というわけで、今回は2022年8月9日から期間限定販売された銘柄「サントリー白角」です!
そもそもは、過去記事の白角ハイボール缶で初めて存在に気づいたのですが、その後のコンビニ訪問時…
「なんか新商品並んでないかな…あ~、いつもの角瓶か…え!?」
という感じに一瞬、通常の角瓶と見間違えそうな配置で置いてあったこのボトルを発見したのが契機です。
まあ、実際は…
「コンビニで売ってるなら、スーパーや酒屋さんの方が安く売っているはず!」
という感じで最寄りの酒屋さんで買ったわけです。(確実に安かった)
やっぱりコンビニ価格は量販店と比べると高いですね…
その代わり、普段目につく・フラッと立ち寄れるという新商品のお披露目には最適な場所なので、新たな発見が得られる場所ではあるのですが…
さてコチラの銘柄ですが、2019年3月から原酒不足の影響で休売となっていて、今回はその期間限定&数量限定での販売となっています。
そもそも、ウイスキー飲み初めが休売開始時期よりも遅い為、全くなじみがないのですが…
その代わり、一部コンビニにて白角水割り缶が売ってたのは記憶にあったりします。
ところでこの銘柄のキーモルト、通なウイスキー好きの方なら大好きな白州蒸留所のモルトが使用されているようようなのですが、ホッグスヘッド樽で熟成された原酒が主体なのだとか?
ちなみに気になったのでネットカタカタしてみると…
ふむ~、ウイスキーあるあるの「使用済みバーボン樽を使用」というのはまさにこのこと?
まあ、それはさておきいってみよう!
×ストレート:
香りは中程度のアルコール臭、他にも良い匂いがあるのだけども…
基本的に良い面がアルコール感で隠れてしまい意味をなさいかも?
あと、端的に言えば目にクル…
味わいもアルコールの辛味…とまではいかないけども、アルコール味という感じ。
喉元を通り過ぎると、熱くなるのは当然のことながら、ほんのり甘い。
てか、アルコールに耐える必要があるか?
○ロック:
香りについて、真っ先に甘い感じのバニラという印象。
香りはそれ自体はまあまあある事ですが、安酒あるあるな味わいの真っ先に感じるのはアルコール…かと思いきや、じんわりと感じる木というか何だろうこれ?
まったりとそんな印象が残ります。
アルコール感も直で来る感じではないし、これは以外に良いかもしれん…
基本的に加水化していくとバニラの方が強くなってくるけども、まあまあ雰囲気良いですね。
まあまあ、よしよし!
△トワイスアップ:
香りは落ち着いている方で、弱めのアルコールからさっぱりした感じのお線香のような感じ。
あと、若干のバニラ感。
ただし、その前にトワイスアップのジムビームをやってたので、少し鼻がいかれてるかもしれない …
味わいはアルコールが強く感じた後のじんわりと甘く、余韻も若干のアルコール
これで飲む必要はない!
てか、若干最後の方が炭ぽいものを感じた…
△ハーフロック:
真っ先に香る樽香、あとは微かなバニラ。
味わいがキュッと締めるようなドライな感じですが若干余韻が辛い。
これはロックの方に分があり!
てっきりハーフロックも美味しいかなと思ったんだけど残念…
△ハイボール:
香りは、イメージを持っていれば確かに森林と言うか、薄い木の匂い…
ごめん嘘です、さっぱりしたような香りで連想としてはヒノキが近いかもしれない。
しかし、本当にこの感覚は木というものなのか、不思議な感じがする。
味わいは初手:若干のバニラ、そして酸味の後に長めの甘みが来てからの酸味に戻る。
でも若干舌にちょっとした痺れみたいなものが残り、余韻は長い。
飲み進めていくと、オレンジの酸味のようなものの後に余韻がアルベドの様なちょっとした苦味。
そういう意味ではいろんな味を感じれるという意味で良いウイスキーなのかもしれない。
ボトルを開けて少し酸化した時には飲みやすくなっている?
さらにボトルを開けてから日が経ち酸化していく程に若干の線香感があり。
言うなれば穏やかさがある?
×コーラ割り:
味わいは、苦い・まずい・甘さの欠片なし!
大抵美味しくなるコーラ割りがびっくりするほど合わない…
逆にこれほど合わない組み合わせも珍しい…
香りに関しても打ち消し合いからのなし。
コーラで割るなら普通の角瓶の方をお勧めします!
しかし、何度か飲んでいくと舌が麻痺してきて普通に飲めるようになってくるのがちょっと怖い…
更に時間をおくと甘さも出てくる…何だったのか?
○ジンジャーエール割り:
ジンジャエールの甘さの香り+白角の香りもちゃんと生き延びていますので、相対的にニオイは良し!
味わいもすっきりとした甘みで、ジンジャーエールと白角の個性が打ち消しあうこともなく、いい感じに溶け込んでいる。
組み合わせ的には断然アリ!
ゴクゴク飲めて美味しいです!
では、まとめ行ってみよう!
まとめ:
おすすめはロックですね!
この飲み方が一番白角を味わうのに良いかもしれない。
次点で期間限定品ではもったいないかも知れませんが、ジンジャー割りかな?
このボトルに関して言うならば…
「通常価格帯である1,000円台で白州を楽しめるブレンデッド!」
として考えればアリなのかもしれない…
しかし、期間限定&数量限定のため、販売期間が終わってしまえば購入することができないわけで…
期間限定品ならば…という形でどんどん終了に近づけば近づくほどプレミア感が上がっていくわけで…
そんなわけでAmazonさんでネット価格を調べてみると…
「え、9月時点でアマゾン価格:2,850円!?」
コンビニで見かけて直ぐに酒屋さんで買った価格が1,280円(税抜)だったので、倍になっとるがな!
ちなみに、気になったので調べましたが、
通常販売されているリザーブでアマゾン価格:3,060円…
あんま変わらんやんw
というわけで、すごく結論なんですけども…
「1,000円台で購入できない時点でリザーブで良くね?w」
ただし、運良く1,000円台で売っているなら買っても良いくらいの銘柄かな?
なお、過去記事の白州が使われているリザーブを見てみても、ロックやハーフロックがお勧めだった。
そういう意味で白州=ロック系な感じなのかもしれない。
とはいっても、私は白州あまり飲んでないのと、どちらかと言うと白州と相性があまり良くないというのもあり、イマイチつかみきれないモノでもあります…
というわけで、もしも1,000円で売ってるのを見かけたら、話のついでに買ってみるくらいの銘柄…かな?
種類:ジャパニーズ・ブレンデッド(キーモルト:白州蒸留所)
度数:40%
価格:1,280円/700ml(税抜/2022年8月酒屋価格)
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