というわけで、少しづつコロナ禍から回復している昨今、蔓防解除により他県への旅行が活発化し始めたわけですが、今度こその観光メインの日帰り旅行となります。
とまあ、よく考えたらコロナ制限&純粋観光の回はちゃんとあったりする。(但し、県内)
コロナ騒ぎの影響で県外への観光になかなか行けなかった時代が続きました…
そんな不条理が改善しつつある中で、やっとこさ県外にやってきた~!
と、そんな感じの不条理との闘いとしての記録でもあります。
なお、ココに寄る前に例のがっつりご飯屋さんで食事しています。
では、そんな感じで旅行記事へGO!
と、最初は奈良県庁からのスタートです。
バスターミナル前には皆様ご存じの奈良のゆるくないキャラ:せんとくん!
今から約10年ほど前には「平常遷都1300年祭」として、やったら引っ張りだこだった彼ですが、最近トント見かけませんでした…
一時期は近鉄の駅でブランコみたいに腰掛けたせんとくんマスコットが飾ってあったのですが…
それはさておき、奈良県庁は大変キレイで、主に修学旅行生用のバスターミナルや、集合場所、出発前のトイレ休憩場所となっていました…
一般観光向けには、着物レンタルやお土産屋さん、屋上では展望デッキなどがありました!
展望デッキでは可愛らしい鹿の像やベンチもありますので、一休みするもよし、リアル鹿が怖いと泣き叫ぶお子さんがいればソチラで写真をパシャリしても良いのでは?
ところで、奈良公園ってどこからどこまでの敷地のことをいうのでしょうか?
そもそも、奈良公園と東大寺などの寺社仏閣って敷地が別なのか?
調べてみると 春日大社や東大寺、興福寺などが入る主要エリアをほぼ入るエリアを奈良公園と言うらしい…
つまり、奈良公園=奈良の良いとこ総本山という事ですね
そんな奈良公園の名物といえば、やっぱりこの子達ですね!
「あら、カワイイ小鹿さん!」
でも実際のところ、この子よりもかなり小さな子鹿を見ました。
餌をもらってないのかネグレクトなのかわかりませんが、近くには母親は居なかったように思います。
本当に細くて小さくて、フルフルしてるような子鹿で、ちょうど木っ端が集まったような所で身をかがめていて、まるで自身の毛皮の色と木色でカモフラージュしているようなそんな感じで休んでいました。
鹿せんべいを買って与えようとしても、他の大人鹿に囲まれあの子にあげることができない…
ごめんよ…どうか、がんばっておおきくなれよ…
奈良公園の博物館方面から東大寺方面に向かいます。
東大寺方面で新エリアのようなところができていて、プチショッピングモールの前にせんとくんの新しい像が立っていました
公序良俗に反して訴えられたのか、半裸のせんと君からフルアーマーせんと君にバージョンアップされてました…
さすがに半裸というのはいろいろ問題があったのかもしれない…
着ぐるみのせんとくんは、肌の色合いとあの表情のまま動きまくるので、生理的にかなり恐怖映像だったり…
では、東大寺に向います。
東大寺の象徴的な門:南大門にはそれは大きな金剛力士像があるのですが、像をひとしきり眺めた後、門を通ると左手に東大寺ミュージアムがあります。
ちなみに、ミュージアムの前には大仏様の手の実物大レプリカが展示されていますね!
※展示物なのでおいたしちゃダメですよ!
博物館をスルーし、ではでは大仏殿へ向かいます。
そんな感じでアレから約10年、久しぶりに大仏様にお目通りを…
当日は快晴!
そんな奈良公園~東大寺までの散策の感想は…
「学生多いな!?」
公園の中、外、観光バスとほぼほぼ学生だらけ!
小学校から中学校、高校生は居なかったな…
そういや、私も小学校の時に来たしなぁ…
ということで、入場するだけでも学生の列…(コロナの影響で人数制限してるのかも?)
修学旅行シーズンだったのか、時期が悪かったかなぁ…
ちなみに昔話ですが、約10年程前の大仏殿参拝の際にインド系の宗教関係者の団体さん(ターバン巻いていたので多分?)が大仏殿に訪れていました。
視察なのか観光なのかわかりませんが、かなり浮いてたので記憶に残ってます…
では、東大寺をスルーして私たちの目的地に向かって行きます。
東大寺から若草山に向け、手向山神社へ移動していくとこんなスポットを発見…
ちなみに 東大寺の敷地内にもたくさんの鹿がいるのですが、特に一番観光客が多いであろう東大寺の周りの鹿はちゃんと心得ていらっしゃる…
雑木林で日陰を陣取り、涼みながらも何食わぬ顔で奴等はその時を狙っています…
そう、観光客がおばちゃんからブツを手渡される瞬間を!
ところで毎回気になってしまうのが、鹿がせんべい売りのおばちゃんに寄ってこない理由はなんなのだろう?
ネットカタカタで調べていくと、おばちゃんにこっぴどく叱られているからだとか…
但し、おばちゃんが気を抜くと鹿に盗まれるケースもあるそうで、奴らはソレも狙っているのかもしれません…
また、今回の旅で実際に見たのですが、餌やりのせんべいおばちゃんも居るようで、そのおばちゃんを見かけると鹿が我先にと駆け寄っていきます。
鹿は人の顔を覚えているようですね…
なお、鹿せんべいの原材料も気になるところですが、主原料はおからと小麦粉とのこと。
また、鹿せんべいをまとめている紙も、鹿が食べても良い素材で出来ているとのおばちゃん情報でした。
そんな鹿による罠スポットを越えて坂道を登って行くと、私の大好きなスポットに到着します!
東大寺二月堂…ここは大好きスポットなのです!
たまたま、お坊さんがいらっしゃったのでパシャリ♪
ちなみに、何故ここが私の大好きスポットかと言うと…(参拝前に立ち寄る…)
なんとなくわかりますか?
二月堂の横には龍美堂というお茶屋さんがあり、ここで坂道で疲れた足を休めながら甘味を食すというのが大好きだったりします。
とは言っても、まだ2~3回位しか利用していませんが、ここのロケーションと和スイーツは最高だと思います!
基本的に夏場にしか来てないので、いつも冷やし甘味ばかりになってしまうのですが…
おすすめ理由ですが
- 奈良公園~東大寺~若草山の坂道により適度に足が疲れているので休みたくなっている。
- 高台による奈良を見下ろす風景で視覚に良き♪
- 縁台&毛氈での軽食が雰囲気に良き♪(伊勢のふくすけみたいですね)
- 甘すぎない和甘味が味覚に良き♪
- 手水舎の水音が聴覚に心地良き♪
- 二月堂からの漂うお線香が嗅覚に良き♪
と、ほぼ五感に良きなのであります!
では、今回注文したメニューに行ってみよう!
写真:二月堂名物わらびもち 抹茶セット 968円(税込み)
わらびもちセットを頼んでみました!
天気はカラッと快晴で、汗ばんだ体に冷やしたお抹茶を流し込みます。
黒蜜のわらびもちも甘すぎず、チョイ疲れの体に丁度良い♪
てか、嫁が頼んだわけですが…基本的に抹茶飲めないはずなんですけどね…
こういうロケーションだと何故か飲めるというのは人体の不思議(?)ですね!
話は変わり、抹茶といえば椿大社の松下翁庵で飲むお抹茶も最高です!
あそこでは茶菓子が乗っていたお皿も持ち帰れるのでお土産品にもなるよ!
更に、OK出れば茶室の畳の上でゴロンとすれば、最高に気持ちいいですよ!(特に夏)
写真:あまとうさん 1078円(税込)
私はコッチを頂きました!
内容:自家製わらび餅、自家製黒蜜、自家製あんこ、きなこ、抹茶ミックスソフトクリーム、ごませんべい、塩せんべい
てか、ほぼほぼわらびもちセットのモノが入っているような…
なお、ソフトクリームは抹茶・バニラ・ミックスから選択できます。
和パフェの食材てんこ盛り…程よい甘味の途中、せんべいの塩味でお口直しで…
「くぅ~っ!」
といったところですね♪
夏に来て冷やし甘味を頼むのもいいかもしれませんが、冬に来た時はぜんざいとかになっているか気になりますよね…(伊勢神宮とぜんざいの記事もありますよ)
では、充分休憩できたので二月堂に参拝しましょう!
お香台の横に賽銭箱とお線香が置いてあります。
お線香を焚きたい方は、賽銭箱にチャリン♪としましょう。(お心持です)
お線香を持ったらお香台の前へ進みます。
お線香の火の付け方はお香台の下に書いてあるのですが、線香灰の奥に線香をズブっと差し込むと、火種が灰の奥にあるようで、しばらく経ってからお線香を引き抜きます。
火が付いてるか確認してから、灰に線香を立てましょう。
ああ、お線香の良い香り…
この香りが先程の龍美堂に漂ってたわけですね♪
なお、二月堂内にもベンチがあり、ココからの奈良の風景も格別です!
高台からの見晴らしを十分楽しんだ後は、コチラ♪
二月堂から東大寺方面には戻る際、このなんとも言えないお寺感のある階段を降りて行くことになります。
「ああ、良き♪」
更にその階段を下りた先には…
これは京都にいた時に感じたことなんですが、京都の観光名所の脇道に逸れた際、こういった古き良さを感じれる町並みがあったりします。
そう言った人通りの少ない所に入った際には、何とも言えない侘び寂な日本感を感じて私は大好きだ!
やっぱり何度でも「もう一度来たい!」と思う私の大好きスポットだったりします。
てか、次の奈良観光の時は天理ラーメンも食しにいかねば…
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