対戦相手「コレで王手だ!」
俺①「(直感で)じゃあ、ここに銀を置いて防ぐ!」
俺②「(う~ん…しばらく熟考…)じゃあ、ここに銀を置いて防ぐ!」
今回のお話も、名著:「死ぬほど読めて忘れない高速読書」からのお話です。
例えば、チェスでは5秒で考えた手(ほぼ直感任せ)であっても、30分かけた手であっても86%は同じで、熟考してもほとんど変わらない。これをファーストチェス理論というそうです。
つまり、考える長さと決断の正しさは比例しないという悲しいお話です。
人間の日々の行動と言うのは、99.9%は深い思考からではなく、無意識の直感によって判断されています。また、直感は人間の膨大な情報量に成功体験や失敗経験などが積み重なって培われるという。
結局のところ、決断の正しさというのは、その人がどれだけ脳のデータベースを充実させているかによって決まるということ。
そして、本を読んだり経験(体験)したりすることで自分のデーターベースを豊かにすれば、直感やひらめきが生まれ、正しい決断ができるようになる。という話です。
ココから私の私見ですが、私は極端に悩み癖があったりします。些細なことでも悩んでしまう習性があり、考え出すと、もうどうにも「う~ん、う~ん」と悩み始めます。
この理論を見たとき、何とも言えない悲しさを感じました。そうなら、時間の無駄じゃないかと…
でも、そういう性格(趣味)なので、すぐにはどうこうできるはずもありませんよね。
ただ、この理論が指すところは、悩んでも答えが出そうにないなら、直感で選ぶのも結局は無意識化で私の脳が今までのデータベースから「多分コレ?」と決めくれているのかもしれないわけですから、少しは気が楽になるかもしれませんね。(正解であれば、なお良しですが…)
失敗経験も脳のデータベースに貯めて、より良い直感ができるよう頑張ります…
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