哲学者ソクラテス「無知の知」
「私はその事柄について知らないことを知っている。だから、その事に気づいていないあなたよりも物事を知っている。」
無知の知の解釈を間違ってる人が多い…ちなみに私もその一人でした。
ちなみに、ソクラテス先生については下記の名著で詳しく知りました。
無知の知とは、無知の自覚こそが真理への情熱を呼び起こすのだという考えです。
つまり、「知る」への第一歩である「気づくこと」です。
また、ソクラテスは相対主義が席巻し、衆愚政治に陥っていたギリシアを変えようと扇動政治家達と問答で戦いました。
その結果、政治家から死罪を申し付けられます。
しかし、彼は逃げなかった。ソクラテスは死をもって相対主義を否定しました。
彼の弟子プラトンは無知の知から、知るための教育機関(のちの大学)の創設に尽力、そして万学の祖でもあるアリストテレスを排出し、彼が自然科学を始めてから、今日の人間の英知を築く礎となっていきました。
ソクラテスがいなければ、少なくとも哲学について人類の英知を築けなかったのではないだろうか?
「君たちはどう生きるか」でいう、歴史に名を遺す偉大な人であると思う。
ソクラテスの有名なエピソードで、
「良妻を得れば幸福になれるし、悪妻を得れば哲学者になれる」
というのがあります。
ちょうどフジテレビの番組で、日本版の「知ってるワイフ(原作韓国ドラマ)」を嫁に見させられた際にこのエピソードに再会し、折りしもその1日後に読書にて再会する。
偶然なのか、運命なのか・・・
最近恐ろしくもある・・・(ノブレスオブリージュの件も含め)
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