ゲーム

Steam版 ZERO ESCAPE 9時間9人9の扉 感想・評価

ゲーム
いつもの前振り

俺「打越 鋼太郎氏の作品

回答「Ever17からやるべきだったのでは?(超個人的理由)

というわけで、今回の記事はミステリーADVであり、極限脱出シリーズ1作目:9時間9人9の扉Steam版の記事です。

※正式にはZERO ESCAPE 9時間9人9の扉 善人シボウデス ダブルパックのSteam版の記事。

この作品をプレイする経緯は…(。´・ω・)あれ?

たぶん、まとめ書く頃には思い出すかもなので気にしない!

ちなみに開発&販売会社はスパイク・チュンソフト

チュンソフトというと弟切草やかまいたちの夜スパイクと言えばダンガンロンパ!

そんな会社が合併したADV作品に定評ある会社との偏見を持っています。

なお、今作は元々は2009年のスパイクにてニンテンドーDSソフトでリリースされ、2017年に極限脱出シリーズ2作目:善人シボウデスとのダブルパック仕様にてSteam&PS4にて販売されたとの事。

その際にボイス付きになったのは個人的に大きいのではないかと思っております。

なお、↑の前振りですが、

どの作品が最高か!?

という話ではなく、

アンタの場合Ever17からやらんといかんのでは?

という自虐ネタなのでお気になさらず…

では今回のお品書き↓

スポンサーリンク

物語のあらすじ:導入部まで

物語のあらすじ:導入部まで

その巨大な船は夜霧を割いて海上を突き進む。

まるで亡霊船の様に静かに航海を続ける不気味な船だったが、それは突然に…

その側面は爆発音と共に吹き飛び、船は大きく揺れ動くのであった。

・・・

突如の大揺れにより、簡易ベッドから転げ落ちる男がいる。

彼の名は淳平。

全身を激しく打ち付けた痛みで、彼は眠りから目覚める。

淳平が辺りを見渡すと…

確か自宅にいたはずなのに、そこは見も知らぬ謎の部屋。

とりあえず部屋から出ようとドアに目を向けると、そこには…

ペンキで殴り書かれたような大きな赤い5の数字。

ドアはロックがかけられており、淳平がどれだけ力を込めても開けることはできない。

ふと左腕を見ると、身に着けた記憶のない時計の様なモノが嵌められている。

その時計(?)に表示されているのは数字の5。

ドアの近くに姿見がある。

自身の顔を見た淳平は、その焦燥した顔に思わず…

まるで死人じゃないか…

ポツリと呟く。

そういえば…あの時、バイト帰りでクタクタになって帰った自宅…

窓に映っていたのはガスマスクを被ったダレカ…

パシっ!

なんだ、この音は?

丸い窓ガラスは一つ二つと音を立ててヒビが入り…

彼は突如、命賭けた極限状態に追い込まれる!

・・・

密室に流れ込む大量の海水!

彼は室内に残されたヒントを基に「5」のドアを開け室外へ!

おそらくそこは客室だったのか、他の客室が続く廊下にも既に海水が流れ込んでおり、徐々に水嵩が増していく!

もっと上の階へ!

装飾の施された階段を上へ駆け上がると、

そこには…

それはどんな悲劇の幕開けか?

9人の演者が一堂に会する!

突如、流れ出す艦内アナウンス。

我が名はゼロ。

この船の船長を務めている。

ノナリーゲーム

生死を賭けた運命のゲームだ。

という感じで恒例の悪い点から!

悪い点:3点

悪い点
  1. 画面設定について
  2. パズル要素の多い作品
  3. クリアして想った事…

悪い点①画面設定について

最初フルスクリーンで遊んでいましたが、Xに感想を書込もうとした際(別画面移行時)に動作不良を起こすことがしばしばありました。

環境次第なのでしょうが、ウィンドウモードの方がストレス感じずに良いかも知れない?

なお、今作の画面設定はランチャー起動時の作品選択横にあるので、気になるならウィンドモードに変更しとくと良いかも?

悪い点②パズル要素がかなり多い作品

それでも比較的に簡単に解けるには解けるのですが、物語をサクサク進みたい人(私)パズル要素が苦手な人(私)的にはテンポが悪かったかな?

とは正直思ってはいる…

そういう人は純粋にノベルゲーム(選択肢型ビジュアルノベル)の方が合っていると思う。

逆にパズル・暗号解読が大好きなプレイヤーには良い点として捉えて貰って良い!

悪い点③クリアして想った事…

率直な感想として、終わり方はオチの様なモノがあり良い印象を持っています。

その最後の種明かし、ノナリーゲームクリアメンバー達と一緒に驚いてた!w

※ただし、本当のラストは結構( ゚д゚)ポカーンとなったがw

ただ、今作ノナリーゲームを開催するまでの下準備についてがどうも引っ掛かって…

どうやったんだろう?という疑問がいっぱいで心のモヤモヤ感は残る

よっしゃ、アノ人にDMで心の憂さ晴らしだ!(迷惑千万極まりない人)

逆に言えば、各プレイヤー毎の妄想でソレを乗り切ろう!

では、良い点行ってみよう!

良い点:8点

良い点
  1. セール利用でお得に購入可能!
  2. アドベンチャーパート以外はフルボイス作品!
  3. フローチャート機能あり!
  4. 溢れ出る紫が可愛いっ!
  5. 男性キャラも魅力的っ!
  6. 引き込まれるオカルト&ミステリ!
  7. 数字へのこだわりが凄かった作品!
  8. 日本語だからこその妙技!

良い点①セール利用でお得に購入可能!

いつもの如く、私はセールゲーマー。

今作はSteam版通常価格:3,190円なのですが、私が購入したのは2024年オータムセールにて70%OFFの957円で購入

なお、今作ソフト名称:Zero Escape: The Nonary Gamesとなっていますが、

  • 9時間9人9の扉(今作:極限脱出シリーズ1作目)
  • 善人シボウデス(同梱:極限脱出シリーズ2作目)

2作入ったお得仕様(ダブルパック)となります。

要は、メッチャお得に購入可能!

1,000円以下でADV作品2本立て、しかもシナリオ&ディレクター:打越 鋼太郎氏が手掛けている…

コレってカナリ気になりません?w

良い点②アドベンチャーパート以外はフルボイス作品!

2017年ダブルパック仕様販売と共に声が付きました

というわけで、恒例の声優さんを調べる(敬称省略・私の代表作)

  • 淳平(鈴木達央)イツキ(SAOフェイタルバレット)網口(十三機兵防衛圏)
  • 紫(沢城みゆき)腐川冬子(ダンガンロンパ)シノン(SAO)、鬼太郎(6期)、不二子(ルパン)
  • 一宮(土師孝也)トキ(北斗の拳)、陳 国明(ヨルムンガンド)
  • ニルス(櫻井孝宏):富岡 義勇(水柱)、ハセヲ(G.U.)ファルディオ(ヴァルキュリア)ゆきあつ(あの花)マクギリス(オルフェンズ)、夏油(呪術)…キリがないw
  • サンタ(谷山紀章):ジャン(進撃の巨人)、スノウ(腕が動かなかった幻水Ⅳの人)
  • 四葉(田村ゆかり)クミン(クッキングファイター好)、古手梨花(ひぐらし)、とがめ(刀語)、カオル(旦那が何を言っているかわからない件)、アウラ(SEED FRERDOM)
  • セブン(三宅健太)スカー(ハガレン)オールマイト(ヒロアカ)岩息(黄金北海道)ボン・ボヤジ(聖剣3)ハル・キング(勇気爆発)マンディ(百英雄伝の実況の人)
  • 八代(田中理恵)ラクス(SEED)、メリビット(オルフェンズ)、桐条先輩(P3)リール(シロナガス島)
  • 鳥の巣頭(飛田展男)修正してやる!(Zで男の名前の沸点低い人)諸君、私は戦争が好きだ(デブの少佐)

まぁ~豪華ですこと!

良い点③フローチャート機能あり!

アドベンチャーやヴィジュアルノベルで是非に欲しい機能:フローチャート機能あり!

今作の場合、どのナンバリングドアに入ったかで物語が分岐する仕様なのですが、分岐先で物語のカギとも言える所に各色の鍵マーク・ロックがフローチャートに表示されます。

攻略的にはそのカギに対応した色のカギ・ロックの分岐に進んでいくのが攻略の早道ですが、それ以外にもエンドが存在するので、攻略に迷ったらソレを目印にする程度でOK。

今作のフローチャート機能は何処からでも指定チャートにジャンプできるのと、物語をサクサク進めるために一度クリアしたアドベンチャーパート(謎解き)をジャンプして各ノベルパートに飛べるのが大変良かったと思います。

※それでも全チャート攻略するにはアドベンチャーパートがタップリ用意されています!

良い点④溢れ出る紫が可愛いっ!

今作のヒロイン:紫さんですが…(四葉じゃないぞ!絶対だぞ!)

たまに重大な勘違い&アンジャッシュネタかます天然な女の子!

そんな紫さんにメロメロされようっ!

え、「アンタいつもチョロいよね…」だって?

…え、八代について触れてない?

八代が推しです!って人だってそりゃいるさw

…まあ人の癖なんて人それぞれでしょ?(大人の対応でウヤムヤ化)

良い点⑤男性キャラも魅力的っ!

なお、今作は女性キャラ以外にも魅力的なキャラもござれ!

そんな代表キャラとしては…

いま一度CV:櫻井孝宏

そりゃまあ、察しますよね…

というか、ニルスはわかる!即わかりだっ!

あとはシブい系で言うと…

極限状態参加者が仲間割れを起こさぬよう、なだめ役にまわる一宮オジサンとか…

だが、今作において…きっとこの人も顔を除けば推しキャラであると思う!

と、プレイした人からのプレゼンでした!

良い点⑥引き込まれるオカルト&ミステリ!

ゲーム中、所々で参加者から話されるオカルト&ミステリなエピソード!

こんなん大好きでしょ!

深くは書けませんが、タイタニック号関連やらEDT(A)、トンデモ学説など…

「え、それ本当なの!?」

なお、念のため調べてみたけど、そのままの名前で書かれてませんw

元ネタを参照にゲーム中で名前や内容を変えてますのでご注意ください…

という感じに興味本位で調べてしまう

そんな好奇心旺盛な方にオススメ作品!

てか、こういうの大好きっ!

形態形成場仮説(シェルドレイクの仮説)って本当に仮説あるんだ

良い点⑦数字へのこだわりが凄かった作品!

深くは書けませんが、そもそもノナリーゲームのルールとして…

  • ゲーム参加者のバングルナンバーを足して数字根を作る。
  • ナンバリングドアに書かれた数字と同じ数字根チームが通過できる。
  • 1つのナンバリングドアに入れるのは3~5人まで。

更に参加者が強制的に嵌められているバングルナンバーのルールが加わるのですが、もしも希望のドアを開けるなら、誰が入る場合、誰と誰でないと数字根が合わないなど数字による制限が発生します。

もし、この扉を開けるなら誰と誰のバングルがいるから…など、数字=そのバングルナンバー所持者・どの組合せなら?等、物語上で論争する事になります。

しかも、数字というのは10進法だけでなく…

良い点⑧日本語だからこその妙技!

コレも深くは書けません!

たぶんクリアした人には意味が解る!

たしかに、改めて○○名を●むとそうなる!

まとめ&今回の関連記事とオススメ

まとめ:

( ゚д゚)ハッ!

某アリアクロニクル関連の方に刷り込み洗脳されて今作(ダブルパック)買ってしまったように思う…

意外と真面目な話、私が初めて打越鋼太郎氏の作品やるなら、心の名作:デイグラシアの羅針盤オマージュ元:Ever17からやるだろうな…

と、思ってました…(これマジです)

でも、今回の記事を書く上で打越鋼太郎氏作品を調べていくと…

そもそもAI:ソムニウムファイル買ってたでござる!w

※現在積みゲーでほんの少しだけプレイしてた…

まったく知識なしでピンときた作品をジャケ買いしてる人なので、たまにこういう事が起きる…

そういう偶然を楽しめ!(´・ω・`)

というわけで、改めて…

私にとっての打越鋼太郎作品(初クリア)になるのが今作です。

元々が2009年にニンテンドーDSでリリースされたわけで、2017年に2作同梱&ボイス追加のダブルパック仕様で販売されたわけですが、最初の所感としては…

CG映像とかキャラの動き、ポイントクリック画面見て

色々と古めかしい作品かな?

とは思ったのは正直な所。※怒られそう?

なんですが、実際にゲームを進めていくと(グラフィックに慣れると)、案外気にならないものだなぁ…という印象に変わり、いつしか自然体で楽しんでいたのも事実です。

ポイントクリック式のADVって古典的というか、昔ながらのゲーム感という印象を持ってます。(思い出したのはFC:じゃりン子チエ)

ここ近年のADVゲームプレイにより、私的には面倒な部類のシステムだと感じるのですが、今作ではある程度クリック先の範囲が定められており、ザックリな位置にマウスを運ぶだけで対象のオブジェクト範囲に収まるように設計されています。

また、この手の部類のゲームで何度も同じオブジェクトをクリックしないと進まないパターンがありますが、今作ではそういう煩雑さはなく、ADVパートもサクサク進むように感じてます。

謎解きについて、もし答えがわからなくても何度もチャレンジしていれば同じチームメンバーがヒントを教えてくれるので、答え探しで解らずにゲームを投げ出すのもなさそうな作品です。

悪い点③に書いたように、クリアした感想としてアノ設定でノナリーゲームどうやって開催したんだろう?という疑問は心のモヤモヤに残ってはいるのですが、そこはある程度妄想で誤魔化すとして…

プレイ中、主催者:ゼロの動機や道中で語られるオカルト&ミステリについて興味を惹かれて楽しんでいたのは事実です。

そんなウソみたいな不思議な話を、この脱出不能の極限状態で語られても…

ところがドッコイ!?な物語!(なので詳しく語れない)

あと個人的な経緯として、アリアクロニクルな方が激推す作品:極限脱出シリーズ&AIソムニウム=打越鋼太郎作品群(+ダンガンロンパはまぁ…但し、腐川はカワイイっ!)の作品に触れられたこと、私の感性により作品を推すインディゲーム開発者:致意さんも極限脱出シリーズが好きでプレイしてたというのもあり、そういった意味でもプレイして良かったなとは思ってます。

とは言え、9時間9人9の扉で極限脱出シリーズは終わりではなく…

2作目:善人シボウデスも同梱でお得なダブルパック仕様であり、どうも物語は続く?なわけで…

四葉が継続してゲームに参加しているのも相まって非常に気にはなっている…

という感じで極限脱出シリーズ2作目:善人シボウデスもプレイ予定です…

今回の関連記事とオススメ

●深海に沈む潜水艇、そこに最善の選択はあるのか?

●人は同時に2つの扉を通り抜けることができるか?

●圧倒的コスパ:お笑い・ホラー・ミステリ・題名回収!

●人狼系読み物作品の名作!

●絶対絶望の塔和シティからの極限脱出!

●王道系コスパ良好 探索系RPG!

追伸:

そうなると、AIソムニウムEver17は何時プレイすることになるんだろう?

コメント

タイトルとURLをコピーしました