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ヘルシング ペンウッド卿を偲ぶ

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「私は無能かもしれないが、卑怯者ではないよ。」 

かつてはTVアニメ化もされ、放映時に原作が執筆途中の状態だったため出来の悪いラストとなってしまい、作者がマジギレした作品でしたが、原作が完結した後で忠実に映像化した「ヘルシング」の登場人物のお話です。

DVD5巻の見せ場はほぼペンウッド卿のお話といっても過言ではないでしょう。

もちろん、無能なおっさん以外にもヴァチカン第13課イスカリオテや死神執事、最後の大隊のアクションの見せ場もあるんですけどね。

家柄だけで英国安全保障特別指導本部の中将の地位に就いたわけですが、指令室の機械も扱えないので座っているだけの仕事だったのでしょう。無能と言われても仕方がない。さらに同じ円卓会議メンバーからも裏切りを疑われる程扱いがひどい。

しかし、なぜか部下たちからの信頼は厚いよう。理由は見出しや下記のセリフからわかる人間性でしょうね。

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「私はここの指揮官だ。~~離れるわけにはいかないだろう。」

また、エンディング映像で、50年前の少佐の計画を壊滅させるため、アーサー・アイランズ・ペンウッドが動いていたエピソードが流れます。3人は友人関係でアーサー・アイランズの対立をペンウッドが仲裁(貧乏くじ?)していたんだろうなぁ。

戦闘力があるわけでなく、指揮能力やカリスマがあるわけでもない。こんな最悪の戦火の中で即死するであろう無能なおっさんなのですが、最後は敵を道連れに本部ごと壮絶な爆死となります。

その愛嬌と責任感でヘルシングファンに愛される無能なおっさんキャラクターです。

最後に一言

「新しいヘリ買って!」

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