俺「あれ? これどっかで見たことあるようなボトルでは?」
回答「そう、メッチャ良い香りのシングルモルトの会社のブレンデッドだ!」
今回紹介するのは、特徴的なボトルデザインな一本「グランツ トリプルウッド スモーキー」です!
コチラの銘柄は2021年2月16日から出荷開始となったようですね。
グランツはスコッチ販売量世界No.4らしいのですが、正直○○No.1とかそこら中に書いてあるので何が何やら…という感じなので放っておきましょう。(よくわからん)
ちなみに、トリプルウッドの説明としてはリフィル(2回以上使用)&ファーストフィル(1回使用)のバーボン樽+ヴァージン(未使用)アメリカンオークの3種の樽で熟成された原酒を使用しているということだそうです。
ということはバニラ系が強いのかなと思ってしまったのですが、どうなんでしょうね?
特に注目したいのはこのボトルデザイン!
この三角形は…どこかで見覚えのある有名シングルモルトが連想されますね!
そんなグレンフィディックを生産するウィリアム・グランツ社ブレンデッドのグランツに、ピートの強い原酒をブレンドしたのが今回の銘柄になります。
私も買う前に迷ったのですが、通常品グランツとスモーキー、どちらか1種類しか置いてない場合は間違いそうな気もしなくもないので、見分け方のお話です。
通常グランツの色合いが茶色としたら、スモーキーはブラックもしくはダークグリーンな配色してます。
そして、一番注目したいのはラベルしたのコチラの表記ですね!
うん、気づきにくいですがスモーキーと表記されてますね…(もうチョイ派手にしてほしいような)
んでは、レビュー行ってみよう!
×ストレート:
香りは、強アルコール臭>中ピート香、他はなし。
味は、最初は甘みも感じるながらも、アルコールの辛みが中盤以降強くなる。
もうちょいアルコール感を弱めれたらよかったのになぁ…
△ロック:
香りはスモーキーとプラスでほんのり甘い香りが?ハーフロックよりも香りが立っていた。味は最初の方は酸味+アルコールの辛みあり。加水が進むとアルコールが飛んだかわりに余韻のスモーキー感が喉元に残る。
◎トワイスアップ:
香りは…なんだろう、華やかで甘い香りもする、だがしかしスモーキーで臭いw ちょっと笑える香りがした。言いたいのは、悪くないということ!共存した甘臭さがソコに有る!味は渋い系の紅茶感と甘さ、余韻が喉に長く残るピート感と甘苦さ。これが俗に言うビターチョコ的な余韻なのだろうか?初めてそんな感想がもてましたね。(ひょっとして、舌がレベルアップしたか?)
◎ハーフロック:
香りはもちろんスモーキー!アイラ系程ではないけども、臭いと思わない程度に薫る。ハイボールではだいぶ香りが飛んでしまうが、この位なら十分すぎる!
味は、甘み→塩味→タンニン系の苦み→喉元に長くピートの名残が残る。前半は良い感じに、後半は癖が強く、ピート系苦手ならきついかも?
〇ハイボール:
香りは、ずいぶんとスモーキー感が飛んでしまうが、まだ香りはする。
味はナッツ系のタンニン?の渋みからのチョイ甘な余韻。
↑というのが最初の感想…確かにスモーキー感は減るけども、それでもやっぱり香るピート香。
なんやかんやで、ハイボールを飲む時にどの銘柄にしよう…という時、在庫で真っ先に挙がるのがこの銘柄だったり…
〇コーラ割り:
香りはコーラVSスモーキーで引き分けで香りもなくなるが、味はコーラが負けてスモーキーが勝つだと!?後味がチョイと辛めのスパイシーフレーバーと化す。
〇ジンジャー割り:
ジンジャーエールの香りは消える。最初は杏露酒のような甘みとトロミ、余韻にスモーキー感がジワジワと残る。
結構いいかも?
では、まとめいっとこう!
まとめ:
意外に飲み方色々行ける銘柄。しかも、結構なピート香を持っている。
オススメはトワイスアップ、ハーフロックの加水系。
次点は代わりどころでジュース割りかな?
ハイボールもイケるけども、他に比べたらインパクトが落ちる…
だがしかし、結局ハイボールで美味しくいただけるそんな銘柄!
もしも、ジョ兄の薬剤臭がダメだった人で、ちょっとマイルドなホワイトホース12年よりもピートを増したい方とかにどうだろう?
また、上記銘柄の価格よりも500円ほど安い分類の為、住み分けは出来そう。
あとは、ボトルデザイン推し?
そんな感じの銘柄でしたとさ…おしまい。
種類:スコッチ・ブレンデッド
アルコール度数:40%
価格:1,480円/700mlボトル(税抜/リカマン価格)
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