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Switch デイグラシアの羅針盤 感想・評価

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深海700mに取り残された潜水艇 そこに最善の選択はあるのか?

※ 現在ゲーム進行中(3週目)の終盤?あたり、クリア前の状態で書いてます。

今回紹介するのは、元々は同人ゲームとして出ていたのですが、スイッチのダウンロード版として出ているデイグラシアの羅針盤です。

このゲームは、俗にいう読み物系ヴィジュアルノベルです。

同人ゲーム系アドベンチャー記事

読み物系ゲームというと、往年のサウンドノベルなどおっさんゲーマーであれば先ず出てくるのがかまいたちの夜シリーズ弟切草学校の怪談・「魔女たちの眠り」・「夜光虫」でしょうか?

一時期大ブームとなっていましたね・・・

特に、学校の怪談については友人宅(保険屋Y宅)に集まって勉強会してたのに、何故か「学校の怪談」プレイ大会になってました・・・(ゲームのお供にコンビニに行ってフカヒレ中華まん買ってきたのは良い思い出)。

このゲームはヴィジュアルノベルではありますが、上記の例と大きく違うところがあります。

それは…

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ゲーム内で選択肢を選ぶところがほぼないというところ。

つまり、ほぼ一本道の物語を読み進めるというだけのゲームになります。

その為、この選択肢を選んだらどうなるのだろう?とか、

この分岐を発生させるには、どこでフラグを回収すれば?等の分岐点を探すゲームではありません。

ただただ読み進めるという、ゲームとしては見た目のつまらなさは感じると思います。

しかし、このゲームはそんなデメリットを含んでいるのですが、

まるでミステリー小説を読んでいるようでありながら、

  1. 登場人物について推理する
  2. 登場人物へ感情移入する
  3. 各場面での思い/疑惑/疑問/不信を感じ取る
  4. 自分だったらどうするかを考える
  5. 最善を選んで安堵する
  6. 何故こんな結末になったのか悲観/疑問/驚愕する

と、犯人は誰なのか(ネタバレになるので、とりあえず犯人とする)を考えるところから始まり、結末に涙する、もしくは何故そうなったのか疑問に駆られて心が身震いするという感じでしょうか?

ミステリー系ではありますが、直接なグロ映像は流れません。

しかし物語上、文章を読む中で連想されるグロ表現はあります。(私は読んでて連想してしまい、心が凍りました)

また、同人ゲームが元なので登場人物のグラフィックが合わない方も出てくるかと思います。

そして、一部のキャラの突拍子のない行動にシラケる人もいるでしょう(1週目中の自分がそうでした)。

それでも話を進めていくと、このキャラの生い立ちやこのキャラの心の芯などがわかってくるので、控えめに言って主人公と同様に「まあ、○○○だから仕方ない」という感じになるとは思います。

↓こんな方にオススメかも?

  • トロッコ問題について知っている
  • ゲームとしてではなく、小説を読むのが好き ←コレ重要
  • 深海&海洋学/生物学&進化論/天文学/医学/哲学/文学に興味がある
  • メアリー・セレスト号事件などオカルトに興味がある
  • 若干厨二病ぎみ (私か?)

このゲームは人を選ぶ感はあります。特に難しい用語がたくさん出てきますが、都度説明を入れてくれるので、ある程度はわかるようになっているので安心してください。

上記のオススメな方で、何らかしか興味を持った方は一度プレイしてみては?

というか私はこのゲームをプレイし、クリアしたことで…

なんと言えばよいのか…、そう…

今の自分があると思います。

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