「うん、安定の勇者〇〇ヒコやね・・・」
なんというか、平たく言うと勇者シリーズのアレです。
物語は桃園(?)の誓いから赤壁の戦いまでのオーソドックスな三国志の流れで終わります。
ストーリーが長い為、比較的サクサク話は進みます。一番グダりそうな董卓次郎は尺の都合上それ程長くなりません。しかし、それでもエピソード毎でグダグダな展開を見せます。
想像通り、登場武将はまあ・・・なんというか、まともなキャラはいません。
比較的、魏の武将はまだほんの少しまともですが、小栗曹操ですら女好き(曹叡か?)。磯村荀彧も結構抜けてます。最後までまともなのはツッコミに徹した矢本黄蓋のみでしょうか?
劇場の中は疎らな人数でしたが、各所で疎らにクスクスと笑い声が・・・
「劇場で見る必要あるのか?」と言われると、「必要です!」とまでは言えないですが、福田作品が好きな人なら見て損はないと思います。(私は見てよかった!と言えます)
また、コロナの影響で劇場がスカスカの中で見ると、自分の笑ったエピソードで他の人の笑い声を聞くことができたら、同じ笑いのツボを持った人がいるのだと強いシンパシーを感じられます。
それでもまあ、なんやかんやで最後はちゃっかり三国志風に終わるのは良かったですね。
見どころ:
- 広瀬すずのチャイナドレス
- ムロ孔明登場からの橋本環奈無双
- 劇中ほぼほぼキレてる賀来周瑜
- 迫力ある殺陣と「謎の間?」をやってのけるイケメン岩田趙雲
- 山田孝之はほんのおまけ
今日の一言:
「はい、斬首っ---!」
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