俺「ファ~イア~エ~ンブレ~ム♪」
回答「ふ~ん、ふふふふ~ふふ~ん♪」
今回の記事は任天堂と言えばなSwitch作品、ファイアーエンブレムからの無双シリーズ、「ファイアーエンブレム無双 風花雪月」です!
あ、ちなみに私のファイアーエンブレム経歴ですが…
FC外伝→SFC紋章の謎→SFC聖戦の系譜→かなり飛んで→ファイアーエンブレム無双(前作)という経歴を辿っています。
トラキアとかアドバンスとかDSとか、本編(風花雪月)は一切経由していませんw
というわけで、ゲームのザックリ概要から!
物語の冒頭、謎の映像から始まり、これから戦場になるであろう嵐の前の静けさの中で居眠りをかましているところからゲームが始まります。
主人公:シェズが所属するベルラン傭兵団のメンバーとの会話を終えたら、俗に言うチュートリアル(操作説明)が始まります。
今回の戦場では敵側に、フォドラ(ゲーム世界)で有名な傭兵団:ジェラルド傭兵団が参戦しているらしく、気合を入れて進撃します。
快調にジェラルド傭兵団を蹴散らすベルラン傭兵団!
しかし、敵の本隊が参戦してくると、一気に形勢を逆転!
団長:ベルランがジェラルド傭兵団の凄腕の傭兵:灰色の悪魔に仕留められます…

そして、ただ一人残った主人公は悪魔と対峙します!
絶体絶命のピンチの中、主人公はどこからか聞こえてくる声の主から力を与えられ、謎の覚醒を遂げます!

実際にゲーム上ではかなり動きが変わって素早い動きで敵を翻弄していきます。
だがしかし、敵は恐ろしく強い!
結局歯が立たず、力尽きることになりますが、あくまでも灰色の悪魔は傭兵なので、戦争で勝った報告があったので、主人公の命を奪う必要がなく撤収していきます。
意識を失ってから、ふと気がつくと…
何やら不思議な空間に立っている主人公、そこには…

覚醒時に聞こえた声の謎の人物:ラルヴァが語りかけてきます。
彼が言うには、主人公とラルヴァは運命共同体なのだとか?
主人公は灰色の悪魔を倒す目的を持ち、ラルヴァはその目的が達成できるよう力を貸すと言います。
かくして敗戦の地を離れ、力を求めて修行に励む二人であった!
時は流れ…
修行という名の森での遭難に四苦八苦する主人公と運命共同体…
そんな森の中で何やら物音が聞こえると、3人の貴族らしき若者達と遭遇する…

何やら賊に襲われているようで、傭兵として3人の用心棒となる主人公。
襲撃してくる賊を打ち倒し、何やかんやで聖地:ガルグ=マク大聖堂に案内されます。
褒美をもらおうと思っていたら、大人の事情により大聖堂に併設された士官学校で生徒として学ばないかと半ば強制的に提案を飲まされる主人公でした…
代わりに、どの学級の生徒になるかを選ばせてくれるということで、ココで運命の選択となります。
先述の3人の級長の学級からどれか一つを選ぶことになりますね!
ということで、私が最初に選んだのがコチラ!

帝国編:赤焔の章の始まりはじまり!
学生編がスタート!
だがしかし、各地で内乱が発生!
各勢力が変化していく中、士官学校が休学!?
それから2年を帝国で過ごす主人公…
2年の内政、皇帝即位などの準備期間を経て…

皇帝:エーデルガルトはフォドラの悪しき因果を打ち倒し、新しい世界を目指した侵略戦争(解放戦争?)を開始します!
そんな皇帝陛下直属の将の一人として、傭兵軍隊長として主人公は彼女の親征に付き従います。
そんな皇帝直属軍にはかつての級友たちが集いますが…
この帝国軍の級友たちがまた、一味も二味も癖の強いメンバーの巣窟ですね…
例えばそうですね…
う~ん…
エーデルガルトとドロテア意外、全員クセが強い!w
現在王国編をプレイ中ですが、王国メンバーが真面目で普通に感じます…
そんな中でも、帝国と言えばこの二人ですね!
作戦:帝国の双璧!

なんでも(無駄に)全力な光属性なフェルディナント!
話し方・考え方など全てに闇属性搭載のヒューベルト!
このコンビが大好きです!
特に色んなキャラと絡む闇参謀殿について…

「くくく、貴殿がデレるとは…」
という感じが半端ない、腹黒闇参謀…
そんな帝国編の画像を使いながらも、恒例の悪い点から行ってみよう!
※以降からの表現:本編=SLG風花雪月、今作=風花雪月無双
- 士官学校時代がおそろしく短い!
- あくまでも外伝作品であることを努々忘れるな!
- 本編主人公を敵に回す(もしくは放置する)ストーリー展開!
- 物語の分岐は結構シビアで難しい!
悪い点①:士官学校時代がおそろしく短い!
「学級選んだし学生生活エンジョイしよう!」
そう思ったら2エピソードで強制終了します…
「短すぎるだろ!」
という感じに、ガルグ=マクに思い出もクソもない…
学生時代をエンジョイするのは本編に委ねられた…
悪い点②:あくまでも外伝作品であることを努々忘れるな!
このゲームを「買うか買うまいか?」
と考えている方で評価が1番分かれるところでもある内容があります
それは各章をクリアしたとしても物語が完結していない状態で終わります。
そのため、風花雪月を未プレイの方は今作で全ての物語が分かるという代物ではありません!
クリアしたとしても謎は残ったままというね…
同じようなニュアンスで言えば、美少女が空戦をブチかますあのグラフィックおばけゲーム みたいな感じですね…
風花雪月無双だけでフォドラを全て語ろうというのはムリで、本編のネタバレ記事を読み漁って補填する必要があります。
今の時点で一番良い流れは、今作に触れてから本編に進むというのがベストな流れかと思われます。
また、本編プレイヤーからすれば尻切れトンボという感じが否めないかと思われ…
そして本編プレイヤーが特に重たく感じるのは次の点かな?
悪い点③:本編主人公を敵に回すストーリー展開!
今作の主人公はあくまでもシェズ(初期名)の為、ストーリー展開上本編の風花雪月主人公:ベレス(ト)を敵に回す…もしくは物語上放置する展開となっていきます。
この辺が原因でこのゲームの評価を下げているようで、特に販売開始直後にネットニュースにも批判殺到してたようです…(たまたまその記事を読んでしまった…)
ただし、それが原因で良い点①が発生していますので、後述へ!
悪い点④:物語の分岐は結構シビアで難しい!

とあるエピソードがかなり難関に作成されています…
一応アドバイス的なものは出てはいるのですが、その通りに事を運ぶと分岐不能になるなどややこしい!
例えばあるエピソードでとある作戦を使用しなければいけないのですが、これは目印が付いているので簡単にわかります。
そして攻略法が見つかったとしても、流石に悪魔はめっちゃ制圧早いです…
ロドリグさんには申し訳ないのですが、早々に戦場から散ってもらいましょう…
では、次に良い点行ってみよう!
- 前作プレイヤーの評価により風花雪月新規プレイヤーにメリット!
- 流石無双ゲーだ! アクション性良し!
- ニューゲーム毎に主人公とあの人の性別も選べるよ!
- 戦略シュミレーション!(なんちゃってw)
- 作戦選んで有利に戦え!
- 全兵種コンプリート目指してみる?
- うんめええ料理で支援強化とプレイヤー強化!
- 長い物語だからこそのクリア特典!
- 遠乗りに出かけてデレさせよう!
- 宿敵灰色の悪魔も仲間に?
良い点①:前作プレイヤーの評価により風花雪月新規プレイヤーにメリット!
前述の悪い点②③の影響で発売直後からかなりの批判を浴びた影響からか、発売後しばらくして新品&中古価格が下落しました。
2022年6月に発売され、通常版の希望小売価格が7,920円(税込)でしたが、私が購入した11月頃には中古価格で半額以下になっていました…
私の場合本編未プレイの為、風花雪月に初めて触れる身ですが、特に悪い印象は皆無ですね。
また、純粋に無双ゲーとして触りたい方にも影響がなく、本編プレイ済みの方でも
「このゲームは別視点でフォドラ(風花雪月の世界)を楽しむゲーム」
と解釈できれば問題ないと思われます。
逆に…
「風花雪月はベレス(ト)が中心の物語でないと絶対ダメだ!」
という絶対の理念をお持ちの方はやらなくても良いかと…
だがしかし、そういう方々がいてくれたおかげで後発プレイヤーがお手頃価格で購入できるという恩恵があったりなかったり…
この辺は独特な死生観の世界なあのゲームとよく似たお話ですね。
ちなみに、初プレイ&帝国編クリア時点で70時間以上楽しく遊べているので、コスパとしては大変良いです!
ただし、残りの王国編&同盟編攻略も視野に入れると時間の溶かされっぷりがヤバいので注意(良い意味で)…
良い点②:流石無双ゲーだ! アクション性良し!

やはり無双ゲー!
ド派手なアクションで爽快に敵を蹴散せます!
操作性に関しては無双ゲーそのまんまな感じがします、スキルを使いこんでレベル上げも楽しめます!
無双系アクションとしては良好で楽しいゲームそのものです!
良い点③:ニューゲーム毎に主人公とあの人の性別も選べるよ!

ゲーム冒頭の居眠りシーンの時に主人公の性別を選ぶことが出来ます!
個人的に男シェズはゆったり冷静、女シェズは感情的でチャキチャキ系な感じです。

また、同様に宿敵:灰色の悪魔の選択も可能です!
最初のプレイでは男シェズ&ベレスを選んでいますが、2週目の王国編では女シェズ&ベレトを選んでいます!
なお、クリア後にイベントや支援会話の回想が可能ですが、その都度シェズ&灰色の悪魔の性別を変えて回想出来るのがさり気に嬉しい!
良い点④:戦略シュミレーション!(なんちゃってw)

戦略シュミレーション風なゲーム展開を与えます!
ただし、なんちゃってですがw
無双ゲー(ステージクリアしたらイベント挟んで次の固定ステージへ)みたいなとにかく戦闘!
という感じではないです。
次はどこを攻めようか?という、侵攻フェーズがあります。
最短距離で各章のラストバトルに到着するもよし、全エリアを制覇してから目的エリアに向かうかも良し!
基本的に全エリア制覇を目指しちゃうとは思うんですが、
「そんなのめんどくさい!」
という方には最短距離で行ってしまってもいいかもしれない。
だって物語はまだまだ長いんですもんw
まあでも、この辺はあくまで+α要素です。
それ以外には拠点施設の拡張など、細々したものがあり。
なお、拠点ランク上げは交流・訓練の回数を増やす為、支援上げには重要!
メインは戦闘なのですが、ただただ無双ゲーをし続ける感じでもなく、こういう所もあってもいいんじゃないだろうか?
良い点⑤:作戦選んで有利に戦え!

各章のラストバトルにはどうやって攻めるかの戦略フェーズがあります。
基本的に「敵将を暴力で説得する作戦」一択なのですが、その他に敵の侵攻を防いだり、跳ね橋を架けて敵の裏を取ったりする作戦などもあります。
なお、各章ラストバトルに入っても普通に侵攻フェーズに戻ることが出来るので、各地制圧して教えて貰える追加の作戦をGETしてから再チャレンジすることも可能です。
良い点⑥:全兵種コンプリート目指してみる?

ごく一部の兵種以外、全キャラクター転職することが可能!
主人公・級長などのメインキャラは固有兵種を持ち、その他は性別で追加されます。
- 男性:拳闘士系・ダークマージ系
- 女性:ペガサスナイト系
各キャラ毎で得意兵種(兵種ランク上げやすい)がありますが、意外な兵種にすると天賦スキル(各キャラの隠しスキル)をGETすることも!?
良い点⑦:うんめええ料理で支援強化とプレイヤー強化!

ラファエル「この肉、うんめえぇ!」
という感じに、戦場や道具屋でGETした食材を煮込んで料理できますw
拠点拡張や侵攻フェーズでレシピを増やし、作った傭兵飯を振舞いましょう!
なお、振舞う相手の組み合わせにより特殊会話が発生しますので、この辺も楽しいですね!
料理毎にバフ効果があり、その章クリアまで効果が持続します。
有利に進めるなら章開始からLet‘s傭兵飯!
良い点⑧:長い物語だからこそのクリア特典!

このゲーム、3人の級長から1名(勢力)を選んだ時点で物語が異なります。
ちなみに、最初からクリアまで全17章あり、コレが3勢力となると…(あわわw)
というわけで、クリア特典の強くてニューゲームが光るわけです!
さらには支援値・拠点ランク・各種武器アイテム・所持金持越しなどほぼ引継げるので、強い主人公&暴力で説得した一部キャラは強いまま各章に引っ張り出せます!

あと、各章で1つだけ所有する「傭兵の呼び笛」を渡したキャラクターからもらえる専用アイテムでそのキャラのアクションスキルをコピーすることも可能!
…経験の宝珠に取って代わられそうだが…
ああ、そうそう。
クリア後に再度クリアデーターをロードしてから自室に戻ると、名声値を経験&知識の宝珠とかと交換できますので交換しとくと次のニューゲームで楽できますよ!
良い点⑨:遠乗りに出かけてデレさせよう!

ある程度物語が進むと、各キャラクターを遠乗りに誘ってデレさせることが可能となります!
凛々しい陛下とか可憐なシスター、もちろんガチムチ筋肉イジメる系のアノ人まで誘えますのでお楽しみにw
良い点⑩:宿敵灰色の悪魔も仲間に?

前述の悪い点③にあるように、あくまで無双の主人公はシェズであるため、所属していた傭兵団を壊滅に追い込んだ灰色の悪魔を討伐する物語に主軸が置かれています。
だがしかし、かなり難度が高いですが条件が揃えばベレス(ト)と共にジェラルド傭兵団も仲間になったりします。
ちなみに赤焔の章のシナリオ分岐点は10章ラストで、比較的に早めに分岐ルートがあります。
もちろん、おっさん傭兵団長も遠乗りでデレさせれるぞ!(需要は…?)
では、まとめに行ってみよう!
まとめ:

というわけで、アドラステア帝国編はこの辺で終了です。
クリア1週目の感想としては…
「え、これだけやってまだ半分行かない?」
という感じの、壮大なボリュームのゲームだと感じました…
そう、このゲームにはまだ王国&同盟編と2つの長い長い別物語(各17章)が控えています!
その辺も記事に出来たらいいなぁ~!(がんばれ、管理人!)
購入に際しての評価として、悪い点・良い点を含めこのボリュームに対して中古価格がメチャクチャ下落していますが、本編:SLG風花雪月に思い入れが強すぎる方以外には影響がないレベルだと思われるので、そういう意味でも購入するにはお得すぎる作品となっています。
- 久しぶりに無双ゲーをしたい!
- 風花雪月がどんな物語か触ってみたい!
という方には特にオススメかと思われます。
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