今回の記事は、東海テレビ「タイチサン!」のお正月放送回で放送されたヒモノ食堂の記事です!
と言っても、番組で訪れたのは四日市食堂の方ですが、今回私たちが訪れたのは鈴鹿市街の中央道路沿いにある鈴鹿食堂の方です。(こっちの方が穴場)
私たちが最初にヒモノ食堂を知ったのは、かなり昔(鈴鹿食堂ができる前、当時は居酒屋の昭和食堂だった頃)、四日市のまぐろ会館(レストラン)にマグロを食べに行きたかったのですが、案の定で行列が出来ていたので、その向かいの小さな食堂に目が留まり、行ってみたのが最初です。
あの時はサーモンハラス(いまでも私の定番メニュー)を食べた記憶があり、あの時の脂タップリのハラスに専用醤油(今思うと旨だれだったのかな?)をぶっかけて食べたら旨すぎたことから、マグロにするか、ヒモノにするかで毎回悩む機会を与えてもらった記憶があります。
あの当時、私はヒモノ食堂の存在を知らなかったので、コバンザメ商法?と疑った記憶も確かにあったりします…(なんと失礼な…反省!)
それでは、お店に入ってみましょう!
まず、駐車場から店舗に入ると風除室みたいなところがあります。
そこに注文の仕方が描かれた看板があるので、初めての人はそこで確認しましょう。
では、改めて入店します!
中に入ると、長~いショーケースが飛び込んできて、覗くとそこはピンクの花園!(良い意味で)
まぁ~、色んな魚の干物がありますね…
注意したいのは、例えば「ほっけ」だけでも縞ほっけ・真ほっけ、一尾・半身といった感じに、ザックリ同じ魚だとしても色々あるということ…
う~ん、悩みますね…
十分悩んで、コレ!ってのを決めたなら、トングで取ってザルの上に置きます。
そのまま奥に向かって行くと、①注文口でザルを渡します。
その際、定食にするかどうかを確認されるので、ほとんどの方が頼むであろう「定食で!」と叫びます。
ちなみに、定食のご飯は大盛り(追加料金+50円)にすることもできますので、ご飯大好きな方は頼んでみてください。(※自己責任で)
注文が終わると、受付番号の書かれた紙が渡されるので、番号が呼ばれるまで席取したまま待機。
温かい玄米茶や水などもセルフサービスなので、今のうちに汲んどきましょう!
(私たちが訪問した時は比較的に空いていたが、約10~15分ぐらいだったか?)しばらくしたら、②受取口から番号を呼ばれるので、取りに向かいます。
なお、その際に受付番号の紙を忘れないでね!(あぶねw)
定食の場合は、ご飯・味噌汁・一品小鉢が付いてきます。
小鉢をどれにするか、受取口横に数種類置いてあるので選びます。
なお、温めOKな小鉢もあるので、その場合は店員さんにお願いしてみてください。
小鉢置き場の横におでんも置いてあり、1品100円のようですが、頼んだことないのでわかりません…(必要な方は頼み方を聞いてみよう!)
また、ご飯の大盛りを頼まれた方は自己責任でお願いしますね♪(てんこもり♪)
折角なので、その後の流れについて…
受取口で商品と共に伝票を受け取り、食べ終わったら③返却口に食器を返します。
返却口は狭く、お盆がそこまで置くことができないので、置けない場合は隣にある銀ラックにもお盆を返却できます。
その後、隣にある④清算口にて伝票を渡してお会計後に退出するといった流れになります。
ちょっと流れ的にはわかりにくいですね…
というわけで、私たちが選んだ干物はこちら!
写真:縞ほっけ半身 400円+定食 350円(一品:味噌おでん)
今回選んだ一品小鉢は、大根・ちくわ・こんにゃくの味噌おでんです!
大根、ちくわ、こんにゃくのおでんが細かく切られた状態で味噌漬けされてます。
大根やわらかくておいしいね~!
味噌汁はワカメの味噌汁だったのですが、う~ん、特にコレと言って可もなく不可もなく?
それはさておき、真打登場の縞ほっけさんだ!
よく焼かれて、如何にもな風格を醸し出す縞ほっけさん(半身)、早速骨を取ったらホロホロと身がほぐれ、卓上の旨だれを少しかけて、口の中に放り込む…ちょっと噛んだら、その口の中に白飯を投入すると…
「縞ほっけさん、激ウマだな!」
この「旨だれ」、一見は醤油ではなく白だしにみえるのですが、壁に貼ってあるポスターをみると、
「三代目社長が醤油メーカーと開発した、干物専用のたれ」
なのだとか…干物専用…シ●ア専用?
う~ん、一品小鉢は味噌おでんも良かったが、大根おろしの方が良かったかもしれない…
大根おろし+旨ダレ+縞ほっけ+白飯 = ∞の方程式か!
では、次の写真へ!
写真:昆布さば 600円+定食 350円(一品:玉子と海苔)
う~ん、チョットさば焦げてね?
ちなみに今回のさばは、ノーマルのさばではなく「昆布さば!」
・・・って、何が違うの?
ネットカタカタで調べると、まず生サバと塩サバの違いが出てきます。
- 生サバ:水揚げ後さばいたモノ
- 塩サバ:塩水に漬けてから干したもの(加工品)
という事は、昆布サバも加工法の一つの様で、昆布〆=食材を昆布で挟み寝かす(この場合は干物にする?)的な感じかな?(その他のネットで売られている昆布サバは、昆布醤油に漬けるケースもある)
実際食べてみると、あら不思議…よく昆布の風味が出ていました。
てか、ほっけ同様に身がホクホクで旨い!
あと、卵かけごはん(TKG)がお店のオススメとの事で、嫁はコレを選んだようです。
ところで、干物定食以外にもカレー&うどんもあるんだが…干物と合うのか?
( ゚Д゚)…あぁ(察する)
写真:うどん 500円
というわけで、別日に訪問して注文したのは…
「うどん&カレーのみ!」
という、ヒモノ食堂を冒涜するような食べ方してきました。
カレーではなく、うどんから到着したのですが…
受取口でうどんを受け取った真っ先の感想は…
「うはっ、かつおだしの好印象のアレだ!」
食べる前から出汁の香りで旨そうな感じがするぞ!
早速食べてみると、やはり濃いめのカツオ出汁でちょい辛目の塩梅でしたね。
一見、関西系の薄め出汁で甘い系の塩梅かと思ってたのですが、ちょっと想像してたのと違ってましたね。
具材はワカメ、かつお節、ネギといったところ。
ただね、出汁は美味しいのだけども…
一言で例えると、うどんが大変コシのある加ト○の冷凍讃岐うどん?
出来立ての出汁の香りは本物だったのですが、あくまでもうどん屋さんではないのでそこはねぇ…
分量的にコレだけでお腹いっぱいにはならないと思うので、「ヒモノ単品+うどん」という組み合わせて食べるのであればOKなのでは?
なお、ヒモノ定食+うどんだとかなりお腹満腹になるので、やめといた方がいい分量ですね。
では、残りのあれだ!
写真:カレーライス 500円
そう、例えるなら…
「絶好調 真冬の恋 スピードに乗って~♪」
という感じに、ゲレンデでの鉄板食べ物:食堂のカレーライスだな、コレ…
まぁ、味わいはお察し下され…
なお、ご飯の量は定食のご飯の様に結構分量多めです。
ゲレンデのカレーライス+大盛=1,000円超える
と考えたら、半額でゲレンデのカレーが食べれると考えれば…コスパ良し?
もちろん、ヒモノとカレーとの相性は良くないので…頼む必要はないのですが…
まとめ:サーモンハラス定食 750円+350円
皮がめちゃくちゃカリカリに焼かれていて、鮭の脂がジューシー♪
言うならば、干物Loverの楽園!
いやぁ、おいしいねぇ!
てか、基本的に私は魚をすすんで食べる人ではありません。
…なんですが、一部のお店では魚料理をすすんで食べてしまいます。
それは、ほっけの美味しいお店&魚が地物のお店です!
思い返せば学生時代の北海道貧乏旅行の際、小樽の漁港内食堂で食べた「ほっけの開き定食」で、海鮮の外食に開眼しました!
これは最近のケンミンショーで知ったのですが、「ほっけ」は鮮度が保ちにくく、北海道以外では主に干物としてしか食べれないとの事。
しかし、北海道では取れたてのほっけを開き(開き=開いたモノの総称で、生もあるし、干物の場合もある)として食べるのがほとんどで、サバよりもほっけの方が食べられているらしい…
私が小樽で食べたのは、ほっけの開き(生の方)だ!
まあ、そんな最近知るまでの間「ほっけ=うまい魚の干物=美味い」という思考回路で動いていたようです…
居酒屋のほっけもうまいんだよなぁ…
それはさておき…
ショーケースの干物は、店頭価格から50円引きにて持ち帰り商品として、注文口にて販売もしているようです。
旨だれも付いてくるそうなので、気に入ったら持ち帰って家族みんなで食べてみる?
定休日:年中無休(※年末年始除く)
営業時間:11:00~21:30(平日)・8:00~21:30(土日祝)
席数:テーブル席多数
駐車場:敷地内共同駐車場
予算帯:750~1,000円位
設備:Wi-Fiなし/コンセントなし/BGM:テレビ/ウォシュレット/除菌クリーナー/雑誌
サービス:干物販売(表示価格より50円引き+旨だれ付)
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