教授「マシュマロをあげよう。今食べるか、20分待ってもう1個もらうか選びなさい。」
俺「う~ん、どっちにしよう?(と、考えながらマシュマロを口に放り込む)」
今回のお話は名著:「死ぬほど読めて忘れない高速読書」の中でのお話です。
下記はスタンフォード大学が実施し、のべ600人が参加した心理実験です。
実験内容:
- 保育園の4歳児にマシュマロを1個渡して、「今すぐ食べる」か、「20分我慢して2つマシュマロをもらうか」を選択させる。
- その結果を基に、その後50年に渡って被験者を追跡調査(!)する。
- 結果、自分の欲求に打ち勝てたグループは、そうでないグループと比べると学力が高く、自己肯定感に優れ、ストレスにもうまく対処できるようになっていた。
要は、子供のうちから我慢することを覚えたら、将来的に良い結果をもたらすのではないか?という事。
言い換えれば、小さい頃に将来のより大きな成果の為に自分の感情をうまくコントロールする能力を手に入れると、その後の発達に大きく貢献する。
つまりは、自分を自制する=自分をコントロール(支配)する力は大変重要なのだというお話です。
ちなみにココから私見なのですが、昭和あるあるな話かも知れません。
たまたまマックを通り過ぎた際、小さな子供がマックに入っていく風景を嫁と見た時によくする議題があり、「小さい子供にマックを食べさせるかどうか?」また、「何歳からマックをOKにするか?」という話をします。
なお私と嫁は、ほぼネタでアメリカのドキュメンタリー映画:「スーパーサイズ・ミー」を見てたりしてます。
その劇中、健康科学者に対して「マックは健康の為、月に何食まで食べていいか?」を尋ねるシーンがあります。その回答はココでは語りませんので、ぜひ見てみてください。
ちなみに嫁の家では、小さい頃にはマックを決して食べさせてもらえなかったので、自分の子供には小学校高学年からOKを出すという考えの様です。
たしかに、あの悪魔的な旨さは経験しない手はないですよね。
この本を読んで思ったのが、本人が食べたいというのであれば、食べさせて良いのではないかという事です。
結局のところ、経験すること自体は悪くないし、一番重要なのは、コレを食べるメリット・デメリットを知った上で、本人が自主的に食べたいか、食べたくないかを決めさせることの方が重要だと思います。
・・・あ、なんかマック食べたくなってきた・・・
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