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今日のワード㉗ 輪廻転生

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仏教的な考え方の話で、宗教の話ではありません。

前世から今世、来世へ命は巡る輪廻転生について考える事がありました。

もしも輪廻転生という命や記憶、想いや業が巡るという概念、または、そのもののシステムがない場合、死んだ時点でその人生や想い、記憶は消失すると思われます。(無に帰る)

では、輪廻転生があったとした場合、

  1. 記憶や想いを持ち合わせた状態で転生する。
  2. 記憶や想いを持ち合わせた状態で転生するが、思い出すことができない。
  3. 記憶や想いを持ち合わせた状態で転生できない。

どちらなのか?

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①の場合、その人の記憶や想いは来世に引き継がれます。

今までの記憶、やりたかったことなどを持っており、それを来世で活用できます!

しかし、実際に前世の記憶を持ち合わせた人&活用した人なんているのか?

今まであった人でそんな人はいなかったし、仮にいたとしてもそういう話にもならないだろうし…

仮に居たとしても、極稀なケースでしょう。(それこそ仰天ニュースとかの話ですね)

その為、最も多いであろう一般人の立場としては、あまり意味がない話です。

また、来世の転生先が人間だとは限らないわけで、それこそ牛とか鳥とかに転生することもあるだろう。

そうした場合、人間だった頃の記憶とか想いを持ち合わせていたとして、それは叶えられるのだろうか?(鳥みたいに自由に空を飛びたいという想いがあったなら叶うかもしれないが…)

次に、②の仮に記憶や想いを持ち合わせて転生したとしても、思い出せない場合はどうか?

…それって意味があるのか?

いや、来世では無意識化で前世の影響を受けるんだよ!

…という考えもあるかもしれませんが、それって来世で生まれ、それ以降の出来事や経験により構築された価値観や想いじゃないのかなと思います。(つまり、前世は来世に影響しない)

最後に③転生するが記憶や想いが引き継がれないについて、コレが一番理解できる(納得できる)ケースですね。

命は転生して巡っているんだけども、記憶や想いなどは引き継がれているわけではありません。

「うん、だから?」という気がしますね

ふと思えば、全ての生き物が後悔なく幸せに天寿を全うすことは無さそうですし、悪い例ですが殺人とか事故とかで不慮の死という事もあるでしょう。

そんなケースで思い返したくもない記憶や想いを引き継いで転生されるとしたら

それなら記憶や想いを引き継いで転生するなんて絶対嫌だ!

という事は、仮に輪廻転生のシステムがあったとして記憶や想いは引き継がれない方がいいのかもしれませんね

最も効率的なのは、「どの記憶、どの想いを引き継ぎますか?」というシステムなんでしょうけど、そんな都合のいいモノではないだろうし…

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結局、記憶や想いを引き継ぐのであれば、

  1. 今、自分が生きている今世の人間に引き継ぐ
  2. 今、自分が生きている間に何かの形(媒体)に残す

という事なんでしょうね。

コレが出来たなら、自分の記憶・想いが後世、来世に引き継がれる事になりそうですね。

あと、もう一つ言えることは、

「今世で出来なかったことを来世に繰り越してやろう!」

というのは、転生しても記憶・想いが引き継がれないシステムなのだとすれば、そもそも無理な話なのだという事。

つまり、今世での記憶を活用したり、やっておきたい事は今世でやる必要がある。(来世では忘れてるし、今世では人生最大の後悔となる)

閑に入れ!

という吉田兼好の言葉は、そう考えていくと正しい言葉に感じますね…

てか、何故こんな記事を書いたかと言うと、夢でこんな感じの問答を誰か(?)としていたからです。

「ハッ!」

と眠りから急に覚醒…横で幸せそうに寝ていた嫁の顔を見ながら、「このまま二度寝しよう…」と思ったのを思い留まって書き起こした次第です…

あと、実際にリアルタイムで影響受けたであろうモノもあるので、ソチラについても記事に残せられたらなぁと思います。

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