質問：理想の人生を生き切った「未来の貴方」が、「今日の貴方」にメッセージを送るとしたら、何と伝える？
今回紹介するのは某学長オススメ本で、3秒でハッピーになる名言セラピーの著者：ひすいこたろうさんの著書、「あした死ぬかもよ？」です。
上記は、この著書の最後の質問で、個人的に一番深い内容のものとなっています。
心理学の実験で、トラウマを乗り越えた人と乗り越えていない人で、トラウマを思い出したときの記憶にどんな差があるのか？という実験がありました。
結果について、トラウマを乗り越えていない人（前者）は、その出来事を思い出した際、その「出来事のみ」を思い出すのに対して、トラウマを乗り越えた人（後者）は、その「出来事と自分」を思い出すという差があったそうです。
具体的な例えとして、トラウマが親子関係だったとすれば、前者はトラウマを植え付けた原因である親だけが出てくるのに対して、後者の場合は親と「自分」が同時に出てくるそうです。
前者の場合、自分が出てこないということはつまり、出来事を俯瞰して客観視出来ていないということ。そして、この自分を客観的に見れる視線こそ自分を癒す力だと著者は述べています。
では、究極に自分を客観的に見たとして、上記質問をもう一度見てみましょう。
質問：理想の人生を生き切った「未来の貴方」が、「今日の貴方」にメッセージを送るとしたら、何と伝える？
もしも自分へ具体的に語り掛けれる内容を既に持っているという方は、きっとそう、ご自身の道を歩んでいて、何かしらの経験をなされた方ではないのかなと思います。
咄嗟には「今日の自分」に何と語り掛けていいのか検討もつかないという方に向けて、代わりに著者が貴方になったつもりでメッセージを送ってくれてます。
「未来の貴方」から「今日の貴方」へ：
- やりたいことは全てやるがいい。人間は死ぬ間際、やったことに後悔する人は少ないものだ。やらなかったことに後悔する。
- チャップリンが言った通り、つらかったことも、最後にはギャグになる。
- うまくいったかどうかなんて、どうでもよかったんだ。人生最後の日から見ると、全ての出来事は夢の中の思い出で、「どんな気持ちでそれをやっていたのか。本当に大切なのは、そこだけだ。」
- 本当に大切なのは、ハートを開いて自分に素直になる事。
特に赤線部分は、昨年読んだ名著：「夢をかなえるゾウ4」＆「アルケミスト」にも大変被る話になります。凄く共感するんですよね。
最後にこの言葉で締めたいと思います。
「私は、私の人生を選んで本当に良かった。人生の最後の日、私はいま幸せだ。いま、心からそう思えるのは、あなたのおかげだよ。」
…お恥ずかしい限りですが、自分もそう思えるよう日々頑張っております。
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