人生哲学・エピソード

テイカーとギバーの存在②

人生哲学・エピソード

「人の価値とはその人が得たものではなく、その人が与えたもので測られる」アインシュタイン

前回の話で人が社会生活を営む上で3種類のタイプがいることを載せましたが、

何故、最高点を出すギバーと最低点を出してしまうギバーが発生するか?についてです。

それはテイカーの存在が影響しているからです。

わかりやすく作業時間で言うなら、ギバーの作業時間をテイカーが奪うことにより、ギバーの作業時間を減らしてしまうことが要因となってきます(自己犠牲型ギバー)。

じゃあ、マッチャーへの影響はどうなの?と思う方もいますが、まずマッチャーとテイカーの関係は基本的に与えてくれなければ与えないマッチャーと、与えてもらうことしか考えないテイカーの関係になるので、マッチャーはそもそもテイカーを相手にしません。

職場においてマッチャー&ギバーの関係は職場の発展に貢献します。ギバーが与えることによりマッチャーが反応、お互いで与え合いが発生し発展していくことになります。(これはギバー&ギバーでも可。しかし、人数構成上レアなパターンか?)

その為、某会社では徹底的にテイカーの採用を排除しているとのこと。(ただし、テイカーの見極めには経験がいる)

ギバー性質を持つタイプの人は他人のことも考えて自分のことも大切にすることが大切とのこと。

ギバー性質の人に重要な事:

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テイカーを寄せ付けない。その為にはテイカーを見分ける目を養う。

ちなみに、テイカーは搾取できるギバーを嗅ぎ付けてきます。

また、特に注意がいる厄介なテイカーがいます。それは人当たりが良く、一見テイカーに見えない人です。(言い換えれば、人からもらう為に人当たりを良くしているとも言える。それが戦略なのか無意識なのかはわかりませんが・・・)

私が思うに、ギバーは人数構成のうえで人数も少なくレアなタイプであり、自分のことを顧みず何かをしてくれる人が多い。そういう意味で如何にこのタイプを大切にしていくかが人的資源の確保になるのではないのでしょうか。

もっとも、パレートの法則で組織内にギバーばかりが集まることができるのかはわかりませんが、この性質を持つ人は「ギバーは損だ!」と思うことがないよう、本人が知らないところで取り計らうのがいいかもしれません。

私の職場にもギバーだと思える人がいますが、扱いが結構ひどいです。昔からその人を称賛しているのですが、周りはそうは思わないようです。この話を聞いて「やっぱりそうか!」と思い感銘を受けましたが、やはり気づけるかどうかがカギなのでしょう。

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