というわけで、今年もこの企画をやりたい!
そう2023年のアレと同じ、2024年のまとめ企画:徒然ゲーム大賞!
今年プレイし、記事化した作品は計18作品となります。(プレイしたが記事化してない作品もありますが…)
昨年に引き続き、私が2024年にプレイし記事化した作品が選考対象となります!
なので、新作よりも旧作が多め&セール作品が中心となりますので悪しからず!
なお、考え方によっては○○年発売作品という縛りがない&セール品なのでお手頃価格で入手可能!
という感じに受け取って頂けると珍しい枠での大賞となるかなとは思います。
なんか暇だし面白いゲーム無いかな?(しかもお手頃価格で!)という方の検討の一助になれば幸いです。
基本的に私が書く記事の通り「私の主観がメイン」であり「私がその作品をプレイしてどう想ったか」を中心に選考していますが、RPG等の各ジャンル部門受賞については出来る限りオススメで選定するようにしています。(※一部例外アリ)
また、特別賞についてはジャンルを問わずで各部門を選定していますので、かなり私色に染まっている可能性が高いので注意w
では今年のまとめ企画行ってみよう!(お品書き↓)
シューティング部門:2作品
選考理由:アスタブリード
シューティング作品としてかなり良好な作品!
特にシューティング初心者向けとしても良いバランスで、爽快弾幕ぶった切りプレイも楽しかったです!
しかもフルボイス作品でセール利用で更にコスパ良好!
正直、↓の理由がなければアスタブリードが受賞で間違いない!
私史上、初の東方作品!
この作品を通してゆっくり霊夢&魔理沙しか知らない私が、他のキャラにも興味を持ち始めました!
東方作品が初めてな人でも、その物語でキャラがザックリどんな娘なのかを語ってくれているので、私の様に今作から東方シリーズにハマりだす人にも丁度良い!
物語も戦闘もフルボイス仕様!
そのグラフィックもとてもキレイでハイスピードな弾幕ごっこを展開!
正式リリースされたばかりで正直まだ足りないと思う所もありますが、開発者さんが順次アプデをしており、調整や新機能・新スキルを追加してくれる!
対戦に関しては現状難ありな気もしますが、そこも公式対人戦を催してくれており熱意を感じます!
あと、とにもかくにも…
パチュリーと美鈴を推します!(超個人的理由)
まだまだこの作品は化ける要素を持っているので、その期待も含めて今作が受賞となりました!
アクション部門(音ゲー含む):3作品
選考理由:レプリカサバイバーズ
初めてのヴァンサバ系アクションとして楽しくはあったのですが、廉価という所もあってか特にBGMが単調だったり、物語があるように見えて全くない等、アクションとして遊ぶには良いが、ライトプレイヤー気質の私からすると飽きが来やすい。
選考理由:クライスタ
物語は人を選ぶ感はありますが、好きな人には刺さる物語でとても良かったです。
キャラクターは勿論、悲しい理不尽と健気に戦う美少女とその涙、涙に理由を与えて等、コンセプトとしては大変好印象の作品!
なのですが、肝心のアクション部分が…というのが非常に残念な所。
もう一度言います、非常に惜しいんですよ…
まず、物語なんてものはありません。(音ゲーですし)
それを度返ししても、本体があの価格で64+α楽曲と多く、歌アリ・歌ナシ共に様々なバリエーションを含んでいて飽きにくく、更にDLC:ミューズプラスを追加したら良楽曲大盤振る舞い!
しかも、楽曲やキャラクターは随時追加されていきます!
また、プレイヤーのレベルに応じて3種の難易度が存在するなども良き!
何度も挑んでより難易度の高い楽曲に挑戦したり、FC(フルコンボ)やAP(オールパーフェクト)目指したりとプレイヤーがどこまでやるか次第ですが、ついついやり込んでしまう可能性に満ちた作品と感じています。
あと忘れてはいけないのが、リン・ブロウ・マリヤ&コラボな方々といったカワイイキャラクター達もそうですね!
極論、指2本である程度の楽曲をクリアでき、ノーツの流れてくるラインが2本のみと初心者としてもプレイしやすいのも好印象!
RPG部門:2作品
選考理由:いけにえと雪のセツナ
この作品については後程書くことになるのですが、正直言って万人向け作品とはとても言いづらい作品。
端的に言うと、プレイヤーの感性依存が激しすぎます。
それ次第で駄作にも神ゲーにもなる作品!
また、RPGとしてみても最終的にバランス崩壊するような禁じ手技や登場するモンスターがメルヘン過ぎる所(それでも凶悪なボスもいる)もあり、The人を選ぶ作品。
明るい雰囲気のDRPGで、RPGとしても良く出来ており、楽しくプレイできました!
特にBGMについてはボカロ使用による原曲を更にグレードアップさせており、更には進行状況で戦闘BGMも変わる(しかもでどの曲も良い)など、とても魅力的でした!
※聴き比べも可能なサントラ付きのSteam版:デジタルプレミアムエディションがオススメです!
あと、コレは重要:廚二病要素満載(魔眼・邪眼・デモン・デモンレイジ!)
物語、笑い、トレハン、ダンジョンクロールの便利機能、本格バトルと大変良好な作品でした!
※ラブひな要素は人によって…ですが、その世代なので問題なし!w
シミュレーション&ストラテジー部門:5作品
非常に申し訳ないですが、敢えて↓作品以外は語りません。
この部門に関しては、この2台巨頭の戦いですね!
選考理由:十三機兵防衛圏
グラフィックが神懸かってます!
そして多重に張り巡らされた伏線とその回収による衝撃波が脳へダイレクトアタックしてくる感覚!
あと、機兵戦でのダイモスをぶっ飛ばす爽快感で脳汁出ます!
感情移入型プレイヤーではない方は十三機兵を強く推します!
しかし、私は感情移入型プレイヤーだった…
特に今作については感情移入型プレイヤーに是非オススメしたい物語で、その世界観にどっぷり浸かったプレイヤー程、物語の良さ(特に展開)が素晴らしく感じとれるかと思います。
そして、その世界観に入り込んでいるからこその、17章!
あの白熱の論戦、信念と信念のぶつかり合いと声優達の迫真の演技は本当に素晴らしかった!
世界観にハマれるかどうか、それ次第で興奮冷めやらぬ作品ですね!
あと、忘れてはいけないその物語の結末!
アンハッピーエンドな結末に想いを馳せてからの…
だから私はこの作品を推す!
そして、そのトドメは真エンドを経てからのスタート画面!
「思い強く持ち切り拓け君の道 心に空駆ける一羽の鷹のような♪」
ここら辺はプレイヤーの感性次第ですね。
※十三機兵防衛圏が何故選ばれなかったかについては、十三機兵記事の追伸(ネタバレあり)に詳しく書いてます。この作品自体、大変良い作品なので、クリアしてから読まれるのが良いかと…
アドベンチャー&ビジュアルノベル部門:6作品 ※妄想アリ
※ADV部門については諸般の想いによりかなりトンデモな内容になっております。
この部門に関しては1つずつ選考理由を書いていきたい!
7Days to End with You:
変わったコンセプトでしたし、実際にそのコンセプトはプレイヤーに伝わっていると思います。
でも、未知の単語に意味を付けていくとして、それがどうもかみ合わない状況が続き過ぎると…
あと、物語をさらに深く切り込む為にはプレイ内容外の手法がいるのはどうかと…
The Wake:
クリアしてから数日後にやってくるアレですねw
開発者自らの体験談を元にしており、本当にすごい作品を作られたとも思っています。
ただ、ゲーム性に関してオススメしやすいかというと…
僕たちが死ぬまであと七日:
中国版人魔という感じですね。(物語は全然違いますが)
輪廻蝶システムの第一作目となりますが、私の中で一番の衝撃回は勿論、あのシーン!w
でも、そのシーンはまさにあの作品があったから特にそう思えるわけで…
というわけで、残る2作品となりますが…
サドンデスマッチ Fight!
赤コーナー:入場からロールケーキをかじり出す青いシルエットの浪人生:波立 良志!
VS
青コーナー:入場から缶コーヒーでカフェインの補給をしだすオールバック大学生:端木 斐!
なお、レフリーは厳正なジャッジを期待してクラス委員長の寒川!
まさかの同じ開発者作品によるタイマン勝負開始!
コーヒー中毒探偵が勝つのか、それとも冴えない浪人生(覚醒すると?)が勝つのか!
観客席から各選手に向けてエールが飛ぶ!
神無迷路ファン「波立よ、エンディングにスペシャルサンクスとして入れてもらってるんだ!それで負けるとかありえない!(ド正論)」
端木斐ファン「いやいや、ローソンでわざわざネットプリントガチャ引いてくる人だぞ!しかも、さんざんコーヒー中毒をネタにしてるんだから斐が負けるはずがない!(すいません)」
寒川「では、両者Fight!」(ゴングが鳴る!)
開始早々、殴る・蹴る・頭突き・おビンタ・噛みつく等、子供のケンカが始まる!
そんな激戦の最中、各セコンドからの応援物資が投げ込まれた!
柳董「斐、新しい缶コーヒーよ!」
小酒井「良志君、コレを!」
小酒井がポケットから風鈴を取り出し、音色を奏でだそうとした、その時!
肖懿「あ、ごめん!」
おおっと、セコンド:小酒井の横に何故か居たネットゲーマーっぽい青年が何かに躓いて小酒井にぶつかる!
不意を突かれた小酒井、肖懿と共に倒れ込んでしまい手に持った風鈴を落としてしまった!?
その間に斐選手、缶コーヒーを開けて一気飲み開始!
セコンドの小酒井、次に取り出したのは…まさかの反則技:鏡!
鏡を波立選手に向ける!
おっと、それを遮るように突如として現れたゴスロリ少女が鏡の前で身だしなみチェックを始めた!
凌霄「うん、今日も良いわね!」
一気にカフェインを注入した斐選手、渾身の力で空き缶を波立選手にめがけて投げつけたっ!
おおっと、空き缶は波立選手の眉間にクリーンヒット!
波立選手、あまりの激痛でその場にしゃがみ込み必死に耐える!
ココで試合終了のゴングが!?
レフリー:寒川による判定は如何に!
結果は…
神無迷路ファン「おまえ、マジかよ! 人でなし!w」
はい、というわけで私が想ったことを書いていきます…
まさにその「人でなし」の存在です!
神無迷路に関しては…記事で本当に想ったこと書いてますが、決して悪い作品ではないです!(コレ本当!)ラストの方までメチャクチャ楽しんだ作品です!
そう、そのラストがあまりに私の苦手分野だったw
他、ゲームの技術的な所など、詳しくは説明できませんがプレイヤーを楽しませる・プレイヤーを作品に魅了させる技術等、致意さん作品の中で断トツに神無迷路が抜きんでています!
でも、その作品…いや、致意さん作品の原点たるものが端木斐異聞録!
お話で伺ったのは、学生時代に開発した作品だそう。
今作を開発し、それに徐々に技術を積み上げ、新章を作る度に技術をアップグレードしていった作品。
正直、作品的にホラーかつグロいし、暗号解読など(私的に)難解でした。
それでも、DLCで章を増すごとに開発スキルの向上&こんな試みを入れてみようというのは感じとる事ができます。
フルボイスだったとしても、日本人プレイヤーとしては、中国語なので何言ってるかわかりません。
でも、このキャラはこんな感じのキャラなのか…と想い耽る事は可能ですし、特に主人公を開発者本人の声で演じるというのも非常に興味深かったりします!w
そしてなにより、この作品でもその特徴的だったのが…
「人でなし=人でなしの恋」
あの可愛いけどもツンツンなゴス少女:凌霄エンドのあるあの章ですね!
柳董「人形はどこ?」
あのエンド!
ヒロイン:柳董のただその一言で、夢から覚めて凍り付くようなあの感覚!
「ああああああああっ!!!」
リアルで大絶叫してました!
そう、今でも忘れない…恐ろしくグロく、そして切ない、人でなしの恋!
神無迷路開発に当たり、そのオマージュ作品:かまいたちの夜!
開発者の夢が叶った時、某有名小説家(A氏)とのXでのやり取りを読みましたが…
一番好きな作品:殺戮にいたる病
あのポスト見た時、それを読んだことがある私としては…
「ああ、だから人でなしの恋とか生まれるわけだ…」
と、そう思いました…w
更に、人でなしの恋をプレイ後、しばらく経ってからプレイした僕たちが死ぬまであと七日のあのエンド!
「あああああああっ!!!」
そう、人でなしの恋を作った人だったwww
開発者の狂気というか、そういう作品を作ってしまう人だったw
そう、端木斐異聞録の中に開発者の精神(主に開発者の狂気的なモノ?趣味・嗜好?)は存在してるんですよ!
ほぼ妄言書きまくってますが、それだけ致意さん作品をアレコレ考える上で、この作品…特に人でなしの恋は外せない!www
という、ほぼ妄想みたいなこと書いてますが、そう思えたからこそ、この作品を選びます!
てか、そういうの無しで言えば、断トツで神無迷路ですけどねw(マテ)
ちなみに、今までクリアした致意さん作品を私なりに漢字を使って表現すると…
- 端木斐異聞録=狂気・冒険・珈琲
- 湖心亭奇談集=自由・試作・地下鉄
- 僕たちが死ぬまであと七日=表裏・絶望・死
- 人魔=哀愁・理想・行進・吸血鬼
- 神無迷路=技術・懐古・物理・笑い・鏡w
そんな感じですかね。(あくまでも個人的な感想表現です)
デイグラシアの羅針盤は後述します!
特別賞:※ジャンル不問
ここからは、ジャンルの垣根なしで今年プレイした作品の中から部門毎で選出していきます。
ちなみに今年の部門はコチラ↓
では特別賞が終わりまして、遂に今年の総まとめ!↓
徒然ゲーム大賞:2024年で一番プレイして良かった作品(満足度1位)
はっきり言いますが、この作品は人を選びます。
人を選ぶというか、そのプレイヤーの感性次第で、どうとでも評価が変わってしまう不思議な作品です。
では、私にとって何が良かったのか?
その雪は神秘的であり、そんな雪が常に降り続ける島を舞台に、深雪を踏み分けて進むグラフィック。
全場面、常にピアノによるBGMを奏でたかなり尖った作品。
懐かしさのあるアクティブバトル作品。
題名の通り、その物語がセツナすぎる作品。
何が悪かったと思うのか?
素材集め等、システム的に面倒だった作品。
ただただ、物語の説明不足が否めなかった作品。
あの切ない物語…何故彼女は?
物語の説明不足により、かなり評価に影響を与えてしまった作品ではないかと思います。
でも、この作品のラストに涙する人がいます。
何故泣いてしまったのか、あの物語の結末、彼女は何故そうしたのか?
その辺を考察していくと、プレイヤー毎の違った物語の深みが出てくるのではないかな?とも思います。
この記事もそうですが、どの作品の記事も「私の主観」で、「私がその作品をプレイしてどう感じたか?」をメインに書いています。
セツナに関して、その物語の私なりの考察と、あるキャラクターの妄想小話なども書いてます。
私がこの作品をプレイして感じた事、想ったこと、こういう物語ではないか?と想い書きました。
考察しながら涙して、そのBGMを聞きながらで涙して、記事を書きながら涙して…
そんな作品が私にとって悪いものであるはずがない…
この作品は本当に、人を選びます。
だから私は、この作品を今年で一番プレイして満足した作品に選びます。
コレは私が選ぶ、徒然ゲーム大賞です。
ところで、何か忘れてないかい?↓
追伸:さて、ココで質問です!&今回の関連記事
私、作品名を書きながら、まだ言及していない作品がありますね。
そうです、深海、赤い海、澄み渡る青空と海のアレです。
今年、最大級に泣いた作品は、やはりコレ!
泣いた回数ではセツナやクライスタ、トラストの方が多いのですが、嗚咽しながら泣くまではなかった。
しかも、デイグラシアについては過去にクリア&記事済みでもあり、初見でのプレイで大泣きしたのはもちろん、今回の再プレイでも盛大に泣いた作品!
そのルートの結末がどうなるかを私は知っている。
それを知っていても、ただただあの場面にいた3人と共に大号泣した作品!
名曲:aimlessが流れ出したと同時に、背中にゾクゾクとあの波が来る作品!
まさに調教とでも言えばよいのか!?w
そして最後の希望には挿入歌! そしてそのエンディングは静かに歌が流れ…
そのゲームは正解がない作品!
だから、その解釈はプレイヤーに委ねられる!
考察し、このゲームが何を言おうとしたかを知った作品であり、初クリア時の解釈と再プレイ時での解釈が大きく異なる事に気づいた作品!
この作品で考察した経験が、上記のいけにえと雪のセツナの考察に生かされ、そしてセツナで考察と妄想を書き連ねた経験が、30年以上も前の作品であり、私の心の名作:ソードマスターのエンディングのその後を書かせるに至りました。
そうなんですよ!
この作品を再プレイし、再度新しく記事を書いたからこそ、今年の私の名作達の記事にも影響を与えてくれました!
でも、今作はそもそも私の中で名作であることを既に体感して知っている作品。
だからこそ、2024年に初めてプレイした作品たちと一緒に扱うのは卑怯だと感じていました!
だから、敢えて各賞の受賞候補から外した作品です。
でも、それでも…
この作品が私に与えた影響は大きい!
なので、私はこの作品を…
という事にします!w
便利な言葉、殿堂入り!
てか、既にこの作品は心の名作として私に刻まれているんですがねw
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