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Switch 戦場のヴァルキュリア4 感想・評価

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いつもの前振り

俺「そういえばヴァルキュリア最新作の方は?」

回答「てか、4よりも1を推す風潮も如何ほどか?」

というわけで、クリアしてかな~り経ってしまったが今更記事をあげる回(?)です。

過去記事:戦場のヴァルキュリアHDリマスター版からかなり時を経て、現在での最新ナンバリング作:戦場のヴァルキュリア4の記事です。

今回のお品書き
  • ゲーム紹介(初代ヴァルキュリアとの関係)
  • 悪い点:4
  • 良い点:14
  • まとめ

ゲーム紹介:(初代ヴァルキュリアとの関係)

今作の物語の時代背景としては、第2次ヨーロッパ大戦勃発~帝国軍ガリア侵攻開始~ノーザンクロス作戦(今作の物語冒頭)帝国軍ガリア公国ブルールに侵攻(初代の物語冒頭)帝国軍ガリア侵攻軍撤退(初代の物語ラスト)○○(今作のラスト)といった時代のお話です。 

そんなわけで、今作の主人公ズはガリア公国所属…ではなく連邦軍ガリア人部隊:レンジャー部隊E小隊の物語となります。(※F小隊もチョロッと)

はて、連邦軍?

と言うと、あんまり印象がないかも知れませんが…

連邦共和国…初代で言う所のあの誘拐事件を起こした方々の国ですね…

初代をプレイした方で覚えている人がいたら悪い印象しか残っていない…帝国じゃない方の勢力ですね。

そんな過去作やってるプレイヤーからすると一抹の不安を感じる所はありますが、このシリーズ自体の推しポイントは変わらず良い物ではなかろうか?

というわけで、ヴァルキュリアシリーズと言えばコレ!

主人公の好敵手:帝国のおっさん将軍!

今作主人公:クロードを好敵手とするおっさん将軍が駆る重戦車が立ちはだかる!

今作は、やたら「運命の女(ファム・ファタール)」と呼びまくるチョイとナンパなおっさんが相手なのですが…

やはりこのゲーム、味方のお偉いさん(例:ガリアのおっさん将軍)よりも、敵国おっさん将軍の方が良識人です…

そして、このシリーズ恒例のチート様もモチロン存在します!

凶悪な敵将としてヴァルキュリアが参戦!

こうやって見ると、初代セルベリアのプロポーションが凄い…

セルベリアについては、恐怖の単騎蹂躙からの超長距離ガトリング掃射の恐ろしさが際立っていましたね…

今作ヴァルキュリア:クライマリアは絨毯爆撃と言おうか、広範囲爆撃?

更に今作、おっさん将軍とクライマリアのコラボレーションオーダーは…

「そう来たか!w」

と、大笑いしましたねw

てな感じで既に好印象ダダ洩れしてますが…恒例の悪い点から行ってみよう!

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悪い点
  1. 主人公:クロードが俗に言う普通?
  2. 主人公機操縦士:マイルズも俗に言う普通?
  3. 主人公機:ハーフェン号も俗に言う普通?
  4. なんかBGMの使い回し感が?

悪い点①:クロードが俗に言う普通?

出撃シーンについて、どちらの方がついつい腕を振ってしまうか?

それはウェルキンの方でしょう!

なんというか、クロードの方は冷静で淡々としているというか、感情が強くない。

その点でウェルキンの方は感情の爆発というか、セリフとの出撃の高揚感を見事に表現できている。

しかし、そんな出撃シーンの最後はいつものハッチをガチャン♪

その点を踏まえると、ウェルキンの方は感情を上げてから下げるというか違和感が残る…

なお、クロードの特徴とも言える「風のお告げ」も、理由はわからない超常現象スキルなのもねぇ…

その点で言えば、生物学的な意味合いで色々博識&生物狂のウェルキンの方が悪癖&天然でキャラが強い!

悪い点②:主人公機操縦士:マイルズも俗に言う普通?

主人公機操縦士についても同様に…

まあ、後輩キャラ&写真家として一見マイルズのキャラは立ちそうな気もしなくもないですが…

妹キャラ&発明家&ダルクス人&ロージーとの確執なども合わさりイサラ一強ですよね…

「クライス? 誰それ?(ヒドイ…) 」

てか、アニメ版においてはクライスではなくザガが操縦士しとるし

この辺のお話は初代HDリマスタークリア記事を確認いただければと…(※ネタバレあり)

悪い点③:主人公機:ハーフェン号も俗に言う普通?

初代のエーデルワイス号は、ガリアの英雄でもあったウェルキンの父の特殊戦車をイサラが整備して駆って出ているのに対して、今作戦車についてラズ曰く、「オンボロ戦車」にみんなの故郷の街「ハーフェン」の名前をつけただけの一般戦車

う~ん、映像はキレイになったのに戦車自体のレアリティが微塵もない…(まあしかし、逆に代替品がないとあのオーダーの説明がつかないが…)

悪い点③:なんかBGMの使い回し感が?

これはミッション中に強く感じた事ですが、BGMが初代の曲の流用が目立った感じがします。

とはいっても、BGM自体は別に悪い印象を持つ曲ではないのでそれ自体は問題なのですが、なんだか使い回し感がありましたね…

そもそも初代未プレイの方には全く影響のない話ではあるので、気にしなくても良いデメリットですけどね…

そんなこんなで大きく悪い点がない感じですが、じゃあ良い点は如何ほどか?

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良い点
  1. 後発プレイヤーにお得な価格!
  2. 戦車が使いやすくなり、新戦車タイプが登場!
  3. ミッション評価が低かったとしても、気軽にリベンジ可能!
  4. ポテンシャル発動!
  5. 最後のあがき!
  6. 敵キャラ陣営のキャラが濃い!
  7. 私も気になってました…
  8. 前作よりもさらに色濃く部隊員達の群像劇!
  9. 今回の指揮官は!?
  10. そして、あの人も参戦だ!
  11. 物語は覚悟と想いのぶつかり合い!
  12. このシリーズのMVPがまさかの!?
  13. 雪中行軍に○○戦!
  14. クリア後特典は追加ストーリーもあるぞ!

良い点①:後発プレイヤーにお得な価格!

この作品の発売は2018年なのですが、2020年には新価格版としてお得プライスでのパッケージ販売されました!

この新価格版は2,700円(税抜)で販売されていますね!

現在75時間以上プレイしてますが、フルプライス作品がこの価格までお安くなっていると…

「メッチャお得!」

もちろん、新品パッケージ価格でコレなので中古やセールなどを利用すると!?

「こいつはお得ですぜ、旦那w」

良い点②:戦車が使いやすくなり、新戦車タイプが登場!

まず、初代ヴァルキュリアでは戦車を動かすのに歩兵の2倍CPが必要だった為、燃費が悪すぎた…

エーデルワイス号を動かす+イサラ特製スモーク弾で煙幕展開→歩兵で制圧!

というパターンがほとんどでしたが、今作では歩兵と同じく1CPで動かせるように改善されおり、ガンガン戦車で戦う事ができるようになりました!

そんな戦車道にて、特に新戦車でもある装甲車(キャクタス号)の登場が画期的!

高機動の軽装甲戦車で武器は機関銃のみですが、最大のウリはキャリーシステム!

このシステム、このシリーズの主戦力である歩兵を装甲車に載せて移動することができます!

機銃やトーチカが大変多い今作において、キャクタス号の運用次第で攻略難度がグッと変わったりします!

ただし、あくまでも軽装甲戦車なので歩兵や戦車の迎撃射撃は無効化出来ますが、対戦車兵や戦車の徹甲弾、戦車地雷などにめっぽう弱いので注意!

しかし、歩兵に対して機動力と防御力を併せ持つ突撃兵の上位互換としても使用でき、土嚢にしゃがむ敵を轢いてからの機銃掃射で倒すという戦い方も可能。

まあ、なんというか…

オラールダンさん、カッケェェ!

良い点③:ミッション評価が低かったとしても、気軽にリベンジ可能!

初代ヴァルキュリアではゲームクリア後の2週目でないとクリアミッションの再プレイができなかったのですが、今作ではクリアミッション後であれば直ぐに気軽にリベンジすることができます!

あの時は装備が弱かったけど、今なら無双プレイできるじゃん!

など、リーダーシステムや直接指揮を使って戦場を駆け抜けよう!

良い点④:ポテンシャル発動!

ヴァルキュリアシリーズでは各キャラ毎にポテンシャル(個別&兵種スキル)が存在します。

初代では一部スキルでカットインが入るのですが、今作では大体のポテンシャルでカットインが入ります!

そういうの大好きだ!

(雪の女王と某腹黒王子より)

良い点⑤:最後のあがき!

物語が進むと、最後のあがきシステムが追加されます。

キャラクターのHPがなくなった時、稀にこのシステムが発動!

一時的に無敵状態で行動可能となり、最後の反撃を行えます!(ただし、行動終了後に昏睡します)

良い点⑥:敵キャラ陣営のキャラが濃い!

もうね、なんというか洗脳系マッドサイエンティストとか、華奢な体にカワイイルックス、されど凶悪な二人とか…

好きな人にはドツボにハマる、濃ゆい敵キャラがわんさか出てきます

↓知ってる人は気になって仕方ないですが…

良い点⑦:私も気になってました…

気になりますよね~!

良い点⑧:前作よりもさらに色濃く部隊員達の群像劇!

当然の如く、敵陣営だけでなく主人公クロードとその周りの面々にも脚光が当たります!

もうね、ノックダウンでしたよw

主人公ズの恋愛模様もさることながら、その他隊員もセットでシナリオ展開されていきます!

特に↑のメンツのイベントはただただ笑い転げましたw!

スコット:「イエッサー!」

ちなみに、主人公ズ&その他隊員もシナリオ or イベントクリアで固有ポテンションが開花しますので、個性的なE小隊の面々を掘り下げてみてください!

良い点⑨:今作の指揮官は!?

というわけで、このブログの常連さんはご存じの通り…

管理人はメガネすこぶる弱い!

というわけで、このシリーズと言えば女性指揮官なわけですが…

初代は冷静沈着、大人なイイ女メガネ指揮官のバーロット大尉!(イイですね!)

そして今作では、メガネ&熱血&負けん気先行のミネルバ中尉!(イイですね!)

しかも今作では、とある理由によりミネルバさんも直接戦闘に参加します!

更には敵を倒したり、オーダー発動時にはとにかく揺れます!(何が揺れるかは想像の通り…)

その他、訓練画面では激しい覇気で訓練をサポートする鬼教官もこなします!

何が言いたいか…

バーロット大尉はモチロン、ミネルバ様も最高だ!!!

良い点⑩:そして、あの人も参戦だ!

第7小隊のアイドル、イーディーちゃんが参戦!

やっぱりこの人、製作陣&プレイヤーから愛されているのね…

とはいっても、イーディー分隊のその他メンツは参戦していません。

ホーマーとヤンも参戦してほしかったなぁ…

イーディー「新聞の一面記事はいただきですわ~!」

てか声優さんも含め、各シリーズ続投してるのね…すごい人気だ

良い点⑪:物語は覚悟と想いのぶつかり合い!

この物語、後半にかけて一気にクライマックスがやってくるのですが…

いやぁ…重い選択が続きます。

まさかの緊急事態が発生するのですが、この時のクロードやミネルバの反応は見物です!

だれだよ、物語スカスカとか言ったやつ…

この作品で改めて思ったのが…

自分がその作品を通して、どう思ったが重要です!

良い点⑫:このシリーズのMVPがまさかの!?

ヴァルキュリアシリーズでのMVP、今作では衛生兵のカレンさんがまさか狙撃される!

初代でもそうでしたが、帝国は真っ先にこの方を狙撃すべきだと感じていましたが、とあるミッションで遂に狙撃されたw

なお、怪我をしただけで死亡しませんのでご安心を!(そのミッション中に一時的に衛生兵が呼べないだけ)

ちなみに今まで衛生兵を狙撃してこなかった理由が判明し、このイベントの劇中にて既に戦争の国際ルールで取り決められていた事が説明されています。

なぁ~んだ♪(納得)

てか、衛生兵狩りのエースって…

良い点⑬:雪中行軍に○○戦!

雪中行軍はした経験はありませんが、雪中キャンプなら行ったことがあります…

結構しんどいです…

雪中キャンプではテント併設で軽自動車の荷台で3人で川の字で寝ていたわけですが…

かなり酸欠のような状態で息苦しく、なおかつクソ暑かった…

人間の体温を馬鹿にはできんなぁ…

それはさておき、見るからに寒さが応える状況ですが、ましてや○○戦での雪中行軍をすることになる物語…

初代ヴァルキュリアとはまた違ったピンチを迎えることになります。

良い点⑭:クリア後特典は追加ストーリーもあるぞ!

クリア後に追加ストーリーや追加機能を解放することができます。

特にこのイベント…

大絶叫必死、こんなん笑うだろ!w

では、まとめに行ってみよう!

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まとめ:

今作のメインメンバーは同郷の同町出身者なので特に繋がりが深い間柄です。

そういう意味で初代に比べて人間模様が深く描かれていたと思います。

そして何よりも思ったのが、戦争物語として勝ち続けてからの窮地と起死回生の一手!

だがしかし…というアップダウンの激しい状況に曝される感じに好印象を受けました。

最後のクロードとミネルバの論争はその気迫と物語の展開を考えると…

凄まじさを感じますね…

さて、今作を改めて振り返る上で思ったのは…

他人の感想は、他人の感想でしかない…

と言うところですかね?

初代ヴァルキュリア記事でも少し書いてますが私、ヴァルキュリアシリーズを初プレイする上で初代HDか今作にするかですごく悩んでいました。

他の方のレビューを見ると、「物語は断然初代の方が良い!」とかなり初代を持ち上げており、今作については物語面で不評となっていました…

…果たしてそうだったのか?

実際にプレイしてシステム面の向上は感じましたし、それを差っ引いたとしても今作物語…凄く良かったぞ?

物語の展開的に確かに賛否両論でそうな内容だったとは思いますが、私的にはこういう物語で良かったのではないでしょうか?

実際にプレイして、自分が思った事・感じた事を大切にしていきたいですね…

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