俺「げ、不幸の手紙が来ちゃったよ!急いで誰かに送らないと!」
回答「君宛てのメールじゃなくて、誤送信じゃない?ほっとけば? 」
今回のワードは、名著「多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。」からです。
誰かが話したことを、まるで自分が何か言われたように感じて異論を唱えたがる人って急増してます?
携帯やスマホが普及し、自分宛てのメールがすぐに確認できる時代です。(そういや、昔はメールサーバーに繋げてメールが来てないかチェックする必要あったな…)
著者はそんなお手軽に「自分宛」を確認できることから、スマホに送られてくる=自分宛だと感じてしまうのかも?と考えました。
そもそも人は、明確な宛先がないネガティブなもの=自分のこと?の様に感じやすくできている?
誰かの意味深な言葉は、ひょっとして私への悪口じゃないか?
例えばバス待ちをしている時など、ボーっとしている時に、ふと耳に入ってきた言葉でそう感じてしまい、声の方に振り替えるということありますよね…ただの自意識過剰なのかもしれませんが…
似たようなもので昔流行った不幸の手紙は送り主もわからない、どんな不幸になるかもわからないといったもので、なんでかわかりませんが、自分は受け取った=自分は不幸になると、勝手に思い込む心理が働きます。
「んなあわけあるかい!」「私の事じゃないな」「送り先違いますよ」と、そのまま止めてしまえばそこで連鎖は終わります。著者も宛先のないモノは自分宛にしなくて良いと言います。
「あ、それ私のことじゃないんで…」
この位のスタンスで、宛先のないモノは処理していく方が気楽になれそうですね。
ところで私見ですが、映画「リング」の貞子は逆パターンを突いてきたなと感じました。
あの時はビデオでしたね…ダビングして何人かに見せないと呪い殺される的な話だったかな。
あの場合は、「んなわけあるかい!」=死亡パターンになるので、アレが流行ったからこそ、不幸の手紙は信じられたのかもしれませんね…(もう数十年前の話だな)
そういえば、リングって※高橋克典版と、松嶋菜々子版ありましたね。売れたのは松嶋菜々子アンド真田広之版の方ですが。(らせんでは真田広之が復活したような?)
他には、鉄腕ダッシュの挑戦メールとかありましたね。番組の企画で、メールがどこまで広がるのかという挑戦で、知り合いに送ってくださいとか言う立派なチェーンメールが…(※もちろん悪戯メールです。)
一番最近で覚えているのは、東日本大災害で放射能の雨が降るから外に出るな!っていうラインメールがおくられてきた記憶があります。(※知り合いが自衛隊の知り合いから教えてもらったという設定の悪戯メールで、もちろんガセネタです。)
どちらも不安に駆られましたが、誰にも送りませんでしたけどね。
(…友達いないのかい?)
※追記:
高橋克典版は1995年に単発ドラマで放映されたようで、コレがリングの初映像作品のようです。ちなみに、私の中ではこのドラマ版の方が印象残ってます。というのも、リング作品としては初めて見た作品であり、ほぼ原作に忠実に作られているからというのもあるのですが、
内容がまぁ…なんというかエロホラーというか印象が…
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