○○○○にはなんか甘い)
幻想水滸伝で言うと、謀略タイプのルカ様と言えばよいか?
清々しいほど悪役やってますw
上の2人については小悪党感がもうねw
てか、エリカ様がウォルホート家に嫁いで改心する物語まだですか?(マテw)
良い点⑦:槍聖マクスウェル
深くは語りませんが、このキャラの扱いが見事です!
てか、声優が子安w
私の中でこの方が直近で担当されたキャラというと、
・SAO:ALO編の鬼畜社長
・妹(?)を溺愛するシスコン司祭長殿
う~ん、まだムゥさんがいるのでまだ終わらんよw
良い点⑧:さすが最強アヴローラ将軍!
槍聖マクスウェルもビックリ! まさに最強の女将軍!
実際に対峙することになりますが…クッソ強いw
しかも邪道なチートキャラではなく、正統派のガチンコ勝負してくるのでなおさら強さがわかりますw
どのルートでもこの人との戦いは苦戦必至!w
勝ったときにはきっと思わず叫ぶと思われる…
それとは別で、将軍と王女の絆…良い!
(敢えて)グリンブルク王国キャラの名シーンに絶対入るキャラです!
良い点⑨:トライアングル三国志
そう、三国あるからこその均衡です。
そして主人公勢力のウォルホート家はあくまでもその一国の臣下です。
大国に挟まれたウォルホート家だけでは単独で生き残れない…
均衡が崩れた時、揺れ動く情勢にどう対応していくか、プレイヤーも悩みながら投票を誘導していきます。
敵はとことんウォルホート家を利用してくるわけですが、かといってウォルホート家も投票次第で利用&裏切りますが…w
良い点⑩:武田信玄の大変さがわかる
なんのことかはエスフロスト行けばわかる…w
今川許さん! 上杉ありがとう!
そういう意味で三重県は海あり山あり忍者あり…
改めて塩の重要性を学ばせていただきました…
良い点⑪:宗教大国ハイサンドと民族弾圧
この国は絶対的な宗教による支配と民族弾圧がテーマでもあります。
何故その民族は虐げられるのか?
そして宗教による支配の恐ろしさもあり!
この国は本当に…
物語を語る上でこの国は絶対に外せないし、良い意味でゲームを盛り立てています。
良い点⑫:第二回信念の天秤以降、厳しい選択と17話
最初の天秤はチュートリアルみたいなもので、だれが仲間になるかの違いくらい。
だがしかし、2回目以降…あなたはその選択に悩み始めます…
私の場合、この道には行きたくないとあの手この手で説得したのですが…
残念ながら説得に失敗し、泣く泣く行きたくないルートに進んでいきました…
そうこうして、重い決断を下しながらノゼリアの激動の物語が進んでいき…
そして最佳境の17話、信念の天秤!
この章は投票前から3人の信念と想いが色濃く表現されています。
しかも上記の良い点の通り、キャラがとても立っていることからわかるようにそれぞれの信念と想いがこもったセリフを声優陣が熱演しています。
そして重く…心が痛むような厳しい投票を行う事に…
本当にハラハラしながら重い決断をプレイヤーとして説得による選択をし、物語の行く末を見守る…
この17話、このゲームを語る上で必見の名場面だと思います…
この場面の為に今までの物語が紡がれて行く…そんな気もしますね。
良い点⑬:物語パート&戦闘パートはフルボイス!
モチロンの事、コレは良い点!
特にお気に入りはヒューエット(意外に天然でカワイイ)とフレデリカ!
上記良い点⑫の第17話にてキャラ毎の信念に基づくセリフによる白熱した討論を各声優陣が熱演!
コレは良いぞ!
良い点⑭:クリア後の周回機能
というわけでマルチエンディング作品となり、エンディング4つの作品となります。
そうなるともちろん周回必須になってくるわけですが、2週目以降については諸々特典が付きます。
- 足跡:クリア前・周回中データ含めて物語の分岐フロチャートに刻まれる
- レベル:レベル含め、お金やアイテムも持ち越し
- 信念パラメータ:クリア時の信念パラメータ持ち越し
- マスクデータの開示:現在の信念パラメータ、選択肢で何の信念が上がるか表示
- 仲間加入条件開示:信念パラメータによる仲間加入条件が見れる
- 仲間キャラ持ち越し:別ルートに行っても加入した仲間を使用可能
- 敵レベル:敵レベルが上昇し、バトルに歯ごたえが無くなることはない
特にマスクデータと仲間の加入条件開示は大きい!
コレを確認しながら2週目を効率よく回ろう!
良い点⑮:真エンド後、エンディング前のエクストラストーリーが見れる!
真エンドクリア後、エンディングのほんの少し前のエクストラストーリーが見れます。
信頼あり、忠義あり、笑いあり、親心あり…意外な縁を持つ方のお話も見れます。
タラース曰く、イイ女がイイ仕事してるw
そして、イチイチ私を泣かしに来る鬼軍師!w
良い点⑯:真エンド後はスタート画面が大きく変わる!
本当にコレに尽きるw
元々はオープンニングで流れている荘厳なゲームのテーマ曲ですが、真エンドを迎えると…
トライアングルストラテジー 君の価値観を図るタクティクス♪
コレ聴く為にも真エンド到達しないともったいないw
コレだけでも価値あり!
さらに真エンドを迎えたプレイヤーへのご褒美です! …とゲーム中の名シーンが流れる!
開発陣の心意気に感謝!
最後かなり叫んでますが…では、まとめへ!
まとめ&関連記事とオススメ&追伸
まとめ:
SRPG(タクティクスRPG)の中では特に物語を重視したゲームです!
三国均衡、各国が抱える問題と政治信条、塩が取れる場所が限られるなど物語はその世界観に没入すればするほどにハマる!
その代わり、物語に重きを置くためプレイヤーに世界観へ没入させようとするあまり、SRPGの醍醐味の戦闘パートまでなかなかたどり着かないジレンマを持つ…
かといって、悪い点の様にその世界観への没入感を持ちあわせないと物語の楽しみが激減する仕様。
特に現実世界の常識を持って臨むと楽しさ半減しますので、変な先読みをしないことが条件です!
私の場合、この記事を書いている時点で現在3週目途中、進んだルートはフリーダム→真ENDを経て…
フリーダムのあの余韻…さらに真エンド…
こんなにもエンディング違うのかと、そりゃもう感慨深かったw
そして、真エンド後に流れる…
クリアした人なら、この内容がわかる歌詞ですね…(涙)
某盾の泣き上戸「やりましょう、若っ!」
そんなわけで全部のエンド見なければ…w
そんなまとめでもコレだけは言っておきたいこと!
第17話の信念の天秤
コレは絶対にプレイして見といた方が良いと本気で言えます!
この場面、今までの厳しい選択の果てに進んできた…だがどうしても曲げれない、コレだけは!
3人のキャラクターがそれぞれの信念を賭けて訴えます!
コレだけでも、とても良い作品に仕上がってます!
シナリオ作家と声優陣、マジグッジョブ!!!
ゲーム自体はかなり周回要素を持っているため長時間のプレイが必須となってきます。
そんなやり応え(見応え?)ある作品なのですが、何故かswitchパッケージ版(中古)はかなりお買い得な作品となっていますので、switchユーザーの方で気になった方は探してみても良いかと!
なお、steam版もセールで半額になっていることがありますので、ウィッシュリストに入れといてみては?
ちなみにSwitchパッケージ版中古で購入した私ですが…
Switchパッケージ版ではなく、steam版で末永く持っておきたかったな…
という感想に変わってたりする稀なゲームです…
え、何故かって?
真エンド後のスタート画面の曲と映像見たら…そりゃまた見たくなるに決まってるじゃないですか!w
そういう意味でアリアクロニクルの「やがて記される希望のクロニクル~♪」と似てると感じていますw
追伸:
なお、アマゾンミュージックでソング オブ トライアングルストラテジーがDL販売されていました!
そりゃもう買ったよw
でも、映像も付いてた方がよりなんか、こう…
アリアクロニクルの曲もDL販売されないかなぁ…
追記:3週目クリア後感想(少々ネタバレあり)
というわけで3週目プレイとして、今回の道中選択肢は私の信念にそぐわないプレイ(ローゼル族を引き渡す・水攻め)でやってました。
今回の運命の17話の説得はモラルルート(フレデリカルート)でプレイ。
なお、このルートの場合はローゼル族引き渡しルートの方が一番シックリきます…
もちろんローゼル族を救出するルートなわけで、フレデリカメインでの物語展開になるはずですが…
結局、私の中で思い返すとコチラも(裏)ベネディクトルートと言えてしまうんですよね…
投票後始まるベネディクトのセリフが心にジンジン…涙が流れるの堪えてました…
必ずセレノア様の望みを叶えてみせます…必ず私が…ですから…!
特にこのルートについては先にフリーダムルート(ベネディクトルート)をプレイ後に進むとより感情移入します。
コレ書いてる時点でも涙と感情こみあげてくるほど…
さて、Xでもチラッと呟いてたベネディクトのその後の消息について…おおよそどこにいるか見当はついていました。
- 希望的視点:シモン様に会いにいった時に語っていた○○として生きる。
- ベネディクトルート(の逆パターン)視点:ウォルホート家を守る事が果たせず○○。(しかもセレノア不在)
どちらにしても○○○○様の前に必ずいる感じですね…
物語中、ずっと私は②の流れかと思っていました…
ところが実際はどれとも違い、③まさかアノ人の元へ…
ああ、そうか…セレノアの最後の頼みはまだ続いていたんですね…
②のパターンでは儚く…でも、③のパターンでも十分に儚く涙ぐむ…
そんなベネディクトゲーは健在でした…
…っと、フレデリカルートだったの忘れてたw
そうですね、かなり終わり方が予想外の物語でした…
ある意味ベネディクトの忠告通りでもあったのですが…
このルートのロランはセレノアの一本の槍(友)として戦います。
なんか爽やかな笑顔のロラン…w
いまのところ、コッチのルートの方がロランに関してはスッキリしてるような気が…
フレデリカが語るウォルホート家の家風…
もしも自分がそうなったら、うちの嫁も語ってくれると嬉しいな…
追記:4週目クリア後感想(少々ネタバレあり)
4週目…とは言っても3週目の17話セーブからの分岐でクリアしました。
私の順路としては最後のルートにして私的に選びたくないルート…ベネフィットルート(ロランルート)となります。
もう上記のパターンで何となくわかるように、(裏)フレデリカルートと言えばよいですかね?
フレデリカとの会話中、顔を正面から見ない(見れない)セレノアと、うつむく事しかできないロラン…
信念による決闘と…両想いだからこそ…婚約者2人の優しさが窺えるシーンです。
ロランのルートであるにもかかわらず…全体通して…ロランの影が薄いw
そして、このルートはスヴァ叔父&ドラガンルートでもある…
もしも、この時フレデリカがいてくれたら…
クリア後のエピローグ…
ノゼリアの民は皆、平等に塩を手に取り幸せそうに暮らしています。
でも、その裏で何が行われているのか…プレイヤーとウォルホート家の面々は知っている。
でも、その事にはロラン・セレノアともにまるで触れず、ただ平穏で平和な日々が続いていく…
ハイサンド大教国ウォルホート領…ジーラはそこである新興宗教の噂を耳にし…
ただ、ジーラは天を仰ぐ…
…私的に一番選びたくないルート…そして私の最後のルート…
余韻はもうこの言葉に尽きる…
あああああああ‥‥っ!
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